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エリテン

  • ジャンル:日記/一般
バチ真っ盛り。
一番好きなシーズンだ。
残業で出撃できず悶々としたり、出撃しても期待外れの渋さに落胆したり、強風に悩まされたり、人の多さに辟易したり、バラシ地獄に悶絶したり、マルタやボラの猛攻に困惑したり…知識も技術もない上にポイントの引き出しも少ない自分は爆釣とは無縁だが、それでもこの時期だけは時間の許す限り釣りに出かけてしまう。

バチゲームの一番の魅力はイージーに釣れること。
知識と技術を駆使する達人には簡単すぎて物足りないかもしれないが、普段はあまり釣れないへたれな自分にも比較的簡単に釣れるありがたいシーズンだw

しかしただ釣れればいいというものでもない。
たくさん釣るだけならオフショアでもいいが、身軽な格好で自転車に乗って足場のいい身近なポイントに行くだけで比較的簡単に釣れることに意味がある。
そして水面で釣れること。これが最重要。レンジとか小難しいこと考えなくても魚が水面に出てくれるのだからありがたい。バイトシーンを目の当たりにできるトップウォーターゲームならではの醍醐味が手軽に味わえることに最高の価値がある。

なのでこの時期ほとんど引き波系のバチルアーばかり使っている。少し沈めたほうがいい状況があるのはわかるが、それでも水面には拘りたい。
ヤルキバ、ワンダー、プレックスは信頼できるルアーだが、残念ながら普通に使っていては水面は炸裂しない。
引き波系ではエリテン、ソルテックス100、マニック、カッター、アルデンテ、キャロットを主に使っているが、中でも圧倒的に使用頻度が高いのがエリテン。
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エリテンは釣れる。波動だとか小難しい理屈はわからないが釣れる。しかも安い。
エリテンの最大の長所は浮くことだと考える。超デッドスローでも引き波を出す。
自分はほとんどのエリテンを背中に小さな穴を開けてアクリル棒を突っ込み、ウエイトを後部に固定させることで風に煽られても潜らないようにしている。活用の幅はぐっと狭まってしまうが、水面にないエリテンなんてクリープを入れないコーヒー、じゃなくてブラックで美味しいのにクリープを入れてしまったコーヒーのようなものだ。

エリテンで残念なのは飛距離。飛行姿勢が悪くて飛びにくく風に弱い。接近戦では問題ないが、ポイントによっては流心や対岸を狙う必要があり不満を感じる。
また、3フックなのが善し悪し。バイトが浅くじゃれ付いた魚を絡め獲ったり他のフックがアシストしてバラシにくいのはいいが、2フックに比べて魚体を余計に傷めるのは避けられない。釣り自体が魚を傷つける行為に他ならないが、無用な傷はつけたくない。

そんなわけで最近は2フック版(だよね?)の超エリテンことソルテックス100を使うようになってきた。
エリテンに比べると人気も信頼もイマイチのようで取り扱う店も品揃えも少ないが、エリテンよりほんのちょっとだけ重く、エリテンよりもほんのちょっとだけ飛ぶ。ついでにコモスリ改のようにリップの下部を削って飛距離を出せるようにしたり。とはいえ飛行姿勢はイマイチで思ったほどは飛ばないが。

ぶっちゃけ同じようなシルエットで同じように水面を引ければ同じように釣れると甘く考えている。拙い経験しかないがソルテックス100がダメでエリテンでしか釣れないというケースにはまだ遭遇していない。エリテンだけがバチと間違えるような独特の波動を出しているとは到底思えない。仮に何かあったとしても、その理屈を知らずして使いこなすことなど自分にはできない。
そんな考えなので、エリテンの弱点である飛距離を追求してこんなのを作った。
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カッター?いえ、デカッターですw
ハードコアリップレスFを後方固定重心にしてリップをカッター風に削ったもの。120Fは飛距離が抜群で風にも強い。カッターに比べるとデブだがちゃんと浮くのでドスローに引ける。
最初はシルエットに拘ってコモモスリム130を改造することを考えたが、飛距離と改造のしやすさ(構造とか値段とか)でこっちを選択した。
まだセイゴしか釣れてないが普通にバイトを出せる。長距離戦では水面炸裂の魅力は半減するが、水面にこだわりたい自分には貴重な戦力。こんなやっつけ改造ルアーでも釣れるのがバチシーズンのいいところだ。

バチシーズンもそろそろ後半戦。
未熟者ゆえ上級者の皆さんのように上手くたくさん釣ることはできないが、へたれな自分なりの試行錯誤で水面炸裂を楽しみたい。

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