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今吉　孝治

鹿児島県

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がんばろうTOHOKU 東北ライジングサンプロジェクト

▼ でっかいクネクネ野郎

4日前の夜。

釣りに行き始めてから過ごす昼間の時間はとても気怠い。
目は充血し明らかに体調が万全じゃないのが分かる。
寝不足の毎日だが、それが心地いい。

先日、久々に友人と釣りをしたがまったく魚が見えなかった。
友人には見えている。
ノーフィッシュでこの日を終えたが、狭い範囲ではあるものの少し掴めた気がした。
バックラッシュや飛距離の出ない僕の釣りを見て友人からレクチャーを受けた。
そのおかげでベイトタックルの扱い方も翌日以降はマシになってきた。

その翌々日の話、4日前の夜に友人と浸かった更に下流側に入ってみた。
これから先のシーズンを迎える為に頭に刻み込んでおきたい事がある。
地形はもちろん、水の捌け口が1ヶ所ではないこの川が潮位によって変化を見せる流れの癖。
ウネリや雨による増水など複合的にそれに絡んでくるものでも変わってくるので今後も通って見極めていきたい。

久々に入るエリアは怖いもので、慎重に足を進めてはキャストを繰り返す。
あれこれ考えながら1時間くらい経過したその時、水が重く流れだし風も強く吹いた。
手探りの状況の中で一つの手掛かりが水面にくっきり浮かび上がった。
立ち位置を大きく変え、2回あったバイトを頼りにでっかいクネクネのスケアクロウ130Sに託した。
上流から流されながらターンして浮上しようとするスケアクロウ130Sをグッと抑え込むバイト。
HITしてから1分と言えば大袈裟だが、それくらいの時間で目の前にコイツが横たわった。

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食うぞ、食うぞと食わせた最高の1本でした。

ただ、リアフック1本しか掛かってないのを見た時にはもっと慎重にファイトしようと・・・
更に同じ要領で流れの中を通す。
同じ様なバイト、同じ様なサイズ、同じ様な掛かり方！？
コイツはバラしてしまいました。
慎重だったんだけどもｗ
久々のコイツに感極まったそんな夜でした。

タックルデータ
ロッド：BlackArrow76XB
リール：ダイワZ　2020SHL
ライン：ラパラ　ラピノヴァX3号
リーダー：サンライン　名前を忘れたフロロ7号
ルアー：スケアクロウ130Ｓ・K2Rサスペンド・P-ce100（80S）・マジックスイマー


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