Angler's Circuit 2

  • ジャンル:釣行記
「うわぁ…┐('〜`;)┌笑」

次のポイントへと向かう最中、メール受信に気付く。FBに「また釣り始めた」とアップしたログに、私の釣り魂に火をつけた張本人からのコメント…
まっ、いいけどね。おかげでまた楽しい時間つくれそうだし。



こちらも通い慣れたポイント。思い入れは深く、某プロアングラーさんをガイドして…

ホゲさせてしまった場所…

そんな記憶を辿りながら水面を観察する。流石に人気ポイントだけに先行者あり。あちこちからキャスト音が聞こえてくる。ポイントとしては大場所なので、十分な間隔をあけて一投目。

ここは地形の変化はないようだ。

流れが通る場所。
当たる場所。
ヨレる場所。

ここと思うラインを流してみるが反応なし。潮も止まってしまい、鏡のような水面に。キャストをやめ、観察タイム。

目に見えるベイトは確認出来ないが、深いレンジにはおそらく…
ただ、今の手持ちのルアーの駒は少ない。潮が動くまで待とうと思ったが、他も見ておきたかったので、このポイントを後にする。



次に向かったのは、とある小場所。
正直この場所でアングラーさんに会うことは滅多にない。車を停めてポイントへ向かうと…

入れなくなってる…

空き地だった場所には建物が建っていた。他にルートはなく、諦めて帰ることに。

二年来ない間に結構変わっていくものだなと、しみじみ感じながら次のポイントへ。


思いおこせば、初めてシーバスと出会った頃はいまほど雑誌などもなく、インターネットで検索しながら地図を片手に試行錯誤しながら魚とのコンタクトを得る。
私のこの釣りの醍醐味だった。

それがいつしか情報に頼り、見えない何かに対抗する釣りをやっていた。

情報を活用することは、決して悪いことではないし、むしろ限られた時間の中で結果を得る為の当然であり必然の方法である。

ただ、私にとってはあの頃の「楽しさ」が忘れられないし、魚を釣るだけが自分がこの釣りに求めている全てではない。


こうしてウロウロと魚探ししている自分がそこにはあった。


unlimited angler's style

「楽しむ」こと、これに尽きるのかな…


6raxyrtvpvhk4kx6acbw_920_920-65afb586.jpg


翌朝、いつもより少し早起きして通勤路にある海を眺める。そこにはあの頃と変わらない朝日が昇り始めていた…

ーーENDーー

コメントを見る