忘れられない1日に。ヒラマサ32キロ。

秋も深まり海の中では色々な魚達がそわそわし始めた今日この頃。
私の気持ちも魚達と見事にリンクし、ヒラマサキャスティングに出撃してきました。

今回お世話になったのは長崎から出航するブレイブスターさん。
今回2回目となりますがルアーマンの気持ちを理解して下さる最高の船長さん。
何故かというと船長自らが現役バリバリのアングラー。
午前5時半に港から出航しポイントに到着したのは7時半。
早速キャスティングを開始。
先ずは私が1番信用しているメガバスのフラッパー。開始早々チェイスはあるが乗らない。乗らない。全然乗らない。
他のお客さんも同じような状況。
この状況を打破しようと考えた結果、シマノのヘッドディップ、クリアカラーを選択。
しかし、状況は変わらず・・。
船長がこのポイントに見切りをつけ大きな移動。
しかしそこからがチェイスもなく沈黙タイム。
時折、ナブラがでるがベイトが小さすぎてプラグでは太刀打ち出来ず。そんな感じで時間が過ぎ・・
結構端折りましたが今日最後であろうポイントに到着。


ここでドラマが待っていました。
少し遠くで大規模なナブラが発生。
船長が船をかっ飛ばしナブラに接近。

咄嗟の状況判断。

五感をフル稼働し情報を整理していく。

ベイトはイワシ。

その下にサメ。






サメ?





気付いた時にはナブラの最高の位置にピンでヘッドディップが着水。
そして間も無くロッドに伝わる魚の生命感。

やっちまったぜ。

ほぼフルロックしていたリールのドラグが鳴き出す。


しかし少しやり取りしていて気づいてしまった。

これヒラマサじゃね?

そこから慎重なやり取り開始。
システムはPE6号に140lbのリーダー。
水深は17m。
シャローな上にボトムには複雑な岩礁。
且つフックはバーブレスの為絶対にテンションは抜けない。慎重に・・でも勝負する所は大胆に・・。
後は根に潜られないように祈るのみ。


祈りが通じて水面に魚体がキラリ。
やばい。見た事ないサイズ。
次の瞬間最後のものスゴイ突っ込みを見せるモンスター。
ロッドがグリップのトコまで曲がるんじゃないかってぐらい。

なんとか最後の突っ込みに耐えポンピングで浮かせて御用となりました。




船上では船長含め他のお客さんからおめでとうの声。

ホントに感謝です。

これだから辞められないよね。
生涯忘れられない1尾と仲間に出会えました。

ホント、全部に感謝だね。




152㎝ 32Kg



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