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Rod building Vol.2 『ティップに求める事』

  • ジャンル:日記/一般
長崎にもやっと秋らしい風が吹いてきました。
しかし、まだ水温は相変わらず28℃付近。

こういう時期は家でロッドビルディングに勤しむとしよう。

さて、前回から予告していた通り、ティップについてのお話。

自分がアジングにおいて、ティップに求めるもの、
それは「操作感度」。
つまり、竿先の「荷重変化」をわかりやすくしたいって事です。(アタリを感じる反響感度とは全くの別物だよ。)

自分のアジングでは、いかにリグを浮かせず、こちら側に寄せずに、ラインを張らず緩めずのテンション感で、レンジを入れながら、バイトに持ち込むという釣りが特に難しい。

リグの重み、レンジや潮の流れを感じる事、竿先が「んぬっ」っと曲がるときの抵抗感、その強弱のグラデーションでその感覚を掴むわけですが、これがディープレンジで軽いリグとなると非常にシビア。

竿でパンパンとアクション入れたら分かりやすいんだろうけど、それやるとリグ浮いちゃってレンジが入らないんだよね。

あくまでもスローに、リグを安定させて、任意のレンジに入れたい訳です。その方がバイト、フッキングの確率が高いと感じるのです。

これに必要というか、自分的にやり易いなと思うのが「チタンティップ」。

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↑写真は冴掛SMT

細く繊細で、しなやか。

適度な反発力、そして極ファストアクションにしても折れにくい。

軽いけど金属、カーボンソリッドと比べて密度があるから反響感度も殺さない。(反響感度は重視してないけどね。

竿先への微細な入力を感じて、張らず緩めずのラインテンションを維持するのが、非常に楽。

硬いカーボンソリッドだとリグが動きすぎるし、
自分が求める柔らかさのカーボンソリッドだとポキポキ折れる。しかも反発力が無さすぎて、何やっとるか全然わからんのです。

そういう理由でチタンティップを採用したい訳だが、
これにはロッドビルディングにおいて大きい障壁がある。

それは、
チタンのテーパー加工と継ぎの難易度が高い」事。

チタンティップは線径が同じだと、先に言った荷重変化のグラデーションがわかりにくい。

先は細く柔らかく、根元に向けてなだらかに太く硬く。
カーボンとの繋ぎ目も、実に繊細な加工が要求される。
なのにチタンって熱が入ると強度が下がったり、硬いので削るのに時間がかかったりと、非常に面倒臭い素材なのです。

使いたいけど、加工難易度高いなぁと思って調べていたら「MIZAR アルティメットトップ」という、素晴らしい製品をサバロにて発見。

vktr8fimxygtmdfy6dp5_374_480-55ce7d73.jpg

公式ページを見てみると、製品のモニターを募集しているではないか!

ダメで元々な感じで応募してみると、
MIZAR代表 中村剛士氏より直接のお電話を頂き、採用して頂けることに。

いやー、真面目に考えてアジングやってて良かった。

という事で次回!
モニターで頂いた、
MIZAR アルティメットトップを使って、いよいよロッド製作に取り掛かるとしよう。

それじゃあ、また。



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