休日の釣友から先日の釣行で大虎をバラしたポイントでの釣果メールが送られて来た。

しかし結果は…




さらにミニマム化した極小虎…
釣友的に今季最小の魚らしい。
釣果はこの一本のみとの事でやはり厳しいようだ…


そして忙しい日勤シフトが終わり外へ出ると暖かいというより暑い夜。
”ジーッ、ジーッ”と虫が鳴く夏の様な夜を感じ必然的に大河へ…

仕事中は真っ直ぐ家に帰ろうと思っていたのだが、これに関しては本当に意思が弱い男だ…

とりあえず軽く攻められるテトラ絡みのバンクポイントへ向かう。


軽く攻めるといっても人丈以上に伸びた葦を掻き分け突き進む。

先日、梅雨入りを発表した関東地方も結局はその日以外は比較的安定した天候が続いており水位＆水質が低下といった様な状況。


テトラ周辺は既に水が悪い…

そんな訳で沖の気になるヨレを撃つためミノー＆シンペンで探るが反応は無い。

そして３０分程経った時にミノーに”ガッ”と魚信を感じ合わせを入れると一気に竿が絞り込まれる。
どうやら大型魚のスレのようだが長いやり取りの後にフックアウト。

そして再びミノーで流しているとテトラ際から”ゴボッ”と激しい捕食音が聞こえ水面に波紋が広がった為にそちらに狙いを変える。

トップでいきたいところだが比較的近距離なので堅くシャッドテールのノーシンカーでの表層引きを試みる。

キャストもバッチリ決まり捕食音が聞こえた付近を水面に引き波を立てたシャッドテールが通過した直後”ゴボンッ”と激しい捕食音。そしてワンテンポ置いてロッドが絞り込まれた。

乗った重さと魚の突っ込みからしてそれなりの大きさの魚だ。
そして鰓洗いを一発。もしや本命か？と思うがライトに照らし出された魚はやはり”茶褐色”の大虎サイズ。
テトラ地帯なので中に突っ込まれないようドラグを締め込み強引に寄せてくるがテトラの周りを縦横無尽に走り回る…


そして無事キャッチ。



シャッドテールをガッチリ食い込んだ…


今夜は大虎…


先日のデイでの極太には敵わないが再び２キロオーバーのナイスボディ。


ナイスコンディションの引きは強烈。
右手首が痛くなる程の突っ込みを見せてくれた。




綺麗な模様と魚体。
その後はこの一本に納得＆明日の仕事も考え一時間で納竿。

数的には一本だけの釣果だが先日のナイトゲーム３時間の結果に比べたら天と地の差…

この大虎でどうにか失速した態勢を立て直す事が出来たようだ…