Aji Love You !!

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さて迎えた大隅突撃2日目、最終日。

先のログにてご閲覧いただき多大なるご声援とご期待をくださいました皆々様には、
心よりお礼申し上げます。
ワタクシ、その思いに応えるべく全身全霊を賭してアジングしてまいりました。

この大隅突撃を遡る事、5日前。
ワタクシは心に葛藤を抱え、
悶々とした時を過ごしておりました。

鯵に想いを募らせ始めてから随分時間が流れていったように思います。
宮崎北部に行けばこの鯵に出会えると知り、
その年に毎週通った次第でございます。
片道200㎞の距離を激走しても、
ワタクシの力量で出会えるのは北部九州サイズより二回り程度大きいサイズで、
愛を語らうにはまだまだ時期尚早な鯵達だけでした。

あれから4年。
ワタクシの心の中に幾重にも折り重なった熱い想いを、
21日こそは直に鯵へ伝えよう。

「鯵を愛する人は、心深き人」
美しい日本の歌に奏でられるがごとき、
深い心をもってして、熱情に滾る竿を振り抜く所存でございます。

だがしかし、言葉通じぬ鯵と対面を果たした時、
如何にして想いを伝えるのか。
人類のような聴覚さえ装備しない鯵に。。。

そして思い至った。
視覚。 そう、視覚へ訴えよう。

直ぐにパソコンの電源を入れフォトショップを立ち上げ、
画像をトレース。
パスをイラストレーターへ書き出し、
データを完成させた。

データとは鯵へのラブレター。
ワタクシが愛しの鯵に対面した時、
語るべくも無くその想い全てを視覚から鯵へ送ってくれるよう、
鯵に向けた恋文Tシャツを用意した。
背面にはこの恋に賭ける覚悟も綴った。
急ごしらえにしてはまぁまぁの出来である。

そして前職時に同期だった鹿児島在住T君も今回召集した。
筋金入りのイジラレキャラである彼の分もティーシャツを用意。
「僕も鯵はスキですよ」と言ったからである。
「スキ」とは「食べるほうの事」だった事実をワタクシの心が無視したのは言うまでもない。
ワタクシ一人でオカシナ人になるのはご免だからである。

前日に巨大ウグイを複数匹釣り上げ、
心と体のウォームアップは完了していた。

だがしかし、ハードルの高い恋は成就直前においても尚、
また更なる困難が用意されている。
巡り来る逆境の数は、結果の崇高さに比例する。
そう言い聞かせて予約していた第3朝飛丸欠航の知らせを受け入れた。
こんな時にシケてくれるとは。。。

全知全能の存在は、このちっぽけなワタクシの中にある愛を、
余程大いなる崇高な愛へと変貌させたいらしいのだ。
もちろんその逆境を受けて立つ。
全ては愛の為。

たろう君が全神経を集中し、鯵の行動を予測、
超一級の鯵ポイントへ案内していただいた。
見た瞬間にこのトーシロでもココが「超一級」である事が分かる。
さすがたろう君。

T君と共にこの場所についてのレクチャーをたろう君から受け、
ルアーを投げた。

オシペンも投げた。

アイルマグネットも3種類投げた。

フィードポッパーも投げた。

TDペンシルも投げた。

ジョニーさんも投げた。

ドルチェも投げた。

ナブラ刑事も投げた。

アレも投げた、コレも投げた、ソレも投げた、ドレも投げた。

人生とヤルキ以外、全部投げた。

超一級でも、自然相手である。
厳しい時は厳しい。
今日は、その厳しい日。

ワタクシの窮地を救うのは、コイツの場合が多い。
愛機「バルバロッサ」。
振りぬいた竿先から白波の彼方へ。
この戦闘機は今日も生命反応を見逃さない。

そしてタイムアップ。
今夏の告白タイムが終わりを告げる。

この度の釣果、、、、、、






うみへび1匹ですけどー(゚Д゚|||)






ビビって写真とれませんでした・・・
バーブレスにしてて良かった(o´Д`)=з

またこれからもワタクシの恋は一方通行です。


あなたも鯵への愛を語ってみませんか?
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