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西川大皓(ひろ)

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多摩川ナイトゲーム、青森クロマグロ、多摩川ナイトゲーム

  • ジャンル:釣行記
8月27日1:00〜

8月はまともに釣りに行くことができず、二回チャレンジした涸沼遠征も見事に撃沈。釣りに自信がなっくなってきた。
9月頭に青森県のクロマグロ遠征を控えていたことから、とりあえず一本シーバスをとって自信を取り戻しておきたいとソワソワ落ち着かない日々が続いていた。

この日のポイントは知人に教えてもらった変化に富むステージ。
馬の背を避けて下った本流が、牡蠣瀬にぶつかって魅力的に蛇行する。
僕たちは馬の背に立ち完全なダウンクロスで牡蠣瀬にバイブを放り込む。
リトリーブは限りなくスローに、根掛かりを回避しながら牡蠣瀬にぶつかる本流へと運ぶ。
本流に出たらリーリングを止め、静かにドリフトさせていく。

ここでのターゲットは、シーバスとクロダイ。
牡蠣瀬のうえでクロダイを狙い、本流のドリフトでシーバスを狙うといった具合。
基本的には回遊待ちである。

しかし、場所の特性上多少テクニカルな釣りが要求される。気をぬいたら即座に根掛かり、集中して飽きずに回遊待ちをすることができる個人的には最高のポイントだ。

ひたすらコースをトレースし続け2時間ほど、本流のドリフトで、リフトアンドフォールを繰り返していると、「コン」と気持ちのいいバイト。

反射的にしたアワセもしっかりと決まり、8月唯一のシーバスを手にすることができた。
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50cmほどの個体だが喜びが隠せない。喜びはサイズではないとつくづく思う。リリース時、蘇生する間も無くそそくさと手の中から飛び出した。


9月1〜4日(2日〜4日)
僕はオフショア初心者である。去年の9月に相模湾のシイラに挑戦し、今年の7月にこれまた相模湾のキハダに挑戦し2ヒットさせているが、それだけである。
段階を飛ばし過ぎている気もしなくもないが、クロマグロキャスティングゲームに挑戦してきた。

この釣りの大きさは計り知れない。ターゲットだけではなく、道具、ラインシステム、自身の体、確かなキャスティング技術、船宿、同船者、運。この全てが万全に揃わないとキャッチすることができないという規模である。
この度、道具は購入したものに加え、知人から貸してもらったものを合わせ、万全に整えた。ラインシステムも自宅で組んでは引っ張り、破断部位を確認し、納得のいくまで練習した。
体力面に関しては、キハダと対峙したときまだ足りないと感じたため、一ヶ月とちょっと時間を作っては走り込みと筋トレをし、2キロ程度だが増量させた。それでもまだまだ不安は残る。そんな状態で挑んだ三日間。船宿にも同船者にも恵まれた。
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船宿の冷凍庫にあった150kgのテール。これを釣りに来たと思うと震えが止まらなくなる。


しかし、の要素が足りなかった。

三日間ともナブラを見ることはできた。
一度、軽自動車にも迫る大きさの群れがシイラを喰い上げるシイラナブラにも遭遇した。

にもかかわらず、キャストチャンスはたったの2回。

これでも運はいい方なのだ。
あと少し足りなかった、届かなかっただけである。

クロマグロキャスティングゲーム。

そこには壮大なロマンがあった。
目に焼き付けたナブラと、耳に残るエンジン音。
もう何度でも挑戦し必ずキャッチすることを誓った学生最後の夏であった。
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もう何度でもこの海へ。目の前が竜飛崎。最高のビッグゲームが待ち受ける。
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今回お世話になった船は太郎丸。看板犬のハナコはミヨシが大好き。


9月16日
遠征の夢に浸っている間も無く、現実に引き戻される。
やってきたのはいつもの多摩川。
降雨の影響で潮が引ききらない状況が続いている。
狙いは地形の変化なのだが、今まで深みだったところは土砂が堆積し、シャローだらけになっていた。
ということでおおよそ狙い目は数少ないブレイクライン。
流れが合流しいかにも出そうなところでキャストを開始することに。
すると、時折「ゴボッ」とボイルする。
狙いはあっていたようだ。
ところが何を試してもダメ。
ボイルを眺めるだけになってしまった。

そこでドシャローへと立ち込むことにした。
先の場所とは違ってボイルはしていないが、トップでの誘い出しを試みる。
すると数投目に「クンッ」と抑えられた。
慌てて合わせたせいなのか、一瞬でフックアウト。

魚は居た。

引き続きトップを投げ続けると、「パシャ」今回はしっかりと乗っている。
それも、とてつも無く軽いのが。
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嬉しかったのだけれども、さすがにもう少しサイズが大きいほうが良い。


すぐにリリースし、サイズアップを図る。
するとすぐに答えは出た。
「バシャッ」と豪快なバイトと確かな重み。
フッコほどのサイズの魚が掛かった。
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魚違いだが…


最初のバイトはマルタでした。という答え合わせが終わったところで、今日のところは竿をかたづけた。

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