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16'純淡水域川鱸 ”負のスパイラル…”

  • ジャンル:釣行記
四時間攻めでニゴイ一匹だった前日の深夜〜早暁の平水大河ゲーム。

昨晩も懲りずに大河へ向かう。
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再び発生した台風13号の影響で早くも不安定な天候になるとの予報だった為、深夜〜早暁は厳しいだろうと入浴&夕食を済ませてからの出撃。

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最初は今季一番本命からの反応を得ている闇の水面遊戯ポイントへ。

前日の晩は水面遊戯では反応が無くミノーで唯一の魚であるニゴイを釣ったポイント。
今夜こそはと気合いを入れるがサーフェイス〜サブサーフェイス〜ミドルレンジと攻めて行くものの何の反応も無い為にポイント移動。

次のポイントは前日の晩は廻りきれなかった平水ポイント二カ所。

まず一カ所目は沖の砂礫シャロー周りが実績のポイント。
ポイントまでの距離が有る為、差せる限界点まで入水しフルキャストでシンキングペンシルを撃ち込む。
狙いの地形まで流し込んだシンキングペンシルがターンした直後に”カーンッ”と鋭い明確なバイトが伝わって来たが重みは乗らず。

”居たぞ…”

そう思いながら次の一投で仕留めようと再び同様のラインで流し込むが次は無い…
そして引き続き攻めて行くものの結局最初の一投目だけで次の反応は一切無し…

結局期待しながら反応の無い無駄時間を過ごしてしまい急いで最後のポイントへ移動。
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ここは夏以降の増水後に居残りが居る可能性が高い実績ポイント。
メインボトムは砂礫の中に所々ゴロタ石が入っているポイントだが、狙いのピン周辺は石積みゴロタ+沈下物のハードボトム&流速MAX系のポイント。
起伏の激しいボトムと流速は疑似餌を奪い、掛けた魚を捕るのも簡単では無いポイント。

http://www.fimosw.com/u/liftedmaster/bbnrue5bamopch

http://www.fimosw.com/u/liftedmaster/bbnrue54jbcgdh

上記の過去ログにもある通り、以前も悔しい思いをし、翌日に攻略をして来たポイント。

そんなポイントなので毎回攻める度に気合いを入れ直すようなポイント。
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そして足元の玉石に残る鮎の食み跡を見てテンションも上がる…

まず最初は手前側のヨレから狙って行く。
固定重心のミノーを撃ち込んで流し込むが、なんと一投目でいきなりボトムにロックオン…
水深&流速的にも近付く事が出来ないポイントなのでその場で回収を試みるがリーダーが負けて1ロスト…

流石にポイント到着一投目からのロストにテンションが下がるがリーダーを組み直し疑似餌をセットし再びトライ。

そして手前のヨレ周辺に流し込む事数投目”ガッ”と明確なバイトと同時に重みが乗った。

”良し居たっ…”

乗った魚は下流に下った直後に一発派手な鰓洗い。
しかしその鰓洗いで吹っ飛ばされるミノー…

魚が入っている事は確認出来たが少ないチャンスを逃した事に落胆する…

そして気を取り直して次は更に限界点まで差し込んでゴロタ向こうのヨレを狙う。
石積みゴロタのシャローにラインが跨がないようにキツいアップクロスでの撃ち込み。
直様ロッドを立ててリトリーブを開始した途端に”ドンッ”と気持ちが良い位明確な反転バイトに重みが乗った。

”こっち側にも居たか…!”

絞り込まれるロッドで感じる重さは大型の予感。
ストッピングパワー的なファイトを見せる相手はその場で激しく首を振り続ける。
そのまま流れに乗って下流側に下ると思っていた相手は上流側に向かって走り出した。

”ヤバいっ…!”

上流側は起伏の激しいゴロタと沈下物のハードボトムのシャロー。
水深&流速的に立ち位置を移動出来ない自分はその場でロッドを立てて相手を上流に行かせまいと応戦する。
しかし相手はドラグを唸らせる位のロケットダッシュ後に”ゴババババーッ”とド派手な鰓洗いを上流側で一発見せながら更に上流に突っ走る。
そして”ジッ、ジーーーッ”と唸るドラグと同時に”ガッ、カッカカカカカカーーーッ”と何かがラインに触れる違和感が伝わって来る。

”駄目かっ…”

そう思った直後に”スッ…”と一瞬で抜けるテンションと無くなる抵抗…

もう言葉も何も無く呆然とするだけだった…

北西の山間部で激しく光る雷光を横目に再びラインシステムを組んで再開しようなんて気は全く起きず、納竿しようと項垂れたままエントリーポイントに向かう途中で今度は転倒し久しぶりの大河水泳…

気付けば濡れたギア類を脱ぎ捨て、ずぶ濡れのまま自宅に向けて車を走らせていた…

帰宅後もなんとも言えない劣等感と罪悪感で寝付きの悪いまま朝を迎えた。

”今夜はあのポイントでリベンジか…”

そう思いながら覗いた水位テレメーターは深夜の山間部での激しい降雨によりあっという間の平水+1m以上の増水に…

そんな訳で今夜のリベンジは水位だけでなく天候も含めて厳しいようだ…

負のスパイラルに陥った昨夜の釣行…

苦戦続きの今季、心の救済をしてくれるような魚に出逢える日がやって来るのだろうか…

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