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自分が思うバーブレス化

少し前にフックについて
いろいろな方が
それぞれの考えを
ブログに書かれていました。


それが落ち着いてきたところで
自分のフックに対する考えを
書いていこうと思います。


自分は一部のフックに対して
返しを潰して使っています。


返しを潰すフックの基準は、

・ジャークをして使うルアーのフック
・#4以上のフック


まず、ジャークをして使うルアーのフックを
バーブレス化する理由です。


シーバス達のミスバイトによる
スレがかりに対して
魚へのダメージを少しでも抑えるためです。


例へば、魚の背中に刺さった針を抜く際に
返しがついた針だと
肉がえぐれることになります。


バーブレスのほうがまだ優しいかなと。。。


みなさんも想像してみてください。


採血の際に
返しのある注射針と
返しのない注射針の
どちらなら腕に刺しても良いと思いますか?


次に、#4以上のフックの返しを潰す理由です。


リバーシーバスを1年中やる自分は
基本的にドリフトの釣りがメインになります。


スローリトリーブで
ルアーをしっかり魚にみせて食わせるため
スレがかりは滅多なことがない限り起こりません。


シーバスの口周りの膜のようなところ?
に針が刺さります。


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バーブレスフックを使用しているため
ネットランディングした際に
フロントフックが外れてしまっていますが
リアフックがしっかりと懐まで刺さっています。


もし、間違っている知識なら申し訳ないのですが
膜のような場所に
痛みなどを感じる神経細胞はありません。


また、フックによって空いた膜の穴は
1週間ほどで治ります。


シーバス達は痛いから暴れるのではなく
ご飯(ルアー)を食べたら
未知の力(釣り人)により体が引っ張られ
抵抗するために暴れていると考えています。


つまり、
口周りの膜なら魚へのダメージは
ほとんど無いだろう
というのが自分の考えです。


そのため、
#5以下のサイズのフックは
返しは潰さずに使っています。


では、なぜ#4以上はフックの返しを潰すのか。


返しがあるとフックが太くなり
フッキングをした際の刺さりが悪くなるからです。


ビッグベイトを始めた頃はバラシがそれなりにありました。


返しのついているフックが
しっかり刺さっていない状態で
ファイトしようとすると
簡単に外れたり
簡単にフックが伸びたりします。


ビッグベイト以外の釣りも同じです。


自分はコモモカウンターとサスケ120裂波をよく使います。


フックサイズはそれぞれ
コモモカウンターは#4
サスケ120裂波は#6


サスケ120裂波はバラした記憶はほとんどありません。


それに対して、コモモカウンターは
フックに返しがついており、
サスケよりも大きなフックが付いているにも関わらず
結構な数をバラシています。


話は簡単、フックの懐までしっかりと刺さらないから。


ドリフトさせてラインがたるんだ状態で
なおかつ、20~30m先にある物体に
フックの懐までしっかりと刺すためには
自分の技術、力、タックルセッティングでは、
#6のフックまでしか刺すことができません。


でも、#4以上のフックでの使用を諦めるわけにはいきません。


そのため、
フックの返しを潰して
少しでもフックを細くし
少ない力でもフックの懐まで
しっかりとフッキングさせます。


#4以上のフックの懐であれば
一度しっかり刺さってしまえば
バーブレスの状態でも
バレることはほとんどありません。


試しにfimoフックの#4と#6を使用して
返しがある場合のフックの太さ
返しを潰した場合のフックの太さ
を計測してみました。

まずは、#4の返しありのフック。

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返しこみの幅で約1.9mm。


返しを潰して計測。

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返しを潰すと約1.2mm。

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もともとの素材は約1.0mm。

返しがあると2倍近くまで
太くなっていたことになります。


次に#6の返しあり。

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#6の返しがあると約1.7mm。

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もともとの素材は約1mm。


#4返しあり・・・約1.9mm
#4返し潰し・・・約1.2mm
#6返しあり・・・約1.7mm


フックの返しを含めて幅を見てみると
意外と太い。


ドリフトさせてラインがたるんだ状態で
なおかつ、20~30m先にある物体に
フックの懐までしっかりと刺すためには
自分の技術、力、タックルセッティングでは
1.7mmのものを貫通させるのが
せいぜいということですかね。


いくらフックの先端が尖っていても
途中が太かったら
フックの懐まで刺すのは難しいだろう
という自分の妄想です。


以上より、
自分の考えをまとめると

魚の胴体にフックが刺さる恐れがある場合
バーブレス化

#4以上のフックに対しては
返しを潰して少しでもフックを細くし
刺さりを良くするために
バーブレス化

これら以外は
返しありのフック。


フックの返しを潰すメリットを書いてきましたが、
デメリットとしては

・気持ち的になんかバラシてしまいそう。

・バラシた際に「返しがあったらな。。。」
 と、後悔しそう。

・返しを潰すのがちょっとめんどくさい。


ただ、
ビッグベイトは返しを潰すようにしてから
バラシたことはありません。


ビッグベイトでの釣りに
慣れてきたというのもあるかもしれませんが
バーブレス化による
しっかりとしたフッキングと
それによるバラシの軽減への
助けになっていると思います。


フックの返しを潰したことがない人は
一度やってみるのもいいかもしれません。


「百聞は一見に如かず」


というような感じですが
何事も自分自身を向上させるための
投資だと思ってトライ&エラー。


というわけで、
次はどんな投資を。。。


 

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