見切りの分岐点

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10月も終わります。
なかなか天候もはまらず、釣行回数も激減するシーズン終盤。


鱸の釣果も次第に運的な要素が大きくなってきますが、昔から運にはあまり縁がなくて……


週末には、青物もちらほら聞こえてくるなか、秋の脂のりのりのイナダが食べたくて、北のサーフへ向かいますが、時すでに遅し。打ち上げられたカタクチイワシがいい感じの煮干状態になっています。


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秋晴れのサーフ、釣れたら最高なんですが丸坊主でした。


翌日からは暴風と波浪警報の大荒れが続き、気温も下がってあられが降ってきました。月山にも初冠雪の知らせが入ります。


冬眠に備えて、ワンチャンスにかけて西風9㍍が残るなか日没に合わせて出発!
釣れる気なしのテンション低めでポイントに到着しますが………


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風の影響でうねりたつ川面を見て、やっぱり駄目かなぁと呟きながらセットします。
今日は白鳥の鳴き声が聞こえませんね。釣れないときの白鳥の声は、段々イライラしてきます。
「あほー!あほー!」って具合に聞こえてきます。


状況を目の前にして、ダラダラ開始する事30分、コツっとゴミを拾ったような感触の後に重みが伝わります。ヒット?


なんとも微妙なアタリに微妙な引き具合のやり取りに浮いてきたのは69㌢とこれまた微妙なサイズ。手前に寄せてからは、そこそこのファイトを見せてはくれましたが、一切エラ洗いもしなかったのは、寒くて水から出たくなかったから?………んな訳ない。


かかりも浅く、リアフック一本でネットにランディング後、ポロっと外れた。危ない、エラ洗い一発で外れるパターンだった。


ペースは落ちてきたけど、まだ釣れるじゃん!いつまで釣れる?わかりません。
いつ川に見切りをつけるのか、その答えはすぐそこまで来ている事は間違いない。



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