【緩々なボートシーバスライフ】国連環境計画

かつて下山計画を提唱し、自らも下山。今は仮想通貨に夢中のカリスマブロガー。

降りたんだから知らん顔してればいいのに、たまに文句付けたりするもんだから、暇な時は

うっかり

見てしまったりするのですが。この時点で輩の術中に

ハマってる

わけですが（笑）。さすが、カリスマブロガー。たまにいいことが書いてるんすよ。極々稀にですけどね（笑）。

ふ～ん、と思ったのはルアーのパッケージについて触れてあったブログ。長々書いてあったけど要するに売りたいのなら

パッケージをもっと工夫しろ

ってこと。確かに、それは的を射てるな。やっぱり思わず手に取りたくなるパッケージってありますし、思わず

避けたくなる

パッケージも、またありますからね。嫌いなアングラーを開発者として前面に押し出してるパッケージとか。誰とは書かないけど（笑）

そんなことを考えていましたらね、今日の新聞に興味が惹かれる記事が載ってました。

国連環境計画って機関がプラゴミが海洋汚染に及ぼす影響について、宣言出しましてね。2015年に海洋を漂ったプラゴミは

3億ｔ

にまで達してますよ。大概にしなさいよ。対策を取らないなら罰金なりペナルティを課しなさいよ、と。

どこまで強制力がある宣言なのか。そう言えば同じ国連の人権委員会から指摘を受けたけど、

柳に風の如く、軽く流した政府が存在しましたね。随分身近に（笑）。

そういう意味では実効力については疑問符が付きますけど、何とかしなければいけないところまで来てるんでしょうね。何せ、汚染の範囲は

深海にまで

及んでるそうですから。

こういう話になりますと、やはり敬愛してやまない釣り業界の対応が気になります。最初に書いときますが、ゴミの大半は

レジ袋とペットボトル

ルアーのパッケージが一切投棄されなくなっても大勢に影響がないことぐらいは、僕も承知してますよ（笑）。

簡易包装にしても結局ビニールを使うだろうということも。ただね、言いたいのは

意識

の問題。水辺の環境が整っていて初めて成り立つ商売をしてる立場で、この話を

どう捉えるか？

ってこと。何も努力しなくて

いいんですか？

ってこと。

僕は元々簡易包装にして欲しいと思ってる人間です。その立場で色んな人の話を聞いたり、店頭に商品が並んでるのを思い浮かべると、詰まるところ

フック

の問題なのかな、と思います。簡易包装なんてメーカーさんがやる気になればすぐにでも出来ることだと思うんですよ。

ですが、ルアーコーナーに並ぶ商品が全部簡易包装になったら、商品ＰＲはメーカーさんに頑張ってもらうとして、フックがね。

中古屋さんに行くと特に感じるのですが、小さいお子さんを連れていくお父さんなんかは心配なんじゃないかな。

お子さんが商品に触ってるうちにフックが刺さってしまうんじゃないかと。気になってゆっくり見ることも出来ないんじゃないですかな。

大人だって人が商品を見てる後ろを通ろうとして、背中に商品が当たってしまうことはありますよね。

当たった商品が薄いビニール中にフック付きのルアーだったら... 。ましてや標準仕様のフックは

バーブ付き

ですからね。危なくてしょうがない（苦笑）。やっぱりフックのことをなんとかしないと簡易包装は現実的じゃない。

少し前にfimo＋にどっかのメーカーさんが、釣り場に自社のルアーパッケージが捨てられてる写真を載せて注意喚起してました。

注意喚起に啓蒙活動、大事なことだと思います。でもね、何で釣り場にパッケージが捨てるのか。買い手の立場で

考えたことがありますか？

ちなみに僕は今までパッケージを捨てたことはありません。理由は簡単。

使用前に一度開封し、フックを全部フックを付け替えるから。それは僕がボート専業者で

バーブレス原理主義者

なんで（笑）。ボートの上は簡単な準備をする環境は整ってます。それでも、ちまちまフックを交換するのは

面倒

なんです。だから買ったルアーは一度自宅で開封してフックを付け替えるからゴミは全部家で捨てる、くどいようですが

ただ、それだけ。

話を戻します。釣り場にパッケージを捨てるのは、今のルアーが開封してそのまま使える状態で販売されてるからじゃないですか？

何年か前にも同じようなことを書きましたけどね、今考えてもやっぱり結論は

同じだなあ。

フックを付けないで売ればいいんですよ。開封したら使う前にフックを付ける。

釣りを始める前にワンクッションあるだけで全然違うと思うけどな。

もたもたしてたら時合を逃すこともあるわけだから、事前に準備する人も増えるでしょうし。

釣り場でパッケージを捨ててると公言してる人に遭ったことないから、

想像

でしかありませんけど（苦笑）。開封してすぐ使えないのに、それでも釣り場に捨てる人がいるとしたら、逆に

意思

を感じますけどね。パッケージは全部釣り場に捨てるんだっていう、不遜な意志（笑）。それは、ともかく...

フックを付けず、簡易包装にして、その分価格を下げればアングラーにもメリットがある話。

フック、特にバーブ付きのフックが付いてないと売れないと業界の人は口を揃えて言いますから、確かな話なんでしょう。でも、それは

企業努力

でなんとかして下さい（笑）。まずは釣り場の環境整備、ゴミの削減を考えましょう。

釣り場が荒廃すれば、海洋汚染の結果魚の資源量が減れば、成り立たない商売なんですから。

僕はアングラーの意識に訴えかけるやり方は、さして効果がないと考えてます。

ゴミを捨てるな

なんて何十年も前から言われてることですし、捨てない人は何も言われなくても捨てないし

捨てる人は、他人が何を言おうが捨てるんですよ。そういう人に注意喚起しようが啓蒙しようが

やらないよりやった方がいい

程度の話だと思うけど...。

もうパッケージのデザインに凝る時代じゃないんですね。パッケージも含めて、いかに環境に

負荷を掛けないか

そういうことを真摯に考えなきゃいけない時代なんでしょうね。