先日、人生初の渓流に行って来ました。
片道約１００キロ、２時間半かけて。
とりあえず釣具屋で券を購入。今年は何度も通うつもりなので年券。

行く川は事前に調べておいた。
ブラウントラウトがいるらしい川。

とりあえず川に入れそうなところを見つけ、準備していざ川へ。
５月になったばかりの川は、まだ冷たいが、じきに慣れるはず。

今回に向けてロッドも自作した。
正確には昔使っていたロッドをリメイクした。
ランディングネットも自作のものを用意した。
持ち込んだルアーはほとんどが自作のもの。

市販品は、動きを見ようと買ったミノーがひとつと、スピナー数個だけ。
動きは何度も作り直し、確かめてきたからそこそこ自信がある。
ただ、カラーは適当にアルミテープを貼っただけだから自信がない。
登りは自作ルアーでやりきり、帰りに市販のルアーを試すつもりで釣り始める。

自作のルアーが渓流でもしっかり動くことを確認しながら釣り上がる。
ポイントはよくわからない。
大きな石のそば、落ち込みなんかを狙って投げていくのだけど、正直釣り方が正しいのかすらわからない。
はっきり言って、こんな浅くて水の澄んだところで魚が釣れるとは思えない。

しばらく釣り進んで、渓流でのキャストにもなれてきた頃。
ルアーの後を魚がついてきているのを発見！
結局ヒットはしなかったけど、テンションはかなり上がった。
魚はいる。

さらにしばらく進んで。
おおきな石が流れの中心にある。
まず手前側を通す。無反応。
少し上流側に投げて、石の裏を通すように引いてくる。
魚が飛び出してきた。
音をたてないように注意しながら少し立ち位置を変える。
魚が飛び出す。
水面まで魚が出てきた。凄い。
ただ、針にはかからなかった。
もう一度立ち位置を変える。
また飛び出してくる。
今度はかかった。
すぐにジャンプする。
トラウトらしい動きに興奮しつつ、焦る。
狭いスペース、短い距離なのに魚がうまく寄って来ない。
必死にネットに魚を入れる。


キャッチして驚く。
でかい。
しかも、ヤマメでもアマゴでもない。
ブラウントラウト。
今年釣りたかった魚。昔から夢だった魚。
嬉しい。
完全にビギナーズラックというやつだけれど、嬉しい。
実物はもっとかっこよくて綺麗だったのだけれど、あとから写真を見返しても、いい写真がないw


結局このあと、数回魚の反応はあったもののヒットさせることはできずに終わったのだけれど、とても満足。
初めてだったけれどもとても楽しかった。
距離が遠いので気軽に通えないのが残念。でもまた夏にはいくつもり。
今回釣れなかったヤマメも、ブラウンのオスも、釣りたいので。



自作のルアー、自作のロッド、自作のネット、綺麗な魚。
最高です。


タックル
自作ロッド５ft
レボLT改
PE0.6号
ナイロン1.5号
自作ミノー