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▼ 従兄釣り復帰♪
- ジャンル:日記/一般
40を過ぎると、自分の釣りが半ば終焉に差し掛かっていることを、心身共に感じてくる。大きいのが釣りたいとか、数を釣したいとか・・・、まあ、思ってるけど(笑)、それだけでは心底楽しめなくなってきていると言うのが本心である。
フィールドで魚と対峙しつつも、このままで良いのだろうか?我子と、そして、またその子、そして次の子も、この場所で、私のように釣りをしていけるのだろうか・・・?と言うモヤモヤが沸き起こってくる。
それは、ゴミ問題、また魚が少なくなっているということ含めた危機感と言ってもよい。
もちろん私が18年前にシーバスを始めた頃の多々良川にもゴミは沢山あった。実を言うと、最近の方がゴミ自体は少ないかもしれない。しかし、それは一般ゴミの話で、ラインやルアーのパッケージなど釣り関係のゴミはやはり増えているというのが、私の実感である。
と言うことで、我々がお世話になっている博多湾で、次世代へ奉仕する方法はないかと、誇大魚さん、佐藤さんと、3人で集まってみた。
『博多湾を考える会40+』 まあ、佐藤さんのお宅拝見とも云う。
ここでの話し合いの内容は、とにかく皆が釣りを始めて30年。シーバスを求めて20年近いということもあり、それぞれが、それぞれに思うところがあり、何とも纏まるようなものではなかった。
とりあえず、河川清掃。マナー向上。釣人が不法投棄の防止に役立てないか?。深夜徘徊するシーバスマンが、夜道を歩く子供や女性の為の『子ども110番の家』的な存在に成り得ないか?などは、何となく頷きあっていたが、最も釣りに直結した魚のこと。つまりリリースの問題に於いては、多少意見の食い違いがあった。集まった三人はすべてリリース派であったが、その考え方や定義やがまるで違っていたからである。
とにかく今回は、アイデアを出し合っただけで、ゴッチャゴチャしたままの解散となったが、一つ確認できたのは、ゴールは同じであるということだけであった。
リリースの問題。
真正面を向くと逃げたくもあり、また先々を考えると、逃げては通れない道である。
私が釣りを始めたのは小学3年生の頃であった。私の年代にありがちな『釣りキチ三平』の影響であった。
当時は、何が何だか判らず、とにかくお年玉で安いロッドとリールとスプーンを買って、穂波川(遠賀川上流)でコバルトマスを本気で狙っていた(笑)。
そんな時に塾帰りの従兄が通りかかって、ここでコバルトマスは釣れないこと。そして、この辺りでルアーで釣りたいなら、雷魚かブラックバスであることを教えてくれたのである。
そして、約30年という長くて短い従兄との釣りが始まったのである。
その後、23歳の頃に誇大魚さんに出会い、対象魚がシーバスに変わったのだった。
その間、私はずっと従兄共々リリースすることが当たり前であった。生きて魚が還えって行くところを見届けて、漸く一つの釣りが完成したような満足感を覚えるのである。つまり、それが従兄から教わった釣りに対する美学であった。
だから漁港などで、オッサンから
「おっ!それは刺身やね」
「これは唐揚サイズや~」
「煮付けばい~」
などと、釣ったそばから料理名と言われることが、すごく嫌だった。
またその後、写真を撮ってリリースするのだが、その時決まって「逃がすならくれ」と言われるのもウンザリしていた。
また某サーフなどでも、朝の散歩がてら、ご丁寧に大きなビニール袋を持参してくる人までいる。陸に引き上げ、これまた写真を撮ってリリースしようすると、「捨てるならくれ」と言われる。別に捨ててるわけではない。リリースしているのだ。
「あ~、申し訳ありませんが、私はダメなんです」
と、低姿勢でお断りしても、「嫌なヤツだな~」と思われるのなら、まだ良いのだが、大抵は「頭がオカシイ奴に声をかけてしまった~」という後悔したような顔をされる。
それが何とも切ない。いっそ、あげちゃった方が楽なんじゃないかな~とさえ思うこともあったが、それでは私の釣りは完成しない。
ちなみに私のシーバスの自己記録は91cmとなっているが、実は96cmを釣ったことがある。しかしその魚はリリースに失敗して殺してしまい私の釣りは完結しなかった。自ずとそれは、自己記録どころの話ではなく、その釣り自体が失敗となってしまうのだ。従兄と二人、そういうゲームをしてきた。魚が掛かったら、リリースのことを考えながらやり取りする。それが我々の釣りであった。
ただこれは自己満足的な美学である。これまでリリースの奇抜な方法や成功率を上げる為に頭を振り絞ることはあっても、今回(『博多湾を考える会40+』 )のようにリリース自体について考えることがなかった。
勿論、他人にもリリースをして欲しいと思う気持ちがないわけでもないが、面と向ってそれを人に薦めたりしたこともなかったのもあり、なんとも言葉で表現し難いのである。
上記したように私が釣った魚を他人から「ください」と言われることが凄く不快だし、それは越権だとも思っている。ならば釣った魚を「リリースしましょう」と言うことも、やはり越権ではないかと思ってしまうのである。
とにかくこれからどうして良いか判らない。それどころか、何から考えて行けば良いかさえも判らなくなった。
ならば、いっそ、リリース派であることを宣言する前に、他人にリリースを薦める前に、まず自分自身が釣って食べるという楽しみ方を、一度経験してみる必要があるのではないかと考えるに至った。
fimoに入るまでは、従兄と他数人、すべてリリースする人としか、釣りをしてこなかった。釣って食べるという楽しみ方をする人との付き合いもなかった。
なので、30年近く釣りをしていて、海で20年も釣りをしているのに、魚の〆方も知らないし、釣った魚を新鮮に保管する方法も知らない。そんな経験をしたこともないし、もちろん必要がなかったからであるが、我ながら偏っているな~と思う。
もし何かのヒントになるのであれば、長年続けてきたリリースも、一旦止めて、持ち帰ってみることに挑戦してみようと思う。
で、本題です。(前置き長げぇ~っ♪)
★従兄釣り復帰♪
今朝方、従兄から電話があった。
昨年の12月に竿を置き、ずっと釣り休止していた従兄が、突然釣りに行くと言いだしたのである。
まあ、従兄の釣り再開は、私にとって本望であり、やぶさかではないのだが・・・。釣った魚を持ち帰ろうと思った矢先に・・・・。勘が良いというか・・・、何と言うタイミングだろう(゚_゚i)タラー・・・.。
とにかく従兄を迎えに行って、それから釣具屋に寄った。昨年末に釣具はすべて売っ払って(約20万円になったそうだ)、従兄は何も持っていなかったので、改めてロッドからリール、そしてルアーや細々したものまで買っていた。
それを見ていて、「あ~また従兄と釣りが出来るんだ~」と、ナニゲに目頭が熱くなった。o(TヘTo) くぅ
そして車を走らせ目的地に到着したが、まったく気配がない。先日は多少ベイトらしきものも見えていたが、至って静かな海である。
だた復帰初日、何とか従兄に釣らせたかったので、狙いをアラカブに変更して、先っちょまで遠足した。
潮の関係で、短時間しか出来なかったが、それなりに釣れて、家族分のアラカブをビニールに入れて持ち帰ったのだが、帰りの車の中で、ハッキリしないが、従兄からブツブツ言われるo(-_-;*) ウゥム…
「それはゲームフィッシングじゃないよね・・・。ルアーで漁やね・・・・・・・。まあ、城善にも考えがあるちゃろうけどさっ・・・・・・・。でもね・・・・・・・・。なんか悲しいね」
- 2011年9月27日
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