【波止の上にも３年】厳寒期の沖堤

先週の借りを返しに沖堤へ。

近頃、釣れてないうえに、益々寒さが身にしみるようになった。

他にもう少しマシな釣り場はあるけど今週も沖堤を選んだのは、率直に言うと先週の借りを返すため。

言っても半分は遊びの釣りなので、渋い時は無理せず釣れている時にリベンジすればよい訳ですが、厳格な自分と甘い自分が気持ちの中で葛藤すると、

得てして私は、厳格な自分が勝って茨の道を選択してしまう。

他人に対して慈悲心を持つことが大切と思うが、しかし自分にはけじめを付けなきゃいけないときがあるってもんだ。

なんだろう、先週は固定観念に縛られすぎたという反省点もあったので、

リベンジは釣果を上げることより、自分なりによい釣りをして納得できればよいという思いが強かった。

いつものように乗船場に到着。

するとアレ…誰もいない（汗）

この時期、昨年も何度かあったかな。

下手したら出船なし（５名以下）もあり得るだろうと、不安を抱きながら出船の様子を見守った。

ＡＭ５：００前、数名を乗せ私の居る船着場に船が来ると、船上から軽く手を挙げ会釈してくれたのはmoriboboさん。

「居ると思いましたよ」とmoriboboさん。

どうやら私を入れてギリギリ５名揃ったらしい（汗）

危なかった…

というか皆様どうも来てくれてありがとう！

こんな寒い日に好きですね（笑）

偶然揃った５名で意気投合し、沖堤へと向かう。

今日はほぼこの５名の貸切。

後々長八から数名上陸したようですが、フカセ、ルアーマンともに少なかった。

最初に１番へ上陸すると、とびきり寒いのは言うまでもなく、先週より風も強い。

歩きながら日の出のタイミングを待ったが、テクトロには全く反応すらなく予想通り、と言えば予想通り。

日の出を迎え、ふと外側を見ると５番で良い感じの潮目が目に入った。

潮目にドメスティーを遠投しボトムをズル引くと、すぐにゴミが引っかかったような地味な手応え。

低水温が原因なのか全然引かない…でも魚。

手前に寄せた時は、すでに延びていた。

こんな日によく食ってくれたものだ。

５番オープンエリア、ベタ底をスローに引いて小型１本。

40アップ／オモクル・ドメスティー 42g（ブルーブルー）：

当然のようにバイトは続かない。

この後一時だけ雪が降り、特に底冷えする時間が続いた。

５番に見切りを付け、内側をランガンしながら１番方向へ。

４番付近。

ブレイクの滞留時間をできるだけ伸そうとネチネチやっていると根がかり…やっちまった＞＜；

…と思ったのが実は魚だったというパターンで２本目。

生きているのを確認するまで暫くかかった（笑）

サイズはまあまあ。手前に寄せてからはそれなりのファイトを見せてくれた。

60cm：

その後、何もないまま１番。

moriboboさんはシーバス、メバル、カサゴ、サメと４目達成したらしい。

こんな時でも相変わらず楽しんでますな！（笑）

終盤はブレイク一点をマーク。

上がり１０分前に、ショートバイト気味の反応があった。

何とか魚の口に放り込もうとフォールを小刻みに入れると、スコンッと丁度良いタイミングにバイト。

絶妙なレスポンスの合わせに魚がうまくのってきた。

フックは下唇を見事貫通してるが、刺さっている位置と方向から浅いバイトだったことが分よくかります（↓）

51cm：

釣果が全てじゃないけれど、うまくリベンジを果たせたことに一安心。

沖堤は、厳寒期の釣りが一層定着してきましたね。

鉄板でも反応ありますが、自分としてはこの時期、数を出しやすいスピンテールを多用したいところであります。

タイミング次第で岸ジギってのもありますが、取り敢えず私は封印。

少なくともキャストの狙い所が絞れるというのが、私としてはある意味悩まずに済むと言った意味では有り難い時期かなと。

今日見えた方、寒い中お疲れ様でした。

【 TACKLE DATA 】

・ロッド：DAIWA　MORETHAN　AGS 85MLM
・リール：DAIWA　MORETHAN BRANZINO 2508SH-LBD
・ライン：RAPALA RAPINOVA-X MALTI-GAME 1.0号 20.8lb 150m
・リーダ：VARIVAS SEABASS SHOCK LEADER PREMIUM FLUORO CARBON
　　　　　　6号22LB
・ルアー：邪道　オモクル・ドメスティー　42g（ブルーブルー）