【緩々なボートシーバスライフ】 SHIMANO　BRENIOUS　S70ML

※監修した黒田氏のブログより

買い物ベタなのが長らく自分の欠点の一つと自覚していたけれど、ここ1～2年は外さなくなった（気がする）。

先日購入したBURENIOUSも思いのほかいい感じ。どんなロッドかはBURENIOUSシリーズの廉価版BURENIOUS　BBが発売された時の監修したJBTOP50にも参戦してる黒田氏のブログ

https://kenshikuroda.com/tackleno_iroha/13412/

この中で、BBと比較した文章がすごくわかりやすい。超簡単にまとめると、チヌゲー用のスピニングロッドで、基本的には軽いルアー用。具体的には10ｇを超えるとかったるく感じるかも。

探してる最中のログにも書いたけど、用途はとして考えてたのは

①1小型ミノーや軽めのシンペンでの明暗撃ち。
②小型のトップ、TDペンシルなら7㎝クラスを使いたい時。
③スラッキング

この3点。加えてロッドの調子としてはちょっとだるい感じの曲がるロッド。こんなロッドが無いかと探してたんだけど。

最初にお試しでサニーのシゲちゃんに使わせて貰った時の印象は、パリッとしてるけどティップは曲がる

今風の味付け

今時はライトゲームと言ってもこういう感じなのかな。曲がるけど僕にはちょっと堅いかなって感じ。投げてた時も魚とやり取りした時も

（あんまり）曲がんねえな

と感じてた。間違って（笑）デカいのが掛かった時、ちゃんと獲れるかなって。

ただ、用途で挙げた②と③は操作性重視。付け加えただるい感じの調子で操作性が高いロッドなんて、あんまり現実味がない感じがしたのと、これ以上探すのは正直

面倒くさくなって（苦笑）

金額も予算内に収まったのである意味妥協の産物だったんだけど。実際に実釣に使ってみたら、前述通り

購入前に

想像してたより全然使いやすかった。

まずは①の小型のミノーをキャストした感じ。これはこんなもんかなって（笑）。特別投げやすいとは思わなかったけど、投げにくいとも...。多分慣れの問題じゃないかな。

次に②の小さいトップ。まずはここを目指して作ったんであろうと思っていた点だけど、一言で評すれば

快適

非常に動かしやすい。欲を言えばもう一声飛距離が欲しいけど、そこは自分のせい。ロッドを変えれば解決するってもんでもない。

加えて、用途には挙げなかったことだけど、軽めのジグヘッド＋ワームが非常に投げやすかった。

間口が狭く、ロッドを振るスペースを確保出来ないシチュエーションでティップだけ曲げてピュッっと投げてみると、結構入ってくれたんだよね。

往々にしてこういうストラクチャーは竿抜けになってることが多いから、ちゃんと入れば釣れることが多い。実際僕もちゃんと入れられず、結果竿抜け状態でRYUクンにパスすることが多いし（笑）。

ちなみに先日シゲちゃんの船でやってみたらティップだけ曲げてピュッ、なんて

全然出来なくて

RYUクンのボートではどうやってたんだかわからなくなったけど（苦笑）。これこそ投げ練すればどうにかなるんじゃないかと。

③のスラッキングだけはまだやってないけど、小型のトップが動かしやすいのなら、多分やりやすいんじゃないかな。

堅いと感じてたロッドの調子についても、それなりのサイズが喰ったらそれなりに曲がってた（笑）。ただこれまで使ってたベイアームに比べたら堅いから、ドラグ調整をこれまで以上にちゃんとやらないと駄目かも。

このロッドを購入して一番良かったと考えてる点は、このロッドの

守備範囲が

スト撃ちをする時にメインで使ってる

※web上から拝借

フェニーチェでやるには大変、というか僕には出来ないことだってことが一番の良い点。

先日の釣行でも改めて思い知らされたけど、スト撃ちはベイトの方が（ちゃんと扱えるなら）楽。それは間違いないし、今後もメインはフェニーチェ。それは変わらない。

だけど、ストラクチャーの奥に軽めのペンシルとか僕にはベイトじゃぶち込めないし（苦笑）、夜に10ｇ以下の、例えばブローウィン80Sとかの明暗撃ちは僕にはベイトじゃなかなかね。1投2投なら出来ないことはないけど。

そういうメインで使ってるタックルを補完してくれるって意味で、非常に良い買い物だった。なので、あくまで

僕にとっての

いい買い物であって、万人には当て嵌まらないと考えてますけどね。相変わらず、用途外使用だし（笑）。