プロフィール

佐川洋介

東京都

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/7 >>

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

検索

:

タグ

タグは未登録です。

ジャンル

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:47
  • 昨日のアクセス:35
  • 総アクセス数:1152705

QRコード

夏休み~後編~

  • ジャンル:日記/一般
夏休み後半は自分のオヤジの田舎、栃木県黒羽へ

お墓参りをかねて家族で旅行へ行ってきました!



旅館の目の前に川魚料理のお店があり、

とりあえず挨拶代わりにアユの塩焼きを五本ぺロリ♪

炭火で香ばしく焼かれたアユ・・・・・・・・・旨し!

天然アユの遡上量の多い事でも有名な那珂川が流れる

この町は「観光簗」があちこちにあり、

子供達が水遊びをするにはもってこいの場所




こんな感じでアユが流れてきます♪

子供達が遊び疲れて眠る中、

今度はお父さんが遊ぶ時間。

まだ夜が明けきらぬうちに起きて

お目当ての場所を目指す。

深い霧の中、山道を走る事数十分。



入渓場所に到着。

自分が子供の頃、お盆休みに来るたびに

ヤマメ釣りをした川へ。

自分が子供の頃はすぐバケツ一杯ヤマメが釣れた川。

今では上流にゴルフ場が出来てしまい、

山の木々を伐採したため、

水は枯れる寸前。

そこへ追い討ちをかけるように両面(場所によっては三面)護岸。

「決壊の危険があるため」という理由だそうだが、

地元の方いわく

「何百年も決壊なんてしたことねえんだから、こんな工事

必要なかったんだ。」と。

かつて僕を夢中にさせてくれたヤマメ達に会えるか・・・

昨年来た時は一匹のみ。

今年はもう居ないかも知れない。

そんな不安の中、仕掛けを結ぶ。

エサは子供と川遊びしながら捕まえておいた川虫。

川幅一メートルもないような場所。

石裏の白泡の中、ボサの際等、

この水量でもヤマメが生きてゆける場所を

丁寧に流す。

時々掛かるのはアブラハヤ。

こいつを釣っては逃がしを繰り返す事一時間。

別の小さい沢が合流するポイントに着く。

仕掛けを振り込み、馴染んだ瞬間

目印が勢い良く横へ走る。

とっさに立てた竿が絞り込まれ、

先ほどまでのアブラハヤとは別物の引きをみせて

上がったのは



この小川の規模から考えれば立派なヤマメ。

住む場所をメチャクチャにされても

上流から農薬を流されても

健気に、立派に生きる姿。


毎年、「もう会えないかも・・・」という不安に押しつぶされそうに

なりながらも、いつも僕を迎えてくれるヤマメに感謝して

元の流れに帰す。

その後もう一匹



今度はパーマークも鮮やかな小さいヤマメ。

ちゃんと世代交代出来てるのか、サイズの違うヤマメに

嬉しさがこみ上げる。



そしてこんな珍客も!

農薬の影響か、一時は居なくなったって言われていたカジカ!

もう充分。

竿をたたむことに。

翌日東京に帰り、地元の釣り仲間こーへいと電話してて

無性にシーバスが釣りたくなり、近所の運河へ。



東京湾も僕が知らない、ずーっと昔は

もっと豊かな海だったんだろう。

埋め立てた場所を干潟に戻す事は出来ないけど、

せめて今残された自然が

ずーっと残るといいな。




コメントを見る