バイタクで移動中に川の横を通るとかなりの数の釣り人達が釣り糸を垂らしているのを見かけた。

日曜日だったので釣り人もウキウキだったに違いない。

日本人が海外に行くと
「AJINOMOTO！」や「HONDA！」
古いネタだと
「コマネチ！」や「アイーン！」等々言われ苦笑してしまうのだが

「SHIMANO！」「Daiwa！」「ガマカツ！」と言われるとニヤケてしまう。

「お前もわかってるなw」とついつい寄って行ってしまうのが日本人の釣りバカだと思う。

宿で釣具の手入れをしているとカナダ人のおっさんに声をかけられた。

どうやらこのおっさんも釣りバカらしく、色んな写真を見せてくれた。

「いつか日本のアカメを釣りに行く」と言っていたのでビワコオオナマズとイトウ、オオニベの存在も教えておいた。

別の宿では
世界記録のブラックバスの話で盛り上がった。

ここでは餌釣り肯定派とルアー釣りしか認めないの派閥に分かれてディベートが始まる。

正直バスに関してはルアー派になるが、世界記録となると記録なのだから餌でも良いんじゃね？と思っている。

まあルアーで世界記録なら尚良しと言った感じ。

結論は「ヤツは試合に負けて勝負に勝った」って事で落ち着いていた。ぶっちゃけヒートアップし過ぎてみんな早口で何言ってるのかわからなかったと言うのもある。

遠い異国の地で日本で出た世界記録の話でこんなに盛り上がるとは思いもしなかった。

このディベートである台湾の人と仲良くなり、今でも交流が続いている。

「日本に行くからお前も台湾に来いよ、接待じゃなくてガチの釣りをさせてやる」

要は「釣り堀なんか行かせねーよ？」と言う事だ。

こう言う気質のヤツが大好きです。