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小川健太郎釣りペイジ


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今度は浜名湖/リーダーの話

  • ジャンル:日記/一般
北陸から帰って、仕事やっつけつつ書いております。
魚詐欺師・小川健太郎です。

今日はゆっくり16h寝ました。
次に寝たら土曜日付近で浜名湖です。
浜名湖では大会があるようです。

最近浜名湖ではビッグベイトをぶっちぎっていくような
怪しげな巨大魚が出没しているらしいので、
TULALAのエルホリゾンテ78を景品に出します。
「リール(ベイトC)がない!」
と言われそうですが。

まあ、ひっくり返してスピニングでも付けて下さい。

思い返せば、そんな無茶なタックルでも十分魚は釣れましたよね。
無茶を強いるほど、ウデは上達します。
折れないように投げる、切れないように操作する、懸命に巻く、など。

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こういうリールだってあるくらいですから。

で、そこで、です。
問いたいのがリーダーについて。

何でもかんでもPEにはリーダーです。
本当にリーダーがすべてなのでしょうか。

北陸で、地元の方に試していただいてたデータが上がってきました。
二人組で釣れたら交代でリーダーありとリーダーなしのタックルで根魚。
釣行中はルアーは同じもの。
頼んでおいて、すっかり忘れてたことは秘密です。

そう、ワームのようにあまり動かさない釣りでは、
リーダーが透明で使用PEより太いがゆえ
屈折が起きて目立つため
毒になりうるのです。

一年のうちの少しづつでも、と釣行していただいた結果。
リーダーの太さを換えようが、いろいろやってもらったのですが
釣れた数の総合結果はリーダーナシ:アリで約30:1だそうです。
バイト数比較ではもっとあったそうで。
もちろん、結び方も教えたのでタカ切れ等もないし、
リーダーがPEと同じ太さになっても、
その調査時に限っては根ズレすらもなかったそうです。
まあ、もっと他の釣りでも調査してもらいますが、
いつもの釣りで1尾で帰ろう、というところを
その何倍かバイトを得た、キャッチした、ということだけは確かです。

同じ1号ラインで水中の根に当たったときに
PEとナイロンまたはフロロでは
PEのほうが早く切れると思う方もいらっしゃるようです。
実際はそんなことはありません。パーセンテージでは出せませんが
個人の実感ではPEのほうが強く思えて仕方ありません。

もちろん瞬発には弱く、ぶっちぎるヤツもいるわけですから、
そういうときのリーダー、と考える方もいらっしゃるかと思います。
それは間違いなくその人にとって正解でしょう。

もしも、の一尾の話であれば、もしも、その一尾を
リーダーが目立っちゃって掛けられもしなかったら
そっちのほうがワタクシにとっては残念です。

リーダーなしの結び方は、
『いつもの結びに一回ひねる』
『エンドノットまたはハーフヒッチ等を加えておく』
などのちょっとした工夫です。

不便なことももちろんあります。
世の中トラブルなんてものは
なんでもかんでも、いつでもどこでも誰とでも(笑)、もちろんあるんです。

でもリーダーのない国で、リーダーが枯渇したりすることだって
全然あるじゃないですか。
ワタクシが思うに、不便な国の釣りをしていれば
そんなアホみたいに魚に切られるなんて
考えられません。
妄想という話で言えば、ブチブチ切られるほうが明らかに妄想です。

今回の話のキモは、リーダー不要という話ではありません。
掛かるところまでの話でいえば
「動かす釣りは断然リーダー」
「動かさない釣りは断然直結」
ということなのです。

目の前にルアーが来て、止まったとしたら
まず糸の太さがキーになると思います。
つぎに屈折しているかどうか。

屈折している糸が太いとしたら
その向こうが透けてます。
ガラスコップを目の前に置いて下さい。
魚が動くと向こうの世界も動くわけですから、
そらあ目立ちます。
一方このガラスコップがピュンピュン飛び回ると
実体が掴みにくいことになります。
おなじように湯のみが飛んでいたら
湯のみとわかりますよね。
湯のみはPEの代わり。これが屈折の有る無しの違いです。

ここにノットという時間軸が加わると
恐ろしいことになります。
ノットの時間短縮は釣り人の課題と言えるでしょう。

ナブラを前にややこしいノットが必要でしょうか。
こんなときは笑われようが電車ノットに強化でもいいんです。
投げた数が釣果に比例する、貴重な時間です。

ワタクシ個人で思うのは、敷居をあげている要因のひとつがノット。
15〜12年ほど前は懸命にやりましたよ。ビミニとかの頃からSF,FGになる頃です。
ところが、そのあと数年直結で延々やってみたところ、
後悔したような経験がまったくありませんでした。
ノットの現場練習は釣れないときに頑張るとして、
もっともっと気楽に取り組んでいいのではないかと思います。

やりたいようにやるのが一番。

余談ですがビミニツイストの語源は、
おそらくビミニ社というガラスの北欧メーカーの模様から来ているのではないかと
ずっと思ってましたが、当時全然情報が出なかったのであきらめてました。
まあ、どうでもいいですけど。

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