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西川大皓(ひろ)
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▼ 夢心地、90up!
- ジャンル:釣行記
時は11月17日。
スーパームーンの影響で潮位差の大きい潮回りの中潮初日。
都内河川でランカーキャッチの情報が相次ぎ、いてもたってもいられない日々が続いていた。
11月というのは僕が初めてシーバスを始めた季節である。
ということで、シーバス歴は四年目に突入した。

2013年11月5日人生初のシーバス
今回は普段あまり行かない干潟エリアへ。
メンバーはBlueBlueのテスターで同い年の山西君。
そして、毎回超前向きな姿勢で釣りに挑む、同じ大学のこうすけである。
釣行開始から、ベイトと流れを探し歩きさまようこと2時間ほど。
強烈なカレントを見つけ出す。
ルアーは去年ワンシーズン投げ倒して信頼度の高いルアーとなったジップベイツ ザブラシステムミノー11fタイダルをセット。フルキャストをして広範囲を探っていく。
完全ダウンでデッドスローにリトリーブ。
すると、
実に2投目、スンッといういいバイト。
ドラグは重めにセッティングしてあるため、しっかりとフッキングを決める。
やはり!というポイントでのヒット。メンバー全員のテンションが上がる。
そして一気に寄せてくる。
手前で一発エラ洗い。
全く派手ではない水面を少し割る程度のもの。
そしてこれはあまり覚えていないことなのだが、ロッドの曲がりは尋常ではなかったようで、山西君はエイと判断。
メンバーはいつの間にか後ろに退避していた。
そして残り7メートルほどといったところだろうか。
臨場感を出すために文字を大きくする。
魚に異変が起きた。
つい先ほどまであっさりと寄ってきていたのだが、
まるで魚が変わったかのように、
急に
ありえないほどの重量感に、
トルクのあるズシッとした走り。
ドラグが悲鳴をあげる。
全く寄ってこない。
この辺りからエイの恐怖が脳裏に浮かぶ。
一発のエラ洗いも何かの気のせいかと考えを巡らせるほどに、ファイトタイムは長引いていく。
10分はかからなかっただろうか。
巻いては出され、巻いては出されを、繰り返し、もうバレてくれとも思った。
フワッと暗闇の水面に出てきた魚体はエラ洗いをしない。
だから山西君に「エイ浮いた!」
と声をかけ、ライトで照らしてもらう。
すると山西君は大慌て。
かかっていたのはエイではなかったのだ。
それも、かなりデカイ。
現場に突如緊張が走る。
メインラインのPEは0.6号。
フックはバーブレス。
リーダーとの結束部は即席ノット。
不安要素が多すぎる。
ライトに驚いた魚が立ち位置の右手へと一気に走る。
魚との距離15メートルほど。
ドラグ設定はいじらずに、
絶対にテンションは抜かず、
慎重にファイトするも
やはりなかなか寄ってこない。
カレントがかなり強烈なのだ。
山西君はカレントの下流にネットを持って待ち構えるも、そうとう手こずっている様子。
かといってシブミはフルベントを描き、現状維持が精一杯だった。
山西君がネットに収めようと試みるたびに、今までにない強烈なランに見舞われる。
正直、ラインが負けてしまうと思った。
実際、主導権は魚の方に握られていた。
後ろに下がろうと試みるもカレントが効きすぎて下がった分ドラグが出てしまう。
なんとかとりたい。
でも、何もできない。
耐えるしかない。
そして自分に言い聞かす。
いいぞ、慌てず落ち着いて。
ポンピングはダメ。
ゆっくり魚に合わせてハンドルを巻くだけ。
魚の重みと尋常でないプレッシャーに耐えに耐え続ける。
少しずつ弱気ながらも距離をつめていく。
魚との距離、実に4メートルほど。
そして、
勝機は突然訪れた。
立ち位置の右手へと抵抗していた魚の進路がこっちへ向く。
なんとかさらに1メートルの距離を詰める。
ライトに照らされた魚体が体側を見せて浮かんだ。
でも相変わらずネットには収まらない。
山西君はすかさずフィッシュグリップで掴み、
吠えた。
俺は無言で魚を受け取った。
まだ安心できなかった。
その魚体が重すぎて、フィッシュグリップから落ちるのではないかと、謎の恐怖に襲われていたのだ。
だから、そのまま無言で陸地まで向かう。
ウェーディングでこんなに早歩きをしたのははじめてだった。
陸地にたどり着いた時は膝から崩れ落ちた。
そして、歓喜のあまり吠えた。
思いっきり吠えた。
この喜びは言葉では書ききれない。
だって、こんなに素晴らしい魚体なんだもん。

お腹がすごすぎる。

ヒレもキレイ。

ジップベイツザブラシステムミノー11fタイダル

92cm 重さは目盛りを振り切り、8kgオーバー 東京湾でこれが取れるとは
夢のようなサイズだった!
一通り撮影を終え、ゆっくりと蘇生させ、名残惜しいが丁寧にリリースした。
その後、山西君とこうすけもしっかりと70upを上げ、この日の釣行は終了となった。

もう一度エントリーしてすぐに。

そしてダブルヒットである。
仲間に支えられての最高の釣行だった。
Rod:ima Shibumi 86ML
Reel:Daiwa Certate 2500
Line:Rapala Rapinova-X #0.6 + fluoro carbon 22lb
Lure:ZipBaits ZBR system minnow 11f tidal
スーパームーンの影響で潮位差の大きい潮回りの中潮初日。
都内河川でランカーキャッチの情報が相次ぎ、いてもたってもいられない日々が続いていた。
11月というのは僕が初めてシーバスを始めた季節である。
ということで、シーバス歴は四年目に突入した。

2013年11月5日人生初のシーバス
今回は普段あまり行かない干潟エリアへ。
メンバーはBlueBlueのテスターで同い年の山西君。
そして、毎回超前向きな姿勢で釣りに挑む、同じ大学のこうすけである。
釣行開始から、ベイトと流れを探し歩きさまようこと2時間ほど。
強烈なカレントを見つけ出す。
ルアーは去年ワンシーズン投げ倒して信頼度の高いルアーとなったジップベイツ ザブラシステムミノー11fタイダルをセット。フルキャストをして広範囲を探っていく。
完全ダウンでデッドスローにリトリーブ。
すると、
実に2投目、スンッといういいバイト。
ドラグは重めにセッティングしてあるため、しっかりとフッキングを決める。
やはり!というポイントでのヒット。メンバー全員のテンションが上がる。
そして一気に寄せてくる。
手前で一発エラ洗い。
全く派手ではない水面を少し割る程度のもの。
そしてこれはあまり覚えていないことなのだが、ロッドの曲がりは尋常ではなかったようで、山西君はエイと判断。
メンバーはいつの間にか後ろに退避していた。
そして残り7メートルほどといったところだろうか。
臨場感を出すために文字を大きくする。
魚に異変が起きた。
つい先ほどまであっさりと寄ってきていたのだが、
まるで魚が変わったかのように、
急に
ありえないほどの重量感に、
トルクのあるズシッとした走り。
ドラグが悲鳴をあげる。
全く寄ってこない。
この辺りからエイの恐怖が脳裏に浮かぶ。
一発のエラ洗いも何かの気のせいかと考えを巡らせるほどに、ファイトタイムは長引いていく。
10分はかからなかっただろうか。
巻いては出され、巻いては出されを、繰り返し、もうバレてくれとも思った。
フワッと暗闇の水面に出てきた魚体はエラ洗いをしない。
だから山西君に「エイ浮いた!」
と声をかけ、ライトで照らしてもらう。
すると山西君は大慌て。
かかっていたのはエイではなかったのだ。
それも、かなりデカイ。
現場に突如緊張が走る。
メインラインのPEは0.6号。
フックはバーブレス。
リーダーとの結束部は即席ノット。
不安要素が多すぎる。
ライトに驚いた魚が立ち位置の右手へと一気に走る。
魚との距離15メートルほど。
ドラグ設定はいじらずに、
絶対にテンションは抜かず、
慎重にファイトするも
やはりなかなか寄ってこない。
カレントがかなり強烈なのだ。
山西君はカレントの下流にネットを持って待ち構えるも、そうとう手こずっている様子。
かといってシブミはフルベントを描き、現状維持が精一杯だった。
山西君がネットに収めようと試みるたびに、今までにない強烈なランに見舞われる。
正直、ラインが負けてしまうと思った。
実際、主導権は魚の方に握られていた。
後ろに下がろうと試みるもカレントが効きすぎて下がった分ドラグが出てしまう。
なんとかとりたい。
でも、何もできない。
耐えるしかない。
そして自分に言い聞かす。
いいぞ、慌てず落ち着いて。
ポンピングはダメ。
ゆっくり魚に合わせてハンドルを巻くだけ。
魚の重みと尋常でないプレッシャーに耐えに耐え続ける。
少しずつ弱気ながらも距離をつめていく。
魚との距離、実に4メートルほど。
そして、
勝機は突然訪れた。
立ち位置の右手へと抵抗していた魚の進路がこっちへ向く。
なんとかさらに1メートルの距離を詰める。
ライトに照らされた魚体が体側を見せて浮かんだ。
でも相変わらずネットには収まらない。
山西君はすかさずフィッシュグリップで掴み、
吠えた。
俺は無言で魚を受け取った。
まだ安心できなかった。
その魚体が重すぎて、フィッシュグリップから落ちるのではないかと、謎の恐怖に襲われていたのだ。
だから、そのまま無言で陸地まで向かう。
ウェーディングでこんなに早歩きをしたのははじめてだった。
陸地にたどり着いた時は膝から崩れ落ちた。
そして、歓喜のあまり吠えた。
思いっきり吠えた。
この喜びは言葉では書ききれない。
だって、こんなに素晴らしい魚体なんだもん。

お腹がすごすぎる。

ヒレもキレイ。

ジップベイツザブラシステムミノー11fタイダル

92cm 重さは目盛りを振り切り、8kgオーバー 東京湾でこれが取れるとは
夢のようなサイズだった!
一通り撮影を終え、ゆっくりと蘇生させ、名残惜しいが丁寧にリリースした。
その後、山西君とこうすけもしっかりと70upを上げ、この日の釣行は終了となった。

もう一度エントリーしてすぐに。

そしてダブルヒットである。
仲間に支えられての最高の釣行だった。
Rod:ima Shibumi 86ML
Reel:Daiwa Certate 2500
Line:Rapala Rapinova-X #0.6 + fluoro carbon 22lb
Lure:ZipBaits ZBR system minnow 11f tidal
- 2016年11月20日
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