12/17



釣り人生の中で1番の記憶に残る1日になった。





「ランカーシーバス」






この言葉だけでシーバスの価値は一気にあがる。





シーバスアングラーなら誰しも少なからずランカーを追い求めている。



80cmという一つの区切りみたいなものだがなぜか80の壁が大きいのがシーバス。





また地元のアベレージサイズ、そして学生ということで電車で限られた行動範囲。



その条件がさらに80の壁を高くしていた。






愛知ならアピアタッグバトルで村岡さん、内田聖さんがやられた伊良湖があると思われる方もいるが………




車がない自分にはまともに行くことができない。





可能性あるのは通いこみランカークラスが度々上がり調子のいいポイント。



前回の釣行で自分と友人がランカークラスをばらしていた。








幾度となくこの箇所にはでかいのにやられている。



その経験からランディング方法、ファイトが徐々にうまくなっていた。








そして感動がうまれた瞬間は釣り開始してすぐであった。







12/16



前ログを見て頂いた方はご存知だが三連続坊主を食らっていた。





しかし夕方から釣りに行っていた友人から70upの連発のものすごい釣果が送られてきた。





この日




本来行く予定はなかった。


しかし終電で帰る予定の友人に無理言って残ってもらい11時頃から自分も参戦することに。






その時点ですでに友人は8本の釣果
ほぼ全てが70upである。





凄すぎる釣果。





そんな中、心のどこかで


「ランカーでるなら今日しかない」



そんな思いを抱いていた。





普段とは格段に違うやる気をもち釣り開始



開始10分わずかで45クラスをキャッチ。




それまでの友人の釣果的にこのサイズとランカークラスは別行動と思っていた。





すぐに通すコース、レンジ、リトリーブスピードをかえる。





ルアーはこの箇所で圧倒的強さをもち、ランカークラスをかけているサイレントアサシン140s チャートバックパール





流れの流心から手前の沈み根付近に抜けるようルアーを操作する。






するとすぐさまバイト！！！！





ランカークラスには到底届かない65cm






しかし






この一匹が全てを教えてくれた






さらにリトリーブスピードを緩める





流れの中でルアーがただのゴミにならない限界のスローリトリーブ




ランカークラスはなにか違うことをやらなければ出ないと考えている。





なので流心から抜ける瞬間
一瞬だけリトリーブスピードにほんの少しの変化を加えた。






そしてその時は訪れた





日付が変わった12/17 0時






狙い通りの箇所でバイトが！！！！






なんも考えずに勝手に体がフッキングに持ち込んでいた。






手前の沈み根に突っ込む力強さ、重量感





デカイ！！！！





だがこれまでやられた経験からか何故かとても落ち着いていた。







潜られそうになるのをロッドパワー、リールパワーで無理矢理とめる。






浮いてきた魚体を無事ネットイン






ネットに入ったまんまメジャーの上に横たわる魚の姿







一瞬にして今までのいろんな感情が込み上げた







口閉じ、尾開きの正確な計量により





83cm ランカーシーバス！！




ついについに

やっとの思いでとれた。








魚体を弱らないようリリースし、しばし余韻に浸り、いろんな思いが込み上げた。





海に移行して1年半




天候が多少悪くても、睡眠不足でも、体調不良でも釣りにはきていた。

学校休んでまで釣りに来たことも




いろんな方の釣りを見て、いろんな悔しい思いをして、いろんな感動する思いをして成長してきた。




釣りが向いてないと思うほどの悔しい思いもしたこともあった。






いろんな経験があったからこそこの1尾に出会えた。



そしていろんな方の支えによりとれた。






とくに
釣行のほぼ全釣行を共にしてきた小学校からの友人。
互いに負けたり勝ったりの釣果を繰り返し2人で成長してきた。
ネットランディングも手伝ってもらい共に喜びあった。

来ない予定だった自分をくるきっかけを与えてくれた。





自分1人では到底とれることのない魚。





様々なことに感謝





釣り上げてから1時間くらいたっただろうか







ドラマはこれで終わりではなかった






ようやく釣り再開すると流れがだいぶ変わっていた




そのため立ち位置を少し変え再度同じ狙い方で攻める。




ランカーをとったことで満足しているはずなのに体は魚を追い求めていた。





これが釣り人というものなのか






潮が変わったので
先程のルアーを流心から抜けるようにではなく、流心に入る瞬間を狙う。





釣り再開しわずか数十分




二回目のドラマが訪れた。






流心に入った瞬間先ほどと同じようなバイトが！！！




かかった瞬間ランカーだと半信思った





一気に流心に入られ抵抗を見せるが一本ランカーあげているので落ち着き難所を乗り越える。






ネットインした瞬間ランカーを確信した。








再び



83cm ランカー






2連発にはとても驚きを隠せない






2本目ということですぐに写真、計測を済ませ魚体のことを考えリリース






1年半かけ追い求めた魚が連発するとは考えもしなかった。










何が起こるか誰も予想出来ないのが釣り



記憶に残る2匹となった。






その後も立ち位置を変え



小さいながら友人とダブルヒット







さらにサイズをあげ再びダブルヒット




狙い方を少し変え


75cm







普段なら持ち写真を撮るサイズだかランカー二本のためなんも取らずにすぐリリース





さらに喉の奥までアサシン140sが入っていた75cm








血だらけのためすぐリリースし蘇生し元気に帰って行きました。





ラストは沖で強烈なバイト！！！



サイズは見た感じ65くらい




だかそれまでとは違う手前に走ってくる引き




体勢を整えた瞬間



スッとテンションが抜け切れたかと思い回収するとスナップが曲げられていた。




後からわかったことだがおそらくヒラスズキであった。







毎釣行追い求めた



ランカーシーバス



それを取れたことを自分にとってとても大きい。


ランカーとるというプレッシャーからも解放された。





親、友人、様々な方々、道具を作ってくれたメーカーの方。

そして鱸をここまで成長させてくれたこの大自然。





様々なことに感謝





ランカー2本、70up連発と一生記憶に残る1日であった。









そして次の日





またもや予想だにしないドラマが待っていた。







タックル

ロッド・シマノ ルナミス1006M

リール・シマノ ツインパワー4000XG

ライン・ラパラ ラピノヴァx 1.2号

リーダー・ラパラ ラピノヴァフロロ 30ld

ルアー

シマノ サイレントアサシン140s チャートバックパール


ザブラ ザブラバイブ70


ジャンプライズ サーフェスウイング









iPhoneからの投稿