吐噶喇遠征 途中編!?

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体調不良にて宿にお世話になり、畳に布団って素晴らしい!とあらためて「日本の文化は良いなぁ~」と感じた自分です(笑

ただ、一人で眠る布団はさびしいです。添い寝してくれる人がいれば、間違いなくスグ直ったことでしょう。

次回来る際は、間違いなく「お連れ様」を用意すると誓うオイラ。

んん!まてよ・・・・そうなると、自前の巨大ペンシルでヒィーヒィー言わせるとなると、民宿では壁が薄すぎて周りに迷惑をかけるかな~?
すると、やはりテントかぁ?
となると今のテントじゃ~狭いかぁ?
ん・・・・でも、狭いほうが良いのか!?星空もあるしなぁ

そうそう!アレを忘れちゃ~行けません!

アレ付けてと言われ、忘れようものなら、ここは吐噶喇列島 諏訪之瀬島、アレの販売機はありませんので、ここに来る際は準備は完璧にお願いします。

「Island Hoppers HIKOUSEN」の島案内にもあるように
本当に何もない、最高僻地5級地の島です。
アレは売ってません(笑


などと、具合が悪いの中、アレの心配をしながら眠ります

アレの販売機は無いものの、今年から諏訪之瀬島にコインランドリーが出来たとのこと。早速、剛ちゃんにお願いしてテントにあったビショ濡れの着替えを乾燥機へと入れておいてもらいます。

朝から布団に入り、夕方までぐっすりと寝れたお陰で、日が暮れる頃には回復の兆しが見えたんですが、大事をとって今晩は大人しく過ごします。

翌朝にはすっかり回復し、キャンプ場へと向かい、そのままに置いてあったタックルの整理と準備。

丁度その日は金冠日食の日。

しかし、諏訪之瀬島の天候は曇り時々雨。

準備してあった太陽観察用のグラスも役を足さないなぁ~っとおもって片付けていると急に雲が薄れて空が明るくなった♪
村役場の人や、島の子供たちも大声で「見えるよ~早く早く!」っと大騒ぎ♪

あわててシャッターを落とすも残念ながら金冠ではなくなっていたが、後に見られることはないので良い思い出に♪



剛ちゃん達は朝から同宿のISOさんと磯へ向かうが、自分は体調のことも考え、その晩から出撃。

小さな島だけに行く場所、宿、狙いも一緒なので、すぐに打ち解け、滞在中は大体一緒に行動していた”磯さん”isonofactoryというルアーメーカーをやっていて、ほぼ毎年のように通っているベテランさんです。
190cmを超えた長身から投げられ、放たれていく磯さん自作のルアー達は信じられない程の飛距離を叩き出し、魚を掛けていました。

当日の磯は剛ちゃんがヒラ竿にPE2号タックルで挑んだが、全く喧嘩にならなかったらしい。

ガン!っと来て、ビューっと出され、どうにもならんでブッツリ!

ISOさんはカスミをゲットしたそうです


「楽しそうだなぁ~♪」そんな話を聞いて夜の港へ出撃です。

島に来て3日目。
夜は、初日入った切石港が荒れて危険なので、風裏の元浦港へ。

堤防工事中なので港にはサルベージ船が停泊し、明かりが照らされ、堤防の上はなんとなく安心。

しかし、この明かりはGTには良くないと杉田さん。
「根拠は無いけど経験上、光量が多い時はGTのヒット率は間違いなく落ちる」と言う。

ふ~んそうなんだ・・・・・

東京湾のシーバスに置き換えると灯りにベイトが寄り、明暗の境が捕食場所になって良いんじゃないのかなぁ?なんて前向きに考えキャストを繰り返す。

今回、諏訪之瀬島の堤防GTに実績があるルアー「UZUSportsFishing」からリリースされている「梅雨ブギィD7・D10/D13」3種類を購入し、郷に従ってみる。

販売店のIsland Hoppers HIKOUSENの杉田さんに、どんなイメージで誘い、喰ってくるのかを聞き、なんとなくスローに誘い続けていると突如「ガッ・・ガツガツ」という教わった通りのアタリが!

「とにかく合わせるな」っと言われていたのでロッドを送り込むようにすると「ギュ!ギュ~~~ン」と持っていった。
バットに乗った瞬間から凄い勢いで走られる。
止まれ~っと思った瞬間!ライトで照らされたリールから「バッ!」っと水煙が!と、同時に、張ったラインで曲がっていたロッドは悲しくも真直ぐに・・・・・・

ああっ!と天を仰ぐも、後の祭り(-_-;)

PE6号、リーダーはナイロン170lb。決してライトではないものの、事前に「6号じゃ全く駄目だから!問題外」と言う助言を聞かず、試した自分が悪い。

6号ぐらいじゃ止められる相手じゃないということを痛感した。

隣でキャストしていたISOさんもファイトが始まった瞬間からすぐに駆けつけてサポートしてくれたのに「本当にすみません」の言葉しか出せなかった。

「負け」の一言。

そして、自分のミスでルアーを口にくわえた魚居るって事を噛みしめ、改めてタックルを強化するが、その後は全くアタリもナシ。

「負け犬」の称号と「ポロリ企画」のうえまー社長よりアダ名をイッパイいただきました。
プッツンとか、6号ちゃん、高切れの「高ちゃん」その他多数

翌日は剛ちゃんと二人で地磯でチャレンジ!

カスミ鯵が多いということでリーフエッジをポッパーを投げると1投目にドカン!と出たが乗らず。

ラン&ガンで攻め続けるが、やはりそう簡単には出てきません。
というより、リーフの外に届いていないようです(笑

それでもリーフへと切れ込むようなスリットを見つけ、しつこく撃っているとポッパーに襲いかかる奴が居るんです。

しか~し、まったくもって勝負になりません。

サイズとかという問題じゃありません。

あっ!という間にスリットの中に入られて切られてしまいます。

そんなことを繰返し、時間の無駄だと知ります(笑

そして、なぜベイトタックルにロングリーダーかの必要性がここで分かります。

飛距離を犠牲にしてもフロロとかナイロンでの勝負は運の要素が強いってことですかね。

うえまー師匠も今回はベイトタックルのみ!しかし、スピニング持ってくれゃー良かったとも(後日談

そういえば、うえまー師匠は10kgオーバーのチワワ(イソンボ)を釣っておりました。
この島では100kg級が居るらしいので10kgではチワワですって(笑
過去では9?kgのイソンボと7?のショアからの世界記録のGTが揚がっているそうです。

そんな夢の島でチャレンジできるのも、うえまー師匠のお陰です。
年が上なので一応?敬意をはからいます。

感謝しておりますm(__)m




でも、この人は悪い人です。
「大丈夫!ウミヘビの牙は奥に有るから・・・・」と、まったく説得力のない事を言いながらウミヘビ持ってブルンブルンします。

咬まれればいいのに(笑



これはマジで怖いので注意点。

真っ暗闇の釣りで、なんか重いな~ゴミかな?と感じたらウミヘビってことは良くあるそうです。

堤防でも波が上がってくるところはウミヘビが打ち上げられてることがあります。
夜の堤防で足元に黄色いシマシマと青のシマシマのウミヘビが居てマジでビックリしました。
毒とかは分かりませんがマジで注意です。


それともう一つ。
うえまー師匠の受け売りですが、とにかく磯は滑ります。
色の黒いところはフッ素コートされた鉄板の様。

安価な磯シューズ(ピンスパイク)ではまったく話にならないのでと言うことでしたので今回導入したのは「Anglera-Design社」の「アドバンス・ウエーディングシューズ

現場であった皆さんは、ダイワのシューズが多かったのですが、ソールが張り替えられるってことで、うえまー師匠もかなり興味を持ってました。

自分自身の使用感は全く問題なく、自分の入った磯では滑る感覚はなかったです。

あっ!という間に減るとも言われてましたが、その辺も問題なかったし、少なくない??と思っていたピンも位置も、しっかり喰いついてくれて問題は無かったです。

ライフジャケットも今回シーバス用の「AD社」物を使ったんですが、あまりに大きいルアーはベストには入りませんが、じゅうぶんに用は足りました。
ウエアーはヒラ鱸と同様にウエットが良いですね!

ヒラ鱸には必要のないもので、魚とのファイトで必要なのがジンバルです。磯へ行く際は簡単に取外しできるものが良いですね。
自分は以前作った自作もので正解だったと思ってますが、なにぶん獲ってないので説得力はありません(笑




ビックリするほど潮がイってます。
昼間でも落ちた時を考え一人釣行は避けた方が良いでしょう。

携帯電話もドコモしか繋がりません。
最後の砦です。助けはそれしかありません。

流されたらアウトだと思ったほうが良いです。

間違いなく泳げる潮の早さでは無いです。

是非、工藤君に試してもらいましょう(笑


いろんな意味でもエクストリームです。
ロープは有っても信じない方が良いです。
かならず一人づつ降りましょう!
うえまー師匠がマジで落石させるので突き落とそうかと思いました(笑



何処にでもありそうな磯ですが、泳いでる魚が違います。



亀でした(笑





結果はないですが、後篇に続く!


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