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対象魚

Rod building Vol.1 『アジングロッドに求める事』

  • ジャンル:日記/一般
さて、アジングロッドを作るにあたって、現段階でロッドに求める事を整理しようと思う。

① 水深10m程度でエステル0.3〜0.4号、ジグ単1g〜1.5gを使用。リグのアクションは極スローに、竿先の「荷重変化」で潮流を感じたり、中層以下のレンジをコントロールし易い事。
所謂「操作感度」重視。総重量はなるべく軽く

② 魚のアタリを取る「反響感度」や、バイトに対して素早く針を貫通させる為の所謂「掛け調子」的な性能は重要視していない

27cm〜40cmOVERのアジがターゲット。

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メインのフィールドはアベレージサイズがそこそこ大きいので、掛けた後にパワーレスな感覚を感じたくない。豆アジは完全に無視です。
細糸だから結局パワーは掛けられないんだけど、曲げた感触に不安感があると魚とのやり取りを楽しめないしね。

参考までに、アジのサイズをブラックバスに換算すると、
30cm=40up、35cm=50up、40cm=60upぐらいのイメージ。

④ 最近主流のショートロッドと比べると、ある程度の長尺かつ、プログレッシブに曲がる事。
曲がりの角が無い、スムーズなベンディング。
つまり「魚を掛けて、やりとりを楽しみ、綺麗に曲がって気持ちいい」事。

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これが最重要で、もうこれは自分の一種の「フェチズム」みたいなもの。「釣果絶対主義」も「反響感度絶対主義」も「軽量化絶対主義」も、一種のフェチズムだと思うしね。

 
上記の条件を満たすロッドを、頭の中だけで想定すると、
スローな操作感度を重視した柔らかいティップ、
ある程度のパワー感がありつつ、溜めが効くバット、それらを違和感なくスムーズに繋ぐベリー。

ジグヘッドを操作するくらいの軽負荷では極めてファストアクションで、魚を掛けて曲がり込んだ時には綺麗なレギュラーアクションになるロッド。

長尺でプログレッシブなベンディング」と「スローな操作感度」は恐らく相反する性能なので、これらの落とし所をどの辺りにするか、というのが一番の課題になるだろう。

恐らく、主流のアジングロッドより、かなりダルくて「粘い」ので、自分以外が使うとクソ竿かもしれない。特に所謂パッツン系が好みの人にはね。

でもそれでいい、せっかくのオートクチュールなんだから、自分が使って、魚を掛けて、ニヤニヤできればそれで最高ではないかって思うわけです。


さて次回は、このロッドに必須なティップについて話をしましょう。


それじゃあ、また。

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