GWを過ぎて5月も半ばを迎えようというところ。

天候も気温のアップダウンがあるが順調に酷暑に向かいつつあるような最高気温を
マークしている。
もはや関東以西の太平洋側では本流の回帰マスの釣果に期待するのは正直なところ
無理な気がしてならない。

4月最後に行った後に、某国営放送でサケの一生に関する映像を拝見した。
その中でも興味深かったのが、海水温の上昇による、サケの腸内細菌に関する情報。
海水温が上がると、自ずとサケ個体の体温も上がる。
結果、腸内細菌、人間でいうところの悪玉菌が活性化してサケが河川に回帰する前に
病気になる、お亡くなりになる、とかいうものだった。

近年は暖流の黒潮が蛇行してるとはいえ、表面海水温は平均して上がってるというし
降海したとしても、その後が厳しいのかもしれないし、冷水好むサケマス類にとっては
大きく成長できない環境になってしまっているのかも知れない。

そんなことを考えると、単に幼魚を放流するとかのレベルでは自然回帰してくれるサイクルには
ならないかも知れない。。。と思ってしまった。
自然のサイクルは本当に尊い。ちょっとやそっとじゃなかなか元には戻らないって、そういうことか。。。

相模川はまだ人口的に護岸固められていない場所がたくさん残っている。
自力で河辺に立てるうちに一度は「相模川櫻」に出会ってみたいものだ。

2025相模川の櫻はここで一旦終了。
気まぐれで河辺に出向くかも知れないけれども。。。