前回の続きです。

高圧酸素治療やって、本当に効果があるのか
そう思ってた時期がありました。
実際に入ってみると分かるんですが、今まで止まっていた血が
包帯でぐるぐる巻きになってる指から滲んでくるんですよ。
透明なカプセルに1時間強も入ってて、テレビはついてるんですが
平日の午前中の番組って、あんまり面白くないですよねぇ…
なもんで、中に入ってる間は、暇すぎてものすごい長く感じるんですよ…
高圧酸素治療が終わったあと、回診と包帯の取り換えですよ、これがまた痛いんですよねぇ…血が出て酷いので、結構な感じで傷口を洗われて、結構雑な感じで傷にくっつかないようなシート張られて
結構きつく包帯を巻かれるんですよ
それが終わると、今度はリハビリですよこれがまた痛い！
施術される方は優しいかをしてるんですが、結構な力でぐいぐい曲げたり伸ばしたりしてくるわけですよ、曲げられたときはこれ以上行っちゃうとダメなんじゃないかって所から、もう一押しきます。
その瞬間ブチュって血が出てくる感触があるんですよｗ
そうそう、言い忘れてましたが右手中指にワイヤーが骨に沿って
クロスして入ってるんですが、そのワイヤーが中でグサグサ刺さる感触があって、それがものすごく痛いんです…
そんなこんなで、退院も間近に迫ってきたある日、最大の危機が訪れました、回診が終わったと、包帯を変えるので別室に来て下さいとの事で、その部屋へ行ってみると、そこに看護師さんが待っていました。そして看護師さんは言いました。
「包帯を取りますので、そこにあるハンドソープで手を洗ってください」
と、一瞬何を言ってるかわかりませんでした。
いやいやいやいや、まだ傷塞がってないですし、そんな事したらしみて痛いですしと思いながら、看護師さんに指導を受けながら傷口を、ハンドソープつけてガーゼでごしごし洗うわけですよ、
しみるし、傷口縫ってある糸引っかかって痛いですよねぇ
そして1週間後、波乱万丈な阿鼻叫喚だった入院生活が終わり、無事退院できました。

つづく