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13'純淡水域川鱸 ”久々の一夜二本…”

  • ジャンル:釣行記
一昨晩のラインブレイクにて寝付きの悪かった夜が明け、タックルを含めたフィッシングギアを干しながらラインブレイクの原因、攻め方&やり取りについて考える…

”タックルを強くするか…”
”あちらから撃てないか…”
”やはり攻めきれないのか…”

結局、自分の中ではっきりした答えが出ぬまま再び夜が訪れた…

そして大河へ…
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釣り人としてはやはり一昨晩反応があったエリアを選択するのが当然といったところ。
自分も例外ではない…

台風によって安定した水量をキープした大河の水位は先月までの渇水大河と違って一日程で水位が一気に落ちることも無く一昨晩と同じ状況。
もちろん悔しい思いをした上流側のヨレも健在だ…
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水色に関してはエリアによっては秋らしいクリアーになってきた。

まずはゲストフィッシュが高反応だった筋を前日同様の攻め。
一投目からドリフトさせたミノーに”カンッ”とバイト。
乗った魚は小型だが突っ込みからしてセイゴ〜フッコか虎柄といった感じだがジャンプ一発でフックアウト…

今夜も高反応と思いきやこの筋での反応はこれ以外一切無し。

そうなってくると狙いたいのは前日悔しい思いをした”ゴロタ向こうのヨレ”…

この立ち位置からの攻めでは同じ過ちを繰り返すだけなので一旦下流に下ってから沖に出て見る。
しかし沖に出られる範囲は水位だけでは無く流れの強さも相まって限界点は近い…
変えた立ち位置からのアプローチならゴロタにラインが跨ぐ最悪の事態は避けられそうだが、ポイントまでの距離は遠くなってしまい角度的にもアップで一気に巻き上げるしか方法は無く流すといった釣り方は出来ない…

シンキングペンシルや重心移動のミノーなら余裕で届く範囲だが、使いたいのはアップ立ち上がり重視の固定重心のミノー。

そして一か八かでポイントに向かってアップでフルキャスト。
根掛りも考え、ロッドを煽って一気に巻き上げる。
するとボトムにコンタクトしたミノーが外れた瞬間”ドンッ”とはっきりしたバイトに魚が乗った…

”今夜も居たか!”

魚の重みを感じる為に更に一気に巻き上げロッドを煽る。
昨晩程の重さは感じないが悪くは無いサイズ。
すると激流の中で水面が割れ激しい水飛沫が飛ぶ。そして全身を曝け出す鰓洗いを一発。自分も一気に後退するが砂礫に足が埋まりバランスを崩しながら応戦。どうにか危険なエリアから魚を引きずり出す事に成功。
その後も魚は一気に下流に下って横っ飛びの鰓洗いを繰り返す。
暴れん坊サイズの激流ファイトはいつ味わっても興奮する…
そして慎重に寄せに入って浅瀬に誘導し無事ランディング。



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今夜は獲れた…




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海から〜150km上流”純淡水域川鱸”…

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海より山が近い内陸部の清流鱸は”川鱸”より”山鱸”と言った方が正しいのか…

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自分達的スズキサイズに届かない69cm、2.2kgの良型フッコサイズ。

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体高のある美しい魚体だった…

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撮影&測定&蘇生を行い再び狙いのポイントへ。

先程と同様の攻めで撃ち込んだミノーを一気に立ち上げると再び”ドスッ”と気持ちの良いバイトと共に水面が割れる。
どうやらもう一本着いていたようだ…
先程よりもサイズは小さいようだが悪いサイズでは無い。
こちらも同様に激流での鋭い突っ込みと鰓洗いを繰り返す。
そして寄せに入って浅瀬にて無事ランディング。

連発の一夜二本獲り。

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ミノーをガッチリ喰わえた”純淡水域川鱸”…

しかしこの魚体、まじまじと顔を見てみると何か変だ…

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どうやら奇形らしく頭の形が面白い…

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63cm、1.6kgの細身な魚体。
このエリアで20年近くやってきて奇形の魚体は初めて釣り上げた。頭の形は奇形だが相変わらず各鰭に関しては切れ欠けも無く完璧な状態。

この姿でも海から150〜km上流にやってくる…
実際にファイトは素晴らしかった。

ミノーを丸呑みし鰓から出血していた為に急いで蘇生をし元気に大河の流れに戻っていった…

その後は同様に数投するが反応も無い為に納竿。
帰りに実績ポイントの地形具合を確認しただけで真っ直ぐ帰宅。

右目が復活してきた頃にフック伸ばしでバラした一本とその翌日一発目の鰓洗いでバラした一本。
その後の台風により攻める事が出来なかった数日間。
そして一昨晩のラインブレイク…

乗り切れなかった9月にようやくの本命降臨。
同エリアを攻めるソル友達も波に乗ってきたようだ…

そして自分達的大河シーズンもあっという間で残すところ約一ヶ月。
今年はどんなドラマが待っているのだろう…

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