秋のシーバスバトル〜昨日の友は今日の敵〜

  • ジャンル:日記/一般
何から話そう…書くのがとても気が重い…くそっ

ポイント保護と参加者保護の観点から画像少なめで本文の長さはいつも通りです

ご了承くだせー






今年は秋の恩恵が受けにくい河川でのシーバスゲーム



例年ならもう鮎が落ちてそれを狙ったブリンブリンのキングコングが狙えるはずなのに落ち鮎の姿は見えず


落ち鮎を狙う鳥も落ち鮎についたシーバスを狙うアングラーも定番ポイントでは確認できず



「シーバスおりません」
「おるかもしれんけど食わせれてないんかな?」
「たまにボイルはあるんやけど」
「このポイントなら絶対におるはずなんですけど」




「じゃあ何人かに声かけて端から端まで叩いてみますか!」




そんな事から始まった「秋の激渋リバーシーバス大会」という名の調査員招集


これが悪夢のはじまりでした。





とりあえず4〜6人ぐらい集まったらええなーと思ったらすぐに9人集まってくれたのでルールを考えます


途中ブルーブルーの某テスターから運次第で死亡確定とかいう気の触れたような提案がありましたがなんとかスルーして実力勝負なルールが決定





ルール
11/9 22:15〜
XXXX集合

参加費500円、またはまだ使えるクソルアー

集合後もっちーさんの地形説明

22:30釣りスタート

終了は0:30までの2時間勝負

ルアーの持ち込み数は5個
最大10個まで持ち込めるけど一個増やす毎に-2cmのペナルティ

リードしてる人はポイントを譲る←これ大事


釣れた総寸での勝負





みんなが何個ルアーを持ってくるかどんなルアーを選ぶか考えるだけでワクワク


僕はルールを決めた時点から迷わず10個持っていくって決めてたんですけど10個に絞るだけで20回ぐらいルアー入れ替えました

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よし、これで行く!って決めてから更に5回ぐらい変更して、そろそろ家を出ようかと外に出て風が強いのを知ってまたルアー入れ替え


メインで使うつもりだったM128を外してショアラインシャイナー バーティスを入れて完成

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誰のかは伏せますが参加者のルアーセレクトでごぜーます

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会場に到着するとすでに何人か居たので挨拶しつつ簡単な用意だけはしておこうとトランク開いてウエーダーを履いて後部座席のルアーを取りに回ろうとすると足を滑らせました





勘のいい方ならわかりますね?

あの独特の滑り具合

予感というより直感





「あかーーーーーーん、誰かここ照らしてー!ここ!ここ!!!」






馬糞みたいなうんこありました




おい脱糞系アングラー、よく聞け

このぐらいの時期から釣りしよったら腹痛に襲われるんはよくわかる

脱糞は責めん!

けどな?

なんでお前駐車場の真ん中で脱糞した?

なんでなん?

草むらでしたらケツに草が刺さるんはわかるよ

けど人が間違えて踏まん場所にトイレットサークルを作ってやるんが人としてのマナーとかモラルだろ?

ほんな余裕が無かったとしてももうちょい端でできんかったか?




多分帰る時に車の前輪でも踏んだと思う。





まぁウッキウキの大会開始前なんで
「あいたー運ついてしもたわ」
とかほざきつつテキパキ用意して参加者から集まるクソルアーを確認してました




参加費が500円またはまだまだ使える個人的クソルアーだったんですけど500円玉握りしめてくるような人が1人もおらんかったんが最高に嬉しかったです



個人的に気にいらんかったけどまだまだ使えるルアーから好きやけど塗装が剥がれすぎて出番の減ったルアーを集めるつもりが…徳島の県民性は見栄っ張りなんですかね?めっちゃいいルアーばかりが集まりました







で、適当なタイミングで大会ルールというには適当すぎるルール説明を済ませて22:30によーいドン!



最初は早歩き

ライバル同士誰かが走ったら全員走る雰囲気の中競歩的な感じでバタバタと散っていきます





別のコースに2名走り込んで行きますが僕とは狙いのポイントが違うので同じコースのライバルが駆け出さないか確認しながら見送りつつ早歩き




が、入水した時に聞こえてくる周りから聞こえてくる音が明らかに普段のザバーザバーって音じゃなくてジャバッジャバッて音



気持ちは焦りますが僕は早い段階で浅くて渡れるコースを見つけてから流れに乗りつつ斜めに入水したので気持ちに余裕を持ちながら水を…






ザッザッザッザッ






「えっ?」





このライバル同士が牽制し合う中で歩きにくい砂利の上を走ってる悪者がいます



コースは明らかに僕の狙ってるコース

しかも相手は上流の渡りにくい場所から瀬に上がり遠回りして気配を消しつつこちらが動き辛い水の中にいるタイミングで追い抜きをかけてきました…こんな卑劣な真似するん誰やっ⁉︎




普通に進めば僕がダントツ1位だったのに恥も外見もなく砂利を猛ダッシュ



「待てこらあああああああ、誰なー!走んりょん誰なあああああああああ」

と声をかけますが全く聞こえてない





いや違います

絶対に聞こえてないフリです!




その後ろを追いかける形でもう1人参加者がいたので聞いてみました

僕「今走ってったの誰ですか⁉︎」


「もっちーさんです」









僕「もっちいさぁぁああああん待てえええええい!!!」




水辺だけ身体能力が跳ね上がる私は全速力で追いかけてなんとかポイント到着前に追いつく事ができました



この時にどんな会話になるかはわかると思いますがお互い半笑いで、やはり来ましたか!とか走るんはズルいですよ!とか雰囲気悪くないですね!とかをゼーゼー言いながらニヤニヤしてます






もちろんお互い歩きながらキャストしながらです(笑)





緩いですが流れも有り、ベイトもチラホラ、そのままお互いの引き出しを出しつくりますが僕が1匹ボラを釣っただけ


ちゃんと口にフックが口に入ってたのが憎らしい…






大会のタイムリミットが半分以上経過し余裕のなくなってきた辺りで

雰囲気は悪くないのにねー
いつ出てもおかしくないですねー
もうちょっと潮位落ちたらチャンスありそうですねー






釣れない時の定番の会話をしてると遠くの方から

「よっしゃああああああ☆♪¥#@$¥#☆>○〆+わぁ」

となにやら雄叫びのような声が聞こえました






声の主はちゃまくん

場所はおそらく僕が第2候補にしてた辺り




内容はハッキリとは聞こえませんでしたが僕ともっちーさんの耳には

「魚ここにいるよー♪」

こういう風に聞こえました





もっちーさんの方をチラッと見て

僕「…行きますか」

もっちーさん「行きますか」






残り時間は30分弱


口を使ってくれる魚のいる場所に向けて進軍開始です





ポイントに近づくとちゃまくんがブツ持ちの撮影中でした





家でLINEしてる時は冷静でも魚をキャッチしてしまうと思考力が落ちてしまうようです



僕ともっちーさん「おー釣れとるなーヒットルアーは何だったー?」

大会ファーストフィッシュを見学に来たような雰囲気を出しつつお互いちゃまくんの方は一切見ずに潮目を確認してちゃまくんの横を通りすぎた瞬間から流れのヨレに向かってフルキャスト



M148を2投して水噛みが悪いし最高のコースを流しても食わないのでルアーチェンジ



ルアー選定の時に最後に入れた本日のエースに交換



余裕たっぷりのちゃまくんが後ろから

「神崎さんの立ち位置が1番いいですねー」

と声をかけてくれますが残り時間は20分




余裕は無く無駄打ちの許されない状況なのでおんなエールに対して

(あたぼうよ)

と心の中で思いつつさっきM148で反応の無かったコースにリベンジ




流す釣りではなく魚がおったら口使うようにロッドワークとアクションを入れまくってヒット





もっちーさんから若干のランディング妨害を受けながら豆みたいなサイズをキャッチ



残り時間17分…さっさとリリースして次を狙いたいのにカメラを向けると魚が暴れる(涙)





普通釣果写真撮る時は頭が左ですがそんな余裕もなく反対向きで撮影してササっとリリースして…後ろを振り向くと俺の席なかった





元々ちゃまくんの釣りしてた場所に入った僕ともっちーさん




ちゃまくんが戦線復帰




僕とちゃまくんは1匹ずつでイーブン

もっちーさんはノーキャッチ



つまり僕が釣りするには2人に邪魔にならない範囲に避けなければいけない




焦りながら上流側に移動してダウンで流しつつラインが絡まない範囲で流れのヨレや潮目を狙います




バイトは出る!

けど乗らない…



魚のいる位置に対して無理矢理すぎるコースでの狙い方なのでバーティスでヒットに持ち込むのは至難の技




その直後にもう1発バイトを貰うもののショートバイトで掛かる気配無し



当たり前な結果…このままではヒットに持ち込める気がしなかったのでもっと水噛みのいいルアーに交換をと思ったところで時間終了






ちゃまくんの魚58cm
僕の魚53cm

はいオワタ



今年も色んな人と色んな場所で釣りしました

こっそり更新しよった2018年の無敗記録…オワタ





めっちゃショックやったけど参加者が持ち寄ったクソルアーからほとんど傷のないエルドールとセットアッパーとハニトラをGET

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どのルアーを貰うか物色してる図

この時参加者からの「それ取るなよ」の殺気が怖かったです

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終了後はうんこ踏んだんも忘れて4時まで参加者と釣り談義





いやー楽しかった

当分はブラックバスの人になります
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