プロフィール

新 拓也

兵庫県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/6 >>

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:104
  • 昨日のアクセス:64
  • 総アクセス数:327719
1324522458326_1.jpg jadostaff_prof.png

紅語-最終章:開華-






    紅語     
 ‐クレナイガタリ‐  

      最終章      







最終日
この日の集合は21:00。

その前に丸亀製麺でうどんを食べる。
四国に来た割に丸亀製麺というチョイスは
いかがなものかとも思うのだけれど
とろろの様に粘りうどんのようなコシのある男に(ry
 


この日は自分の中で決めていた事がある。
アカメに絞って、アカメ以外は狙わない事である。
釣れなくても最後までやった事実が欲しい。
そうすれば後悔もないし、次回へつながる。
元々の性格からして一つの目標物しか見えないので
普段の釣りからこうなのだけれど。
その旨を岡ちゃんに伝えて
アカメを探してもらう事に。
 


 
軽くメーター越えのシーバスだったり
ぼーっと川をのぼっていくアカメは見れたのだが
肝心のアカメからの反応がない。
いや、これはこれで贅沢なのだけれど・・・。
 
 
やはり濁りや今年の状況を含めて
厳しいというのは揺るがない事実のようで
最後の望みに賭けて、唯一アカメ色の濃かった
ポイントへと移動することに。
自分としてもここに全精力を注いで果てるつもりだった。
 
流れはほぼナシ。
潮の小さな日は引いては止まりを繰り返しながら
段階的に下げていくらしい。
逆に時合いが絞りやすいというメリットもあるな。
と、ポジティブシンキング☆
モノは考えようですww
 
 
 
 
準備を終わらせた頃には
徐々に下げが強まっていくタイミングだった。
これだとポイントに入ったころがベストタイミングか。
立ち位置にポジショニングした時
潮は既に走っているような状況で
オグル85SLMをチョイスして
リフト&フォールを繰り返す。
 
この日は落とし込みの効果もあり
昨日よりも「キレッキレ」の状態だったことを
付け加えておこう・・・。
 
 
スラッグの具合でフォールを調整できる程に
成長してきた自分のオグルの釣り。
フォールスピードを気持ち遅くした(つもり)
で流し込んでいたオグルをあの感触が襲う。
 









 
ブルッ・・・
 


考える間もなく鬼合わせ!!

ゴッ!!

ゴンッ!!

 
 




と確かな感触は伝わるものの
暴力的というには及ばない。
  
近場で当たったので
早く寄せすぎてしまい
足元で手こずって
痛恨のフックアウト!!
 

 
 

















 

掬った岡ちゃん!!!www


スゲーなオイ
 





高知3本目のシーバス
1本目より小さいサイズ。
岡ちゃんの目ジャーで63cm
 
 






これによりさらに研ぎ澄まされた感覚は
フォールでフックに当たってくる枯葉さえも
瞬時にして感知・フッキングする程になり
筆者曰く「ガチでキレッキレ」という状態。

 





シュパッ!!
 
枯葉
 
 


シュパッ!!!
 
ビニール
 
 



シュパッ!!!!
 

ニラ
 
 
 


こんな自分に岡ちゃんは
「休憩した方がええ。そんな時は釣れないよ」
「根掛かりも増えるし。」
 

 
と声をかけてくれたので
ソルティライチで頭を冷やす。
こんな時にふと考えると
5泊6日は短かったな、とか
そういえば今高知に居るんだっけ?とか
そういえば今目の前にアカメが居るんだっけ?とか
当たり前のようなことを考えたりするのだけど
考えれば考える程にアカメを感じてみたいと
そんな気持ちが頭を巡っていた。
 
 
 
気合を入れ直し
再度オグルを流していく・・・。
ん?さっきより流れが弛んでいる。
すぐにオグル85Sへとローテし
改めて流していく・・・
 



 







こ れ で 答 え は 出 た
 




 
モソッ・・・
 

この抑え込むようなアタリは
ヤツなのではないだろうか?
アカメのアタリを掛けたことが無いので
確信はもてないのだけれど
俺「なんかモソってアタッた!!」
岡ちゃん「アカメかもしれん」
というやり取りが何度かあったので
その可能性は大である。

 
 


アタリからコンマ数秒の単位遅れで
アワセを叩きこんだ!!
 




 
 
ゴゴンッ!!
 
魚であることは間違いない。
 
 
 








Cloverで勝負に出
 
 
 
・・・るまでもなくすんなりと上がってきた。
 
 
 


 
高知で4本目のシーバス
 
見ているとボケを吐いたから
これが抑え込みバイトの原因かもしれない。
 
このシーバスを合図にしたかのように
潮は止まってしまった。
85Sでも流し込めない程に。
カルトラで流してみるのだけれど
流れが無い為先ほどまでの生命感が
嘘のようになくなっており反応は無い。
 
 
 
 
このタイミングで
岡 ち ゃ ん が つ い に

 
 
 
 
 
 
絞り込まれるビースト!!


その反発力を生かして
ヤツを浮かせる。
 
なかなか浮いてこない。
2人は固唾をのんで見守る・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 






 
ドンッ!!
 



一同「ドンッ!!じゃねーよッwww」
 
 
良かった良かった
無事にルアー回収できたね♪
 
 
 
 




この30分後くらいに
SLMは使えないが
Sなら使える程度の流れが出た。
 
もう少しすれば
潮が止まってしまう
これがラストチャンスかもしれない。
先ほどは出るべき場所でシーバスが出てしまったが
今はシーバスの気配は感じられない。
とすればアカメ・・・?
 
 
より丁寧に流すことを心がける。
 
 
 



 
ド ス!
 
 
しっかりとアワセにかかるが
フッキングならず。
オグルのフックを見ると
針先が潰されていた・・・。
 
 



この後は反応が得られず
潮位も低くなってきた為
わずかな可能性に賭けて
外海へと出てみた。
 
しかし、4m近い波高に
予定のポイントへは入れず
漁港内で最後の賭けに出る。
 
 
 
岡ちゃん曰く
「いつもよりベイトが少ない・・・」
いつもはベイトがおり
それを狙うヒラやアカメがうろうろしているようなのだが
この日はダツが表層で波と流れに揉まれるのみ。
 
 
しばらく探っていくが
時間だけが過ぎていく・・・。
 
横は見切って縦の釣りに移行。
オグルを流すと
ゴンッ!!
 
というバイトがあった。
しばらくして岡ちゃんにも
横の釣りでバイトがあったようで
少し立ち位置を変えて挑むが
無情にも日が昇ってしまった・・・。

 


堤防上で腹を抱えて笑いながら
一緒に釣りをしていると
アカメだろうがシーバスだろうが、
いや、前記は訂正。
アカメリベンジのためにも
もう一度来たい。
そう思えた今遠征であった。
 




※一人は車内で果てていますwww
 
 
 
 



長期にわたった今シリーズ
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は番外編として
この遠征の続きというか裏話というか
ある意味での本編をお送りいたします。
 
ひとまずは
-完-

コメントを見る