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アシストフック強度実験と作り直し

  • ジャンル:釣行記
ふと眼が覚めた午前3時。夜勤明けで、爆睡しすぎ狙っていたタイミングを逃した。


そのまま寝たのでは、この逃したモヤモヤは消えない。何か釣りの事をせずにはいれないと電気をつけてコソコソし始める。


やる事は決めていた。アシストフックの強度実験。※数値的なものではないです。


仕事が終わって帰りながら考えていた自作アシストフックの事。昨年と同じ作り方でやったんですが、大きな魚が掛かった時に少し針を伸ばされたので今年は針を少し強化した。針は問題ないだろう。
ん?しかし接合部分は今ので大丈夫だろうか?ふと疑問に思った。


因みに以前の作り方はこんな感じで。


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フトコロからチモトに向かって巻き巻き。
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リング側を折り返して、チモトからフトコロ側に巻き巻き。
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余分な所ををカット。
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アシストPEライン以外(※これが欠点)をライターで炙り。瞬間接着剤で強化。
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完成。今見れば寸胴でブスですね〜これ。この時はこれで凄く満足してたのが恥ずかしい\(//∇//)\
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すでに今年の準備で30本ほど作ってしまっていた。強度実験は初めのうちにやらねばならなかったと後悔。まだ作る予定だったので、今気付いて良かったか。


早速アシストフックとペンチを持って徒歩7歩ほどの距離にある試験場に。そしてさっそく。※アシストPEラインを引っ張って針を完全に伸ばせるか。


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以前の針(サーベルフック)であれば問題なかったが、今回の針(伊勢尼)では完全に伸びる前にスポッと抜けてしまった。大丈夫だろうと簡単に考えていたが、巻きが少ないのはかなり弱い。しっかり巻いたものもそこそこいいがそれでも抜けてしまう。もしくは引っ張っている時にズレる。10本試験して全てダメだった。


はい、作り直し。30本全てバラし。


作成方法を見直した。何種類かやってみて、強化した針を接合部分が全くズレずに完全に伸ばせる事が出来、かつ簡単な方法で。





【新しい作成手順】

アシストPEラインの真ん中に突き刺す。チモト側に少し隙間を空けておく。
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フトコロ側からチモトに向かって巻き巻き。
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チモトからフトコロ側に巻き巻き。
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ココまで来たらアシストPEラインをチモト側にしっかり折り曲げて、針に巻き巻き。
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巻き巻き終了。
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余分な所をカット。
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カットしたライン全てをライターで炙り。(※アシストPEラインにコブを作るのが大事)
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収縮チューブで保護して完成。(※試験用は接着剤無)
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いざ試験場へ。
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完璧な強度。全くズレる事なく針が伸びる。もっと強度がある針の場合は下巻きを入れて摩擦力を高くしたり、その他色々としなければならないと思いますが、この程度の針であれば全く問題はない。

上、改良前。
下、改良後。
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出来栄えを比べると、さらにいい面が見えてきた。以前の巻き方であればアシストPEラインを針先側に折り返して巻いていたので、フトコロ幅が狭くなっていた。今回の巻き方ではアシストPEラインが針の背側に来るため、針の性能が十分活かせることが出来る。(※バラしたので比較写真無し)


今回の工具材料。
シャウト アシストPEライン 50lb
シャウト プレスリング 53lb
伊勢尼(金)10.12号
サーベルポイントS.L
熱収縮チューブ2mm
PEライン0.8号
ニードル、ライター、ハサミ、瞬間接着剤


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ロックフィッシュ用
(ライトショアジギロッド)
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マダイ用
(シーバスロッド)
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ベテランから見ればまだまだな物かもしれませんが、僕にしてはなんとも美しい作品に仕上がりました。特にチモト付近のくびれが美しいwww
針を変えたり、アシストライン変えたりして自分好みに。狙う魚を考えながら作成は面白い。時間がある時にのんびりテレビ見ながらコーヒーやお酒飲みながら。今年もいい魚に出会えたらいいな〜っと。ニヤニヤしてるのであります。


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