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有馬記念対策本部②

枠順が発表されました!

http://keiba.yahoo.co.jp/race/denma/1006050810/


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JRA最高峰グレードレース、G1有馬記念。

様々な栄冠、名誉、そしてストーリーを刻んできた名馬達が集う、1年の総決算

今回は全出走馬の能力分析を各個に行なう事とした。



<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Ol7mbahVrbc">
前回『誕生編』の続きとなる「デビュー編」



それは、どのような足跡を残してきたのかを辿る作業である。



第55回有馬記念 出走馬


①枠1番 ヴィクトワールピサ

6戦5勝、唯一負けた相手はデビュー戦で激突した後のライバルにして
同じくG1馬となったローズキングダムただ一頭。

この馬が皐月賞を制した時点で3歳世代の頂点はこの馬だった。

だが、1番人気で挑んだダービーでは究極の瞬発力勝負に弱さを見せ
期待されたフランス遠征では4着、7着とほとんど良い所は無しに終わる。

遠征帰りでコンディションが心配されるもジャパンカップでは3着

中山コースは皐月賞、弥生賞と重賞2勝
東京競馬場での600mの末脚勝負では部が悪くベストは2000m前後の中距離タイプ。


①枠2番 ネヴァプション

今年の1月には中山のG2レース、AJCを昨年に引き続き勝利し2連覇達成
08年には日経賞も制しており中山は得意と言って過言は無いだろう

昨年は一番外枠の15番から6番手追走。
だがレースは先行勢にはきついペースとなり12着に大敗した。

G1には一歩足りない印象があったが(09年 天皇賞春13着 ジャパンカップ10着 有馬記念12着)
今年は宝塚記念5着、天皇賞秋5着と以前よりはその差は詰まった印象。

連覇したAJCの様にスムーズなストレスの低い先行が出来れば惨敗は無いだろう。



②枠3番 フォゲッタブル

菊花賞2着、ステイヤーズS1着から4着になった昨年の有馬記念
成績から今年の長距離戦線の主役になっておかしくなかった一頭だが

1番人気に推された天皇賞春で6着の惨敗、宝塚記念は10着。
秋にもそれとも強力ともいえないメンバー相手に6着、5着。

スピード比べになると厳しく、タフな資質が活きるステイヤー向けの展開が必要で、だからと言って自分から勝ちに行けるほどの能力も無い。

長距離の差し馬として立ち回り後は展開待ち


②枠4番 トーセンジョーダン

条件戦からG2アルゼンチン共和国杯まで3連勝中
だが、条件戦はもちろんG2とは単純に評価出来ない一線級とは言えない相手での成績である。

中山コースは2戦2勝だが、これも2歳時に限定された物で実績とまで呼べるかは微妙。

試金石の一戦の要素が強く、武器の長く使える末脚は東京向きか。



③枠5番 ルーラーシップ

エアグルーヴの仔という重責を生まれた時から背負う馬。

前走鳴尾記念で初の重賞勝ち。
ダービーの様な純粋な末脚勝負ではキレが足らずに5着。

レースセンスの良さを活かし上手く立ち回れるかが騎手に問われる。


③枠6番 ローズキングダム

昨年、中山コースで朝日杯を制し2歳チャンピオンに。

だが今年、前走ジャパンカップ優勝の様に直線の長いコースでは末脚を活かし好成績を収めたが
中山での2戦ではスプリングS3着、皐月賞4着と結果が出ていない。


④枠7番 ブエナビスタ

天皇賞秋とジャパンカップを見れば能力がナンバー1なのは明白。

中山コースでも昨年の有馬記念で2着
先行勢がことごとく潰れる厳しいペースの中で勝ちに行く競馬をしてのモノで展開の利と言える。

だが、秋華賞降着、エリザベス女王杯は前代未聞の大逃げを許し
ドバイ遠征でも帰国後2戦目の宝塚記念でも伏兵に足を掬われるなど

何故か能力の割りに勝利に恵まれない1年であった。


④枠8番 メイショウベルーガ

これだけキャリアがありながら中山は初コースとなる。
日経新春杯、京都大賞典と京都重賞を2勝。

自分から動くタイプではなく先行勢次第となるレーススタイルは
08年に2着になった日経新春杯1着、京都大賞典2着で参戦したアドマイヤモナークに近い。


⑤枠9番 ダノンシャンティ

騎手のミスで2着に負けた共同通信杯以降は毎日杯、そしてG1NHKマイルを力の違いを見せ付ける見事な連勝

3歳世代の有力な一頭には間違いがないがダービー前日に骨折で長期休養をしており
このレースが復帰第一戦となる。


⑤枠10番 エイシンフラッシュ

10年ダービー馬

600m最速決定戦という末脚馬鹿決定戦と呼べるレース展開となったダービーを
サラブレッドの限界値と呼べる末脚で制し優勝

中山コースでは京成杯1着、皐月賞3着と先ず先ずの結果を残しており苦手という事はない。

ジャパンカップは8着に力差の見える内容で破れたのだが
菊花賞直前に体調不良からレースを回避したアクシデントがあり
その影響が無かったとは言い切れない。

世代屈指の末脚を持つだけに当日のコンディションが気になる一頭。



⑥枠11番 トゥザグローリー


今年勝利したレースが新馬戦、条件戦、オープン特別、ローカルG3。

ダービートライアル青葉賞ではペルーサに完敗の2着、
本番のダービーでは7着、秋に走ったG1のマイルCSでも7着と

一線級ではまだ能力が足りない印象が強い。

前走、G3の中日新聞杯快勝で見せたように
中山は初コースだが反応の良さがあり小回りコースはむしろ向いている


⑥枠12番 ドリームジャーニー

昨年の優勝馬
展開の利があったのは間違いないがそれでも見事な差し切り勝ち。

長く良い脚が持続できるタイプでキレの勝負になると勝ちきれない。
(今年は4着,4着,3着,2着と未勝利)

中山コースではG1を2勝しているが取りこぼしもアリ、得手不得手がないイーブンな印象で
得意とまで呼べるデータは見当たらない

タフなレースになり前が崩れる様な展開になると最右翼の一頭。

慢性的な脚部不安(靭帯)を抱えており今回は9月以来のレースとなる。


⑦枠13番 オウケンブルースリ

2年前の菊花賞馬。
これまで2年連続、有馬記念には使わずにジャパンカップでシーズンを終えていた。

中山コースは初となる。
末脚勝負に徹するタイプで時計の出る馬場は得意な方。


⑦枠14番 ペルーサ

青葉賞圧勝によりダービーでは2番人気に推された逸材。

その後は、承知の出遅れ癖がついてしまい天皇賞秋2着、ジャパンカップ5着にこそなったが消化不良の感がとても強い。

全ては枠内駐立における姿勢の悪さ(後肢の力を抜き後扉に寄りかかる)事が問題でこれがジャンプ発走に繋がっている。

対策は万全に練られたが、いざ本番、やってみないと解らない・・・。

ここでの出遅れは致命的。



⑧枠15番 レッドディザイア

ドバイから始まった勇敢な世界旅行から帰還。

国内ではこれまで安定したレース運びで良績を残してきた。
同時にいい所までは行くが勝ちきれないのは世界の舞台でも同じであった。

中山は初コース。


⑧枠16番 ジャミール

重賞未勝利
切れる脚ではなくバテない事がセールスポイントと言える末脚。

タフなレースになりよっぽどの乱戦になればと考えるも
強力な同型は既に複数いる為、持ち場が無い。

中山では前走ステイヤーズS2着も相手は薄い。

レースレベルが多少高かった9月オールカマーでは圏外の5着。


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