こんばんは、夜分遅くにすいません。ぐぅです。

先週の土曜日、大原に行ってきました。
いわゆる、一つテンヤです。




エビ餌なので、ルアーではないので、fimo的にどうかとは思いますが。
まぁ、行ってきたのでご報告までに。

実のところ、一つテンヤはもう2年程やってます。
元々はタイラバの当りを取る練習にでもなれば、と思って始めたんですが、すっかりハマってしまいまして。
なんと言っても仕掛けは錘に鉤が付いたテンヤ1個、それだけです。
ある種、究極のエサ釣り、究極のライトゲーム、かもしれません？

釣行としては、俺はいつも前日、つまり9日の夜に船宿のある大原に向けて出発します。というのも、ずっとお世話になっている富士丸は、釣り座は早い者順で釣り座の札を取っていくシステムなため、良い釣り座を確保するため、前晩から現地入りする必要があるのです。正直しんどいですねぇ。

それでも今回は俺含め3人しかお客がいません。
震災や原発事故の影響か？とも思いましたが、船宿の女将曰く、「それもあるけど、主に不況が原因」との事。みんな財布のヒモがガッチガチなんですね。かく言うオレもそうですが、せめて月イチ位は沖に出たいなぁ、と思って少ない小遣いをやり繰りしてます（泣）

現地集合午前4時30分。
外房の朝は早いんですよ！！
で、準備をして、5時ごろ河岸払い。




大体30分くらい沖に走って、水深36mからスタート！

最初の一投目は潮の様子見程度だったんですが、底断ちして糸ふけ取ったら何か重いので、エイヤ！とばかりに合わせを入れるとジジッ！とばかりにドラグが出ます。そのままごり巻きで一気に浮き上がらせます。
水面に上がってきたのは推定1kgちょっとのチカメキントキ！

すぐにエサを付け直してテンヤを投入しますが・・・
良く見てみると、テンヤから数えて7ｍ付近でPEが傷んで毛羽立っています。このままだと高切れを起こす可能性があるので、急いで回収します。
リーダーを切り取り、傷んだ部分を含めオレンジのマーカー部分計5mをカット。次のブルーのマーカー部分前半の5mもカットして、リーダーと再度結束します。リーダーは5mにしてありますので、ブルーのマーカー部分と合わせると10m、ちょうどマーカー分になります。
いつもならこの作業に10分とか、下手すると30分くらい掛かってしまうのですが、この日は風もあまりなく、5・6分で結束完了しました。この辺は、シーバス始めて効果があったところでしょうか？（爆）

さて再度テンヤを投入すると、落とす度に細かいながら当たりがあり、うまく合わせられると本命の真鯛が上がってきます！

この日は11時ごろまでやって、結果真鯛0.4～2.1kgが10尾、チカメキントキ1～1.5kgが3尾、ウマヅラハギ1.2・1.6kgの2尾と、オレ的には大漁大満足！クーラーボックスがパンパンでした！

さすがにこれだけ釣ってくると、さばくのが大変！
何だかんだで夕方4時ごろ自宅に帰って、それから真鯛4枚、チカメキントキ2枚、ウマヅラ2枚をさばいて、終わったのは7時近く。自宅の庭の水場でさばいていたので、最後は寒くてガタガタ震えながらの作業でした（爆）

でも家族、特に子供たちがニコニコしながら食べてくれるのを見てると、あぁ釣ってきて良かった、頑張ってさばいて良かった！って気持ちになります！それもまた釣りの醍醐味ですね！

よく、テンヤ釣りは夏から秋の浅場（10～20m）の時に始めると良い、と言いますが、俺は今、この寒い時期に始めるのが良いと思います。
というのも、
　・外気温が0度近くても、黒潮のため水温は20度位で活性は悪くない
　・寒くなると釣り客が少なくなるため、お纏りなどのトラブルが少ない
　・30～40m、テンヤ3～5号程度が扱いやすい
という訳だからです。

寒いのは仕方ないけど、でも防寒対策さえしっかりしとけば、俺みたいな寒冷ジンマシン持ちでも大丈夫です！

一つテンヤに興味がおありの様でしたら、まさに今がチャンス！です。
いっぱい釣って、家族にドヤ顔しましょう！！

P.S. 残念ながら、釣りと魚捌きが忙しすぎて、魚の写真を取るのを忘れました！次回は余裕をもってやりたいですが・・・無理ぽいなぁ～（汗）

そうそう、テンヤにシュリンプ系ソフトルアー付けたら、ルアーフィッシングとして認めてもらえるんですかねぇ、fimoさん？