モニターとして頂いたのは、5種類あるラインナップ中の、17standard､19standard、19shortの３つ。スペックから自分に合いそうなイメージのものを選択させていだだきました。

ラインナップ、詳細スペックは公式ページをどうぞ→　https://mizar1091.com/titan-tip/

テーパー加工が精密で、線径を測ってみるとピッタリ表記通り！

一円玉と比較するとこの細さ！

硬さに関しては、繋いで使ってみないと何とも言えないんだけども。

今使ってる冴掛SMTの穂先に一番近いのは、線径0.56mm〜元径1.3mmの17standardかな。

19standardは先線径0.6mm〜元径1.4mm、根元の太さの分、17standardより張りを感じる。

カーボンソリッドを使っている人にも違和感無く使える硬さかな。

19shortは先線径0.7mm〜元径1.5mm。自分の印象としては、かなり硬い。

水深20m以上のエリアを重めのリグで使うか、

元径1.5mmあるから先を削り込んで、ハイテーパーのショートティップを作っても良さそう。

印籠部の整形が一番面倒だと思うので、無垢のチタンから削り出すよりかなり楽だよね。

チタンティップ単体を触った感触では、17standardか19standardが自分の好みかなあ。

ブランクスやガイドとの兼ね合いもあるので、

実釣後のインプレは、後日記事にしますね。

あと忘れてはいけない、この印籠部の形状。

差し込み口のテーパー加工が秀逸。

差込径0.8mmから、太くなるテーパー部の距離がかなり短いので、ブランクスにそのままさすだけでコレ。（口割れ怖いんで、あんまり刺してません。）

口割れ防止の為に、ブランクスの先1cmぐらいにPEラインを巻いて補強。

印籠部はニッパーで7mmにカットしました。

ブランクスの穂先を少し100均ダイヤモンドヤスリでスリスリして差し込み…

この通り！

作業時間10分弱！

ブラボー！

マジか…簡単過ぎる！

チタンのテーパー加工って短く見積もっても数時間は要すると思うんだけど、この短時間。

チタンの性質上、若干の反りがあるので、違和感ない向きをマーキングしてエポキシで接着。

これでチタンティップの完成！

いくらなんでも楽勝すぎやしませんかね。笑

ロッドビルド素人でこれなんだから、プラモデル組み立てるくらいの工作力があれば誰でも出来るよ。

5種類のラインナップから自分の好みのティップを選んで、少しの工作だけで接合できる。

中村氏は「そんな大した事はないんだけどね」と謙遜されていたが、

この手軽さは、初心者ロッドビルダーのチタンティップに対する抵抗感を、著しく緩和できる素晴らしい商品だと思う。

気になる人は、MIZAR　オフィシャルサイトをチェックしてみてください↓

https://mizar1091.com/titan-tip/

自分はしばらく使い込んで、19deep、17deepも試してみようと思う。だって気になるんだもん。

次回は、このティップに繋ぐブランクスについてのお話をしたいと思います。

それじゃあ、また。