12月に入りいよいよ魚が抜けて来た感のある大型河川。

抜けたといっても最盛期より少なくなったという感じで
タイミング次第ではしっかり釣れるというのが毎年の常。

この日は2時間限定の出撃。
狙いたいたいのは最後の一押しで流れが効くタイミングなので
トップスピードからだいぶ落ち着き始めた流れの頃に到着。

ただまだ思った以上に流れが効いているし
ベイトも思ったより居る感じなので
ランドラゴ90で活性の高い魚を探していくが
簡単には反応してくれず
TKLM、バロール90も投入してチェックしていくが
こちらも反応は無い感じ。

まぁこのあたりは想定内。
毎年表層で出づらくなるのはこの頃から。
一通りやって反応無いので
フルフロウ120SSPにチェンジし
一枚下のレンジに標準を絞っていく。
コラボできっちり実績を残してきたSSPという仕様は
エクリプスの定番アイテムでは初導入。
※SSPって何？という方はこちらを見てね。
実はSSPってTKLMや裂波などの各メーカーで導入されているSPモデルのベースにもなっていたりしますので
気になる方は是非探してみてください。

どちらにせよこの時期に使いやすいアイテムが増えるのは
アングラーとしても大変助かります(笑)

地形をイメージしながら
流速を考慮してピンに流していく釣り。
レンジが入るぶん
しっかり3次元で地形をイメージしていかないといけないし
流すが出来ないと圧倒的に食わせづらくなるので
やっぱり難易度は確実に上がるこの釣り。

イメージ的には着水したら一度水を掴ませてから
流れに乗せていく感じ。
なので多少でも流れがあるのがこの釣りを成立させる条件でもあります。
フローティングでも出来なくはないけど
サスペンドやスローシンキングのほうが圧倒的にやり易いです。

瀬の張りだしが変わる箇所と沖の潮目の両方を同時に狙っていく。
もう少し潮目が手前に来ればいうことなしだけど
自然が相手な以上こればかりはどうしようもない。
立ち位置を調整しながら
潮目と張りだしを丁寧に撃っていくと
張りだしの部分でバイトが出るも乗らず…
フォローでドリペンシャローを流すが
バイトは出ず…

少し歩いて場所を変えてみる。
魚の出しやすいタイミングが違う感じだけど
地形が似ている場所。
様子見で一応チェックしておくが
やはり反応無し…

また歩いて戻り最初のエリアへ。
さっきより少し手前に来た潮目。
時間もあけてあるし
先ほど反応があったフルフロウ120SSPを入れていく。
こんな事もあろうかとショートバイト対策を施した
ワンオフの湾奥スペシャルチューン仕様の投入。
SSPの良さを残しつつ
掛けにいける独自のチューニングをしています。
潮目の先でしっかり潜らせて
狙いたい目の周りをゆっくり流していく。
潮目を抜けたラインでモゾっと重くなるバイト！
一呼吸あけてしっかり合わせていく。
今度はしっかり掛かった♪
サイズはそこそこありそうだけど
あまりパワーが無い感じで
エラ洗いもそこそこに

あっさりランディング！

70前半の厚みはあるけどちょっとスリムな個体。

バイトも小さかったし
レンジも深くなってきたから
そろそろ大型河川も終焉かな。
このあとは『1バイト出ればほぼランカーな釣り』が楽しめる季節。
チャンスがあれば狙いたいね♪


【使用タックル】
ロッド：ECLIPSE・プロト94MLL
リール：13セルテート3000(ATD仕様)
ハンドル：スタジオオーシャンマーク
ライン：ヤマトヨ・ストロング8-08号
リーダー：ナイロンリーダー25lb
ルアー：
ECLIPSE・フルフロウ120SSP改(リアルマイワシ)