リップで悩み中

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ハンドメイドルアーで実戦に出ているうちに、市販ルアーとの比較で明らかに劣っているなぁ、と痛感するのは飛行姿勢と飛距離。そもそも重心移動ではないから飛距離が出ない上に、飛んでいるときにやたらバタバタと不安定な軌道を描き、その結果フックが絡んで泳がなかったりすることがある。感覚的に飛行姿勢は重心とリップ形状の影響が大きいように感じており、そのうちハンドメイド流の重心移動とかに手を出すことになるのかも知れないが(既にネット上の参考情報を収集中)、まずは取り組みやすいリップの見直しから向き合うこととする。

前回のログで書いたように、リップはレジン液を市販のシリコンモールドに流し込んで製作していたが、ルアー本体とのバランスを加味して、いくつかの形状パターンを試してみた。
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一番上はモールドそのものの形状。それ以外は成形後にヤスリで削り出して長さや幅を整えている。何となく本体に沿う形状の方が無駄な抵抗を与えないのではと思い、特に幅を狭くすることに注力した。イメージは、「水を受け」「水を逃がして」「また水を受ける」の繰り返し。今までは受けることにばかり気が向いていたが、逃すことを意識してみたら結果スリムな方向になってきた。風呂テストでは以前より動きが軽くクイックになり明らかに泳ぎの改善が見られた。これで飛びも良くなるといいが。

また以前からレジンのリップ強度にはやや不安があった。フィールドで使用中に磯にぶつけてリップが折れたことがあったからだ。そのため今はポリカーボネイト板を基材にしてそれにレジンを盛る、いわばハイブリッドリップとしている。右がポリカ板で、左がポリカ板にレジンを盛ったもの。ポリカ板はハサミでも切れるほど加工がしやすくかつ粘りもあるので割れ防止に効果が期待できる。
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ルアー本体はヘッド部分をスリムに絞ったAタイプと、三角形の断面で正面に水を受けるようにしたBタイプを試し中。ヘッドとテールの上下位置も微妙に変えている。それぞれに良し悪しありつつまだどちらも未完成。
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カラーバリエーションとして新たにボラカラーにトライ。いつもおなじみのペイントレスで。こういう色柄についてもまだまだ追求したいのだけど、今はアクションを見極めることを優先しややペースダウン中。
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いよいよ秋シーズン突入!
平日製作+土曜釣行+日曜クッキングがうまく回せるといいのだけれど…。

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