アリゲーターガーとの再会

さっきイエローチークを釣り上げたアシーが
またなにか釣ったようだ。

そこそこテンション高めの呼び声に引き寄せられると。

テラプア!?しかしデケぇぞ。

60cmにチョッと足んない位。

今までテラピアは数多く見てるが、
このサイズはチョッと異常。

なかなかのレア物なんだけど、
雑誌の記事を埋めるにはまだ足りぬ。

苦し紛れにオーナーが餌で釣った鯉っぽい魚も撮影。

ボクはと言うと、既にボウズ覚悟だった。
魚の数とか、活性とかじゃなくて、タックルの不備でね。

LTZのスプールには殆どラインが残ってなかったんだ。

残ってるラインはおそらく20mチョッと。
フルキャストしたらルアーが飛んで行きそう。

ヤバイな。
遠距離で大物が掛かったら確実にラインが足りない。

足元なら魚種にもよるが捌けるかも。
てな訳で、【レンジバイブ55ES】で徹底した岸際アタック。

キタ!この位置なら捌ける。

魚の走る意思を感じたら、
無理な抵抗をしない。

肘と膝を柔らかく使い、
できるだけ岸際に貼り付けた。

駆けつけたアシーのナイスネット捌きが決まる。

うおっしゃ~!アリゲターガー捕獲!!!

BeamsとLTZのコンビ間の息はピッタリだ。

スプールを見てくれ。
マジでラインが少ないだろ。
魚種にもよるんだけど、
実際コレだけ残ってたら十分捌けるモンなんだぜ。

リーダーよ、会心のショットだろ?是非、表紙で使ってくれ。

70upって思ったけど、こうしてみると80は超えてそうだ。
本当はお姫様抱っこで撮影したかったが、
歯が怖くってね。

やっぱこのルアーの可能性はハンパないな。

ちなみにコレはフィールドスタッフカラー。
バスデイ様、ありがとうございます。

とりあえずコレでボクは一安心。
一仕事終えた感じ。
あとはリーダーに何か釣ってもらわなきゃ。

そう願うも、アシーがブラックバスを釣る。

そしてボクも。

まもなくお昼なのだが、空は今にも泣き出しそうに暗い。
それは物陰からアイツが飛び出すきっかけだったのだろう。


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