憧れのロッドが手元に

憧れのタックル入手噺、第二弾ロッド編をお送りします。

今から30数年前にルアーボーイ世代だった自分には、チームダイワは特別な存在でした。
最寄りの釣具店がダイワの特約店でしたから、当時はダイワのカタログを擦り切れるくらい見ていました。
とはいえ頑張って入手できたのはファントム下位機種のロッドが精一杯でしたけどね。
黒グリップのチームダイワすら手の届かない存在でしたから、コルクグリップのTDトーナメントは完全に雲の上の存在でした。もはやマボロシ。

当時はまだコンバットスティックもデストロイヤーもデビューする前のことですから、定価4万円を超えるロッドは数少ない存在。リアルハイエンドロッド。

中古市場は拡大したものの、30年以上前のロッドですから、このロッドに出会えたのは本当に奇跡だと思っています。

チームダイワトーナメント
TD-T 602-1FS·G

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チームダイワのロッドといえば、ラリーニクソンやリッククラン、デニーブラウワー等の当時のUSトッププロ達のプロデュースによるルアーごとに細分化されたバスロッドの先駆けですが、このロッドは特にそういうモデルではなく、トーナメントロッドはワンピースが当たり前の中で、何故か2ピースという不思議なモデル。

当時ワンピースロッドへの憧れ全開だったルアーボーイには「なんで?!」って設定だし、恐らく当時あまり売れなかったんじゃないのかなと思いますが、今となっては凄く魅力的です。とにかく存在を知ってから欲しくて仕方なかったのです。
まさか、ふらっと入ったベリーで出会うとは(笑)

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ご覧の通り、めちゃくちゃ保存状態が良いです。
使用感は少しあるけど、コルクもガイドラッピングもコンディション良好。おまけにロッドクロスもハードケースも付いてました↓歓喜ですよ!

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ブランクは元径7.8mmとかなり細く、ファーストテーパーの記載ですが、実際にはレギュラーって感じだし、当時の高弾性カーボンも、今ではとってもマイルドな感じだから、トラウトロッドみたいです。

今ではすっかりバス釣りは縁遠い存在だけど、当時のバスタックルは相変わらず憧れの存在です。今回このロッドに出会えたのは本当に嬉しかったです。
ベイトロッドも欲しくなったのは内緒ですよ(笑)

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