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祝!! 1000本達成(Part2)

2020/11/8(日)明るくなる直前のam5時半頃。

「1000本達成、おめでとう!」
「アザーっす!」と65cmシーバスと写真撮影。

その日ゲットした9本目のシーバスは、記念すべきタグ&リリース1000本目のスズキちゃんとなりました。

継続は力なり?

18年もかかっちゃいましたが、区切りの1000本到達しました!

タイトルを“Part2”とさせていただいた理由は、以前、自身の釣行データを記録するようになって1000本目の魚を捕った時に書いた6年前の釣りログ。
“やった!1000本達成!!”があったから。

↓時間ある方はコチラ↓
https://www.fimosw.com/u/gitti/evjhn4e7fny7jk


今回の釣りログは、タグ&リリースの1000本!達成編です。 

大好きな釣りをずっと続けたい一心で地道に続けているJGFAのタグ&リリース活動。
魚に標識を付けてリリースした魚が1000本になりました。

初めてJGFAタグを打ったのが2003年9月。
その1本目の場所も同じ湾奥のココで。
それから足かけ18年!
そんだけ年くったってことですよね…(苦笑)


自分自身の病気&ケガで通えなかった期間があったり、また、東日本大震災後の自粛や今回のコロナ禍による自粛などなど何度かのブランクを乗り越えて。(ちょっとオーバーかな)

自分にとって区切りとなる記念日ですが、釣りのお仲間さんにもおめでとう!と言ってもらえて、嬉しかったです。
Bazuさん他、皆さんありがとさんです!

先月の時点では、来年になれば達成できるかな~。なんて気長に考えていたのですが、最近の想定外の爆釣(4釣行で42本)が続いたおかげで11月8日に達成できました!

その爆釣編(前回ログ)はコチラ↓
https://www.fimosw.com/u/gitti/evjhn4ecj47u2h


これまでに放流報告した1000本のデータを確認すると、ホームであるここ湾奥で釣れたのが960本。
ほとんどがこの身近な湾奥シーバスなんです。
あらためて毎週通う湾奥フィールドに感謝!って感じですね。


なかなか機会もないので、今回は自分が継続しているタグ&リリースについて少し触れてみます。
キャッチ&リリースは想像できても、タグ&リリースと聞くと???

タグを付けたまま?魚が可哀相じゃない?
標識付けて何か調べている?
具体的にどんな仕組み?
調査員がいる?そもそもどこがやっているの?
知らない方も多いと思います。
 (興味がない方は、このままスルーされてください)

タグ&リリースの目的、仕組み
主催している団体は、日本ゲームフィッシュ協会(通称JGFA)
「いい釣りをいつまでも」をスローガンに釣りに関する様々な活動をしているNPO法人です。
IGFA国際基準に基づいた魚種別、ライン強度(Lb)別の日本記録、世界記録(IGFA日本窓口)の認定機関でもあります。
タグ&リリースは釣魚保全の活動の一つ。
魚のサイズに合わせて何種類かの標識(タグ)があります。
mu2sbs95ewgedtkst7na_480_480-6c30fd4b.jpg
5kg以下の小型魚用(スパゲッティタグという種類)

この小さな1本ずつに、タグ番号とJGFA事務局の電話番号が印字されています。
捕獲時にその電話番号に電話することで再捕獲データが記録されます。具体的に言うと、再捕獲された場所、日時、魚種、何cmの体長かを確認し、そのデータがJGFA事務局で保存されます。
同じタグ番号の最初に放流したデータと比較することで、経過日数、場所の移動や体の成長がわかります。
日本のタグ&リリース件数の中では、スズキのリリース件数が群を抜いて多く、過去2019年までに全国で12万尾以上が放流されています。

同じ魚が長い期間で数回捕獲されたり、同じ日に数回捕獲されたデータもあります。
この再捕獲データが蓄積されればされるほど、魚種ごとの生息域や分布、移動性(定着性)や移動距離、成長度合いなどがわかってくるという仕組みです。
また再捕獲データは、水産試験場や研究機関へもデータ提供され、水産資源の増殖事業、放流事業等の活動にも役に立っているそうです。
もし、タグ付きの魚を釣った方は、是非電話をかけていただけたらと思います。
連絡いただいた方には、後で事務局から記念品も贈られますし。

ちなみに自分が放流した1000本のうち、これまで再捕獲の連絡を受けたのは4回だけ。
全国のデータ、特に大型河川で捕獲されたシーバスは、自分がリリースした魚を自分自身が再捕する例が意外とあるのですが、私は未だに一度もありません。これから?かな。
その4回の再捕獲のうち、同じ場所での捕獲は1つだけ。
他3つは船橋沖の指し網、川崎の扇島、海ホタル近辺の沖のシーバース廻りの3ヵ所。
興味深い点が、そのうちの2つ、船橋沖と海ホタル辺りの報告は漁師さんがJGFAに報告してくれたもの。
なぜ漁師さんがそんなマメなことを??
と思うかもしれませんが、漁師さんたちは魚がいなくなると死活問題ですよね。
事務局の方のお話しですが、漁師さんや漁協の方は、いかに魚を捕り過ぎず増やしていけるかと真剣で、魚の環境問題や水産庁の調査や研究などビックリするほど協力的だそうです。
今でこそ、こんなウンチク紹介ができるようになりましたが(笑)

タグ&リリースを始めたきっかけ
最初に始めた2003年当時は、そんな建設的な活動に共感したなんて良心は全くなく、きっかけは単純でした。
 
ソルトルアーの世界にどんどんハマり、次の釣りに活かすため、きちんとデータを残そうと自分自身の釣行データを2001年から細かく記録するようになりました。
潮は上げか下げか、天気は晴れと雨どっちがいいのか?風は南、北、向きや強弱は関係あるか?水温の変化は影響あるのか?などなど。
記録することで、釣れた時の共通点や何らかのパターンや時間帯、決まった条件が発見できるのでは?と思い、始めたわけですが…
結果は、20年経った今でもハッキリ言えることは何もないんですけどね。(苦笑)
話しを戻します。
記録し始めて200本超えた頃でしょうか、数本だけ釣った日はいいのですが、数多く釣れた日だと、短い時合いを逃すまいと釣ることについ夢中になり、終わってから数をきちんとカウントできない(アバウトになる)ことに気付きました。
魚を全部持ち帰るわけではないので、大きな誤差はないにしても、後から記憶を辿ろうとしても、実際の数や型も+α?
自分でもハッキリ覚えていないから、「うん、たしかそれくらいは釣れたよな。」ありがちな話しです。
仲間からも、本当にそんなに釣れたの?尾ひれはひれ付いてない?みたいな。
そこで思いついたのがJGFAのタグ&リリース。
タグを付ければ、番号とサイズを本部にしっかり報告するから、数もサイズも正確な記録が残せる。加えてスズキの環境保全にも協力できると思ったから。
事実、これまできちんと20年間記録が残せているのも、タグ&リリースのおかげだと思っています。
年取って、さらに記憶力ほとんどゼロですし…(笑)
 
まとめ
長々とウンチクたれましたが…
皆さんにもタグ&リリースやってほしい!という気持ちは全くありませんが、良い点もあるよ。という意味でご紹介させていただきました。
勝手にまとめると、趣味の域はとうに越えていて、生活の一部、オーバーに言うと、自分の生き甲斐、財産?とまで感じている近郊で出来るお気軽湾奥のソルトルアー。
釣り人のマナーも問われる時代になってきましたが、こんなに楽しい釣りをこれからも続けられるためには、まずは魚を絶やさないことですよね。
「いい釣りをいつまでも。」
JGFAの活動方針とまさに同じなんですよね。
以上、JGFAの宣伝でした(笑)

​​​​​​​ここまで読んでいただきありがとうございました。
次の区切り1500、2000本目指して、これからも頑張りまっす!

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