出会い系  初デート

  • ジャンル:釣行記
翌日の初デートを控え、着ていく服などを選び、準備を済ませ早々に床に入るも、明日の事をイメージすると興奮してなかなか寝付けない。 




相手はどんな人なのだろうか・・・もしかしてムフフなんてこともあり?

 

 
やっぱり第一印象が肝心だから、最初の一声はなんて言おうかな・・・などと考えながら眠れぬ時を過ごした。

 
 
相手のことは数ヶ月前に、とある出逢い系サイトで知り合い、ネットを通じてやり取りをしているだけで、顔も知らなければ声も知らない。知っている事と言えば既婚者であり、この地方に住んでいることと、乗って来る車種とボディカラーしか知らない。 

 
 
以前からネットで「機会があればご一緒したいですね」との類のやり取りをしていたが、こうしたサイト内では、社交辞令的な意味が多いので、あまり本気にせず軽く受け流していたが、このお盆連休の話題になった時、互いの休みの都合が合い、トントン拍子に話しが進み今日に至った。
 
 
 

 
 
そして迎えた8/18(木)の朝

 
もしかしたら、もしかするかも知れないので、いつもより念入りに歯を磨き、モンダミンで口をゆすぎ、鏡に向って鼻の穴を押し上げ伸びている鼻毛を抜く。


 
日課であるコーヒーを飲みながら時間を掛けて読む経済新聞も、テーブルの上に折り畳んだままに、そそくさと出発準備を済ませると、家族には「釣りに行ってくる」と告げ、予定より1時間以上早く自宅を出発する。
 


 
胸の高鳴りを感じながら車を走らせること1時間、待ち合わせ場所に到着。


 
 
待ち合わせ時刻は10:30にも関わらず、9:30に到着してしまう。
 



一先ず車外に出て外の空気を吸い気持ちを落ち着かせる。
 
 
 
 


 
 
初対面・・・鬼が出るか蛇が出るか・・・このドキドキ感がたまらない。
 


いたずらに待っていても始まらないので、前日に教えてもらったメールアドレスに「おはようございます。 少し早いですが待ち合わせ場所に到着しました。 〇〇の看板のところに止まっています」とメールする。
 


暫くすると相手からは「早いですね。 あと20分くらいで到着できると思います」と返信が届く。
 
 


 
ドタキャンされずに済んだようでホッと一安心。




 
 
見通しの良い場所に止まっているが、相手がどの方向から来るのかわからない。教えてもらった車種をキョロキョロと探しながら待つものの、なかなかそれらしき車は現れない。


 
20分が異様に長く感じる。


 
もしかして相手は警戒して俺を遠巻きに見ているのかも知れない・・・そんな事を考えながら車中で時間を潰す。
 
 
 
 

 
ふとルームミラーに目をやると、教えられた車が近付いてくる。 車種もカラーも一緒だ! 間違いない!
 
 
 
 
 


 
胸の高鳴りが強くなる・・・
 

 
 
 
 
 
 
相手の車は、俺の真後ろに停めた・・・


 
 
 
 
 
 
 
 
緊張の一瞬である
 


 
 
 
 
 
 
 
 
俺が車から降りて、相手の方へ歩み始めると、相手の車のドアが開く・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
「はじめまして 黄昏流星群です
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
相手もニッコリと微笑みながら・・・
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「こちらこそ、はじめまして チクレンジャーです
 

初対面の男二人が、ぎこちない挨拶をしていると、すぐさまもう1台の車が止まり、降りてくる。
 
思っていたより若い! 「はじめまして OTTOTTOです
 


 
こうして、大河川の堤防上で初対面の男3人が出会い、初デートが始まるのであった。



あれ? 皆さん何か期待していましたか?  



Fimoって、アングラーと魚の出会い系ですよね(爆) 



チクレンジャーさん、OTTOTTOさん こんなログネタにしてしまってすみません

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