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▼ バラマンディ シンドローム-②
- ジャンル:釣行記
- (バラマンディ)
「The Only Place in the World」!?
ドライブ中に何度か大雨に見舞われ、脳内劇場でも盛り上がりに欠けちょっぴり鬱な気分で湖に到着。湿ったグラウンドにペグを刺し、キャラバンパークでテントを張り、レセプションで情報収集をする。オバちゃん情報によると、だいたい20艇ボートが出て釣ってくるのはその4、5艇らしい。そしてなぜか小声であそこのキャビンにいる3人組は5日間釣ってノーフィッシュなんだよ、と教えてくれた。まぁ釣れない難民がいるのはいつものことだが・・・
湖にボートを下ろして、水温を見ると驚愕の23℃。やはり降り続いている雨と曇りの影響で水温はかなり低い。去年の今時期と比べると7℃も低く異常気象というのがしっくり来る。小雨が降り、ボートの移動時や風が吹くと初夏なのにアウターを着ていても震えが来てしまうほどの寒さ。
冬、春の定番ポイントの藻が生い茂るシャローに着く、水温は少し高くて24℃。曇っていてウィードエッジが見え辛く攻め難い。エレキで静かにアプローチし、ウィードエッジを攻めていく。水深は1~2m、金魚藻がだいたい水面の30~50cm付近まで生い茂っている。静かにアプローチして、ルアーを通したラインでも活性0のバラマンディ達がのシャローで寝ているようで、水面を盛り上げ逃げていくだけだった。
テイリング(TAILING) という言葉を聞いた事があるだろうか?
シャローフラット、テイリング・・・ソルトのフライフィッシングをやる人ならこの言葉だけでソワソワしてしまうと思う。主にビーチやサンドバーが潮の上下により膝下~1m以下の水深でカバーされそこへ現れるゴールデントレバリーやパーミット、レッドフィッシュなどが砂に隠れているヤビーやカニ等のベイトをサーチング、捕食する際に頭を下に斜めになりテイル(尾鰭)が水面上に現れる事である。それを息を殺してソッとシトメル、最高にエキサイトな釣りの一種だと思う。
勘の良い人ならもうお気づきかもしれないが、今回そのテイリングに出くわした。メーターを超えるバラマンディのテイリング・・・想像できるだろうか?まぁ正直に暴露してしまうと、過去何度かは遭遇していたけどブログ上では秘密にしてきた。それはいままでテイリングを狙って釣り上げた事がなく、僕が釣り上げるまではあまり人に漏らしたくなかったから。
手前6mほどに発見したユラユラと艶かしく僕を誘う巨大な尾鰭。ボートは風に押されて少しずつ近づいている。エレキを使えば水流でスプークさせてしまう恐れがあるため、そのまま流される。焦る気持ちを抑え、ゆっくりとBMContinental120Fを動かす。頭上を通すが無反応、距離はもう4m近い、それでもバラは藻の中で何かを夢中に吸い込んでいる。今度はもう少し頭の前方にキャストし、軽いトゥイッチを入れサスペンドさせるアクションを一層スローに行うと、テイリングは沈んだ。スプークしたかと思った瞬間、 ボッ! という水中からの重く鈍い音と共にラインが横に走り、凄まじい衝撃が手に伝わった・・・
つづく
1mを超えるバラマンディが悠々と泳ぎ、尾鰭を出してテイリングする場所は世界中を探してもLakeAwoongaだけなのかもしれない。バラマンディのテイリング・・・Mmm~ECSTASY!!
注:テイリングはいつもある訳ではないので、あしからず。
この写真はテイリングがあったポイントとは無関係です。
追記: バラマンディのテイリングは汽水域、マングローブの浅瀬などでもあります。ここで僕が言いたかったのはメータークラスがのんびりとテイリングすのは、Awoongaくらいだと思うという事です。あくまで僕の経験といままで得た情報内でのことです。誤解の生じる文章を書いてしまい、申し訳ありませんでした。あと、アカメもテイリングするという情報も頂きました。いつか僕も挑戦してみたい魚です。
- 2010年12月9日
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