完成した8.4フィートグラスロッド。

やっと機会に恵まれテストを行えた。

今回のテスト項目はキャスト性能と魚がかかってからの性能。

まずはキャスト性能から。

舞台は12月の荒川。

大分魚が落ち、条件を揃えないと厳しい状況。

いつもの泥地帯にウェーディング。

初めは手持ちで一番軽いシリテン53。

ロッドは振っただけでベリーまでグニグニ曲がる。

しっかりとウエイトを乗せて投げれば普通に飛ぶ。

しかし距離は普通、しかもクセが強く投げにくい。

バックラを連発してしまった。

そこからルアーウエイトを徐々に上げていき28グラムまで。

ここまでくるとクセが悪影響を及ぼし飛ばない。

バックラからのたか切れでルアーをロストしてしまった。

評価としてキャスト性能は求めるレベルに達していない。

ストレスがありすぎて使えません。

やはりカーボンのほうが投げやすいか？

続いて魚がかかってからの性能試験。

舞台は変わり、熱海の海上釣り堀、太公望さん。

ルアーはダメなので餌釣りで。

釣り堀を名乗っているので爆釣か？

と、思っていたらガチな釣り堀だった(笑)。

もてる知識をフル動員させてなんとか1本。

5キロクラスのブリ？を仕止めた。

死に餌なので食わせるのに苦労。

手を替え品を替え、ノーシンカーで底まで落とし、トゥイッチしながらの巻き上げで食わせた。

青物なのでテストには十分。

曲がりはこんな感じに。



さらに突っ込まれると、



ここまで曲がる。

しかし全く不安はなく、上手くいなしてくれていた。

グラスの粘りと追従性が発揮された結果となった。

そして上がってきたのは



翌日は腕が筋肉痛に(笑)。

総合的に判断するとなると今回は失敗作と言える。

ちょっとバランスが悪すぎた。

もう少し張りが欲しいところ。

次回作にはどう活かすか…。

考えているのは柔らかいカーボンかもう少し強いグラス。

どちらにせよ、いつになるかわからない。

資金が厳しいからなぁ(笑)。


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