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▼ CNCで作る自作スピンテール
- ジャンル:日記/一般
- (自作ルアー)
CNCを使ったルアー作りをしている私ですが、2017年に入ってからアルミから削り出した金型を使ってのルアー作りもやっておりました。
その1本でスピンテールをブレードまで含めて自作しました。

まず毎度のFusion360で3DCADモデリング。
スピンテールの中ではお尻が細くなっているタイプです。
これには理由があり、後述します。

アルミブロックから金型を削り出し。

アイはこんな治具を作ってペンチを使って曲げ加工。
最初に柔らかいアルミ線を使って、長さなどを算出してやると楽です。

作ったアイを金型にセット。
金型に空いてる穴はズレ防止&クランプ用のネジ穴です。

熱して溶かした鉛を流し込んで鋳造。

本体のみで20.35gくらい。

大きい版も作っておりまして、こちらは35.25gくらい。
スピンテールに関しては、このブレードを作るまで、ブレードが回転するとその抵抗で本体側は動かないし、なんでも良いだろう。と思っておりました。
しかし色々試した範囲での結論から言うと、ブレードの素材(重さ)や大きさ、形状などによって、本体側がウォブリングしたりします。
結構可能性がありそうな話なんですが、個人でココを突き詰めるのはちょっと難しいので、そのうちどこかのメーカーが面白いスピンテールを作ってくれるのではないかと淡い期待。

で、自作ブレード。
うちにはハンドプレス機すらないので、せいぜいバイスで噛んでどうこう出来るレベルまでしか作れません。
なので、厚かったり硬かったりする素材は難しい。
それらを考慮してFusion360でなんちゃってプレス用金型をモデリング。

削り出してみました。
サンプルで0.3mm厚アルミも。

金型にセットして~

バイスで噛む。

金型にそって曲げ加工出来ました。
なおこのアルミでは軽いため、ブレードが回転しません。
セッティングによってはスピンテール本体がウォブリングします。

なわけで、比重が高い銅や真鍮から削り出します。
同じ形状、同じ厚みでも、銅や真鍮では回転します。
ちょっとセッティングを変えるだけで、色々な変化が出るので面白いですが、奥が深すぎてこれ以上は無理ー。

次にブレードを繋げる部分です。
ブレード本体にスイベルで直接付けるのも良いんですが、出来ればアシストフックを付けたいですよね。
そこで片方がストレート形状のサルカンを使って、ブレードを付けられるフックを自作します。

いい感じの長さにカットして、折り曲げてフックに添わせます。

仮止めとしてPEラインを巻きます。
瞬間接着剤などでもOKです。

熱圧縮チューブを差し込んで、火で炙って圧縮。
以前までは回転重視でベアリングサルカンを使っていましたが、作るのが面倒で…。
これだと特殊な技能も必要なく、サクッと作れて楽です。

さて、スピンテール本体のお尻が細くなっている理由ですが、このフック付きブレードにしてしまうと、こんな感じで絡まる事がすごく多くなってしまいますよね。

そこで先程作ったフックに適当な長さにカットしたシリコンチューブをかぶせます。
私が使用しているシリコンチューブはMonotaROのですが、ちょっと太いのが難点。
もっと薄い方が良いかもー。

そのシリコンチューブをスピンテールのお尻にグイグイと押し込みます。
これでブレード側のフックがある程度固定されるので、フロントフックに絡むことは絶対ありません。
熱圧縮チューブでも出来ますし、フロントフックがボディやスナップに絡む場合なんかも、フロントフックのスプリットリングに熱圧縮チューブを入れてある程度固定させれば絡まなくなります。

この自作スピンテールは市販されているスピンテールと比べ、巻き抵抗をものすごく低く抑えているのが特徴です。
そのため、比較的早巻き用。
レンジキープなどは考えてなく、シャローをスルスル巻けます。
市販スピンテールは波動が大きく巻き抵抗がきついのが気になっていたので、個人的にはとても扱いやすいです。
なお本体部分への塗装ですが、鉛は他の物質がくっつきづらい特徴があり、塗装もめちゃくちゃ乗りづらいです。
なので塗装は諦め!
市販メタルジグもすぐにフィルム塗装が剥げちゃいますしね。
その1本でスピンテールをブレードまで含めて自作しました。

まず毎度のFusion360で3DCADモデリング。
スピンテールの中ではお尻が細くなっているタイプです。
これには理由があり、後述します。

アルミブロックから金型を削り出し。

アイはこんな治具を作ってペンチを使って曲げ加工。
最初に柔らかいアルミ線を使って、長さなどを算出してやると楽です。

作ったアイを金型にセット。
金型に空いてる穴はズレ防止&クランプ用のネジ穴です。

熱して溶かした鉛を流し込んで鋳造。

本体のみで20.35gくらい。

大きい版も作っておりまして、こちらは35.25gくらい。
スピンテールに関しては、このブレードを作るまで、ブレードが回転するとその抵抗で本体側は動かないし、なんでも良いだろう。と思っておりました。
しかし色々試した範囲での結論から言うと、ブレードの素材(重さ)や大きさ、形状などによって、本体側がウォブリングしたりします。
結構可能性がありそうな話なんですが、個人でココを突き詰めるのはちょっと難しいので、そのうちどこかのメーカーが面白いスピンテールを作ってくれるのではないかと淡い期待。

で、自作ブレード。
うちにはハンドプレス機すらないので、せいぜいバイスで噛んでどうこう出来るレベルまでしか作れません。
なので、厚かったり硬かったりする素材は難しい。
それらを考慮してFusion360でなんちゃってプレス用金型をモデリング。

削り出してみました。
サンプルで0.3mm厚アルミも。

金型にセットして~

バイスで噛む。

金型にそって曲げ加工出来ました。
なおこのアルミでは軽いため、ブレードが回転しません。
セッティングによってはスピンテール本体がウォブリングします。

なわけで、比重が高い銅や真鍮から削り出します。
同じ形状、同じ厚みでも、銅や真鍮では回転します。
ちょっとセッティングを変えるだけで、色々な変化が出るので面白いですが、奥が深すぎてこれ以上は無理ー。

次にブレードを繋げる部分です。
ブレード本体にスイベルで直接付けるのも良いんですが、出来ればアシストフックを付けたいですよね。
そこで片方がストレート形状のサルカンを使って、ブレードを付けられるフックを自作します。

いい感じの長さにカットして、折り曲げてフックに添わせます。

仮止めとしてPEラインを巻きます。
瞬間接着剤などでもOKです。

熱圧縮チューブを差し込んで、火で炙って圧縮。
以前までは回転重視でベアリングサルカンを使っていましたが、作るのが面倒で…。
これだと特殊な技能も必要なく、サクッと作れて楽です。

さて、スピンテール本体のお尻が細くなっている理由ですが、このフック付きブレードにしてしまうと、こんな感じで絡まる事がすごく多くなってしまいますよね。

そこで先程作ったフックに適当な長さにカットしたシリコンチューブをかぶせます。
私が使用しているシリコンチューブはMonotaROのですが、ちょっと太いのが難点。
もっと薄い方が良いかもー。

そのシリコンチューブをスピンテールのお尻にグイグイと押し込みます。
これでブレード側のフックがある程度固定されるので、フロントフックに絡むことは絶対ありません。
熱圧縮チューブでも出来ますし、フロントフックがボディやスナップに絡む場合なんかも、フロントフックのスプリットリングに熱圧縮チューブを入れてある程度固定させれば絡まなくなります。

この自作スピンテールは市販されているスピンテールと比べ、巻き抵抗をものすごく低く抑えているのが特徴です。
そのため、比較的早巻き用。
レンジキープなどは考えてなく、シャローをスルスル巻けます。
市販スピンテールは波動が大きく巻き抵抗がきついのが気になっていたので、個人的にはとても扱いやすいです。
なお本体部分への塗装ですが、鉛は他の物質がくっつきづらい特徴があり、塗装もめちゃくちゃ乗りづらいです。
なので塗装は諦め!
市販メタルジグもすぐにフィルム塗装が剥げちゃいますしね。
- 2018年9月20日
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