浸かっても攻めきれない晩秋増水大河の激流。
初夏〜初秋にかけての増水ならポイントによっては歓迎なのだが本命達が落ち行くこの季節の増水はどのポイントも非常に難しく感じてしまう…

そんな訳でゲストフィッシュも含め魚達に相手にして貰えない数日間のストレスを発散する為に久々に釣馬鹿兄弟での”純淡水域雑魚遊戯”…

水田に絡んだ用水路は全て水抜きされている為に水深のある用水路の本流狙い。

水田の季節は水深３mほどになる本流も現在の水深は５０cm〜１mくらい。

先日見つけた魚の溜まっているポイントを狙い撃ち。


メインはマブナ


オイカワも良型が多い


真鯉は何処でもナイスファイター…
七〜十尺程度の延べ竿でこのサイズが来るとやり取りも最高に面白い。

小物釣りとしては比較的良型が多いポイントで小雨降る中、楽しい時間を過ごした。



そして雨上がりの夜は再び晩秋増水大河…

増水の為、何処のポイントに入るか迷った挙げ句、今季最後に本命を釣り上げた近所のテトラポイントを目指す。

ここは平水〜減水時に入るポイントなので増水時には基本入らないが何かを信じて薮を漕ぐ…


そしてポイントに到着するもののやはりいつもの足場は激流の中だった…

雨上がり＆増水後ということで足場も悪くテトラの上も間違い無く滑るといった感じだ。足元のテトラに当たる強い流れが音をたて強い渦を巻く…
これこそ転倒＆落水したら銚子沖間違い無しだと思い危険と判断し数キャストだけして撤収。


その後は昨晩の実績のある荒瀬絡みのポイントに移動。
昨晩よりは水位は若干下がって来ているがまだまだ平水位には程遠い状態。
しかし岸際やトロ場では昨晩と違ってベイトの姿が沢山見られる。

多少期待しながら唯一狙える手前の筋を撃っていくと”コンッ”と小さいバイトに魚が乗った。


水面を滑るように寄せて来た魚は今季最小の小型ニゴイ…

その後も同じ筋で反応があるが多分全てニゴイ。
水温の影響か非常に食いが浅い感じで釣り上げた魚より良いサイズ揃いだったが全てバラシてしまった…

その後は反応も無く１ロスト…
時折浅瀬で派手な水飛沫を上げて上流に向かって遡って行く魚も見られる為に納竿。

ようやく安定した天候になりそうな今週。
相変わらずタイミングの悪さで今夜から夜勤…

そして最終章の１０月も終わり。
夜勤明けには水位が安定し狙いの筋まで入れれば良いのだが…