ここ近年では珍しい一ヶ月超えの長期休釣。


三月初旬に闇の虎猟りへ行ったのを最後に大河を離れfimoにも全くアクセス出来なかった…

理由は公私共に本当に多忙だった事。
長男の中学校卒業に始まり高校入学、そして重なった家の様々な用事と愛機の車検など…

そしてfimoにアクセス出来なかった大きな理由はPCのトラブルにより全てのデータが消えてしまいPCが完全に初期化されてしまった為…

勿論手持ちのスマホを使えばアクセス位は出来るのだがそれどころでは無かった。
消えてしまったデータは子供達の幼い頃の写真や家族の写真、勿論今まで釣って来た数々の魚達の写真も全て…
他にも仕事用に作成した資料や他の趣味のデータも全て綺麗さっぱり無くなってしまった。
いつかはバックアップを取らなくてはと思いながらも後回しし続けたツケが回って来たようだ…

そんな訳で更に多忙になってしまい気づいたら四月も半ば…
久々に気分転換でもと大河へ向かう…


海から遥か上流のこのエリア周辺では近年毎年晩秋から初春まで河川工事が行われているのだが、今年は工事が長引きアクセス不便で手持ちのポイント数カ所は入れない状況が続いている…


一ヶ月半ぶりの大河はいつの間にか春の装い。

釣れれば何でもと思いながらも今年に入ってから大虎を一本も為留めていない為、狙いはやはり”虎”…


オープンエリアは外してショアラインが複雑なシャローポイントに入り産卵を意識したこの時期らしいジグヘッドの釣り。


今季新調したウェーダーも本日がデビュー戦。
最低修理なしで一年は持って貰いたいもんだ…

そして釣り下りながら地形変化をじっくり攻めていると”カッ”と明確なショートバイト。
一ヶ月半ロッドを持っていなかったが鈍りは殆ど無く反射的に渾身の合わせが入ると同時に絞り込まれるロッド。
感じる引きの強さと割れた水面に見えた魚体は感じ的に大虎サイズ。
冬の間使っていたメバルタックルなら緊張のやり取りなのだが、本日は対川鱸用タックルということもあってあっという間に相手をねじ伏せた。


予想通り相手は50.5cm、1.8kgの大虎サイズ。


産卵を意識した大型の雄。
季節の進み具合からして極太大虎の雌はもう難しいかも知れない…


その後は今後の為に様子が見たかったオープンエリアに入る。
今年は去年と違ってこの時期らしいハイウォーター。

そしてジグヘッドでレギュラーサイズを一本。

他に同サイズのバラシ一回にニゴイらしいバイトのみ。

そのうち一気に南東の風が強まり釣り自体厳しい条件となり納竿。
一ヶ月半降りの釣行だったが大虎を仕留める事で気持ちよく終わる事が出来た。


木々も一気に芽吹いて来た海から遥か上流の完全淡水エリア。
これからが楽しみな季節なのだが工事による規制で入りたいポイント数カ所に暫く入れないのが現状…

そんな訳で今季は既に不完全燃焼確定といった感じだ…