【オーストラリアで釣り道楽】マーレーコッド For The Beast-6

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▼ マーレーコッド For The Beast-6

ジャンル:釣行記
(マーレーコッド)

今遠征一匹目を手にした喜びを少しづつ消化して、

達成感と開放感に酔いしれた。

昼飯を食べながら写真を見る、

Akiさんが頑張ってくれたおかげで満足の絵が撮れていた。

もう今年3回目だけれど、普段の釣りでは味わえない嬉しさがあった。

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昼は休んで午後からまた出撃。

昨日の夕方捕食音がしていた付近を投げてみる。

いつどこからあの巨体が飛び出してくるのか・・・

そうドキドキしながら投げるも、湖は静かだった。

美しい夕焼けに心が震え、期待感がさらに高まる。

風がほとんどない夕マズメ、トップで釣るには最高のコンディションだ。

投げども投げども、無反応の世界に打ちのめされつつも、

大きなサーフェスルアーをドボン、ドボンと投げ続けた。

日が沈むと、一気に冷たい空気が辺りを包む。

光が少しずつなくなり、星がキラキラと輝きだした頃だった。

ドボン!!

うぉっ出た!!　

力強くアワセを入れるとグンッと重みとパワーを感じ　

ノッタ!!　と叫んだ。

ティンバーの方向へ走られないように、ロッドパワーをフルに使い、

大きなノブを握りしめ巻けるだけ巻く。

ドラグが少しだけ鳴り、今朝のマーレーコッドよりもパワーを感じた。

デカイかもしれない・・・

期待が膨らみAkiさんにネットをお願いした。

ヘッドライトを点け、ネットインした魚は思ったよりも小さかった。

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それでも、マーレーコッドのドドン!とした風格は十分にあった。

ランディングされると、おとなしくなるマーレーコッドは写真が撮りやすい。

ズッシリと重い巨体を持ち上げ写真を撮り、

またまたいい写真を撮ってもらった。

ボガで口を掴みつつ水中で回復させていると、

あまりにパワフルな首振りに手首が持って行かれそうになった。

そいつをリリースしたら、もう僕は満ち足りていた。

竿を置き、ポイントをゆっくりと流し、Akiさんにも来たらいいなぁ～・・・

そう思いつつ気持ちよく星空を眺めていた。

指先がジンジンと来るほど寒くなって来たころ、僕らは竿をたたんだ。

大きな雷雲群がそこら中でピカピカと始めた。

湿った空気と大雨の気配を感じ、さっさと切り上げた。

ちょうどボートを引きあげると、案の定大雨が降りだした。

いつもビールは飲まないけれど、その夜のビールは格別だった。

つづく

Rod: iD For The Beast767(test)

Reel: コンクエスト300

Reel Handle: Studio Coｍposite

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