ラインをPE0.8に巻き替える

そしてリーダーを組む

ロッドはティップが柔らかめを選択

小さい魚に照準を合わせた訳ではない

あくまでも照準は繊細なバイトが予想される

ランカーに対応する為

今日は何となくいいサイズが出そうな予感がする

前回までのプラクティスから推測すると

そろそろ先発のランカーが入って来ているはず

ただ周年のパターンからいうとまだはしり

極端に数は少ないはず

河川の状況と言えば雨が降って笹濁り

だが水温は3日前からいうと-2℃の9.5℃

まぁこの時期に9℃台なら個人的には許容範囲

一つ気になるのは風

予報では西の爆風になる予報だが

到着時点の0:30では南寄りの風

いつ変わるかわからないがあまり時間が無さそう

ポイントの目星はついているが

タイミングを合わせる為あえてそのポイントは外し

やや上流側から攻めてみる

先ずは自分の中のど定番

ima molmo80から撃っていくが音沙汰なし

徐々にレンジを下げたり

カラーローテーションを繰り返していくが

・・・・・

時折トンッとバイトがあるがあえてアワセない

場が荒れるということもあるが

たぶんウグイだから(笑)

やはり上流側はこの潮のタイミングだと出しにくい

という事でやはりここは本命ポイントへ

やはりこちらの方が総合的にみていい感じ

先程まで上流側をやって感じたのは

水温低下で魚の活性とレンジが下がっている事

それと水量が増え水色が濁っている為小さいルアーや

波動の小さいルアーだと発見されにくい感じという事

ここはルアーセレクトの悩み所

渋い状況下ではアプローチにも細心の気を使う

そこで悩みに悩んでセレクトしたのが

Hound 125F Fang コットンキャンディー

GlideではなくFangにしたのは

掛ける事だけ考えればGlideなのだが

活性が下がって沈んでいるであろうレンジへ

届ける事を優先してFangを選択

ややアップに撃ち込んでルアーの存在に気付かせる為と

所定のレンジに入れる為強めにリトリーブ

そして所定のレンジまで入れたら

今度はデッドスローで送り込んでいく

ルアーの存在に気付かせた後追わせるイメージでなく

あくまでも優しく鼻先に届けるようなイメージ

クロス方向にルアーが入りラインスラッグを取り

やや下流側にルアーが入り始めた瞬間

モゾッ

とゴミ？に引っ掛かったような感触

の後にまた直ぐ

モゾッ！？

低活性時特有のバイト

目一杯アワセをブチ込む

Houndの牙が獲物を捕らえた

至福のとき

その感触を味わう間もなく

猛烈にドラグを鳴らしながら走る魚

コンディションの悪いアフターなら90オーバー

コンディションのいいアフターなら70オーバー

さぁどちらだ？

しかしまぁどちらでもいいのだが

なかなか寄らない魚

ヘッドシェイクをするのでコイではなさそう(笑)

二本目の魚の為に可能な限り暴れさせないように優しく

かつ魚が走る方にロッドを倒し誘導しつつ

魚との差を詰めプレッシャーを与え続ける

すると5mくらい沖のブレイク上に

銀色の魚体が浮き上がる

どうやら80以下のセイゴクラスではなさそう(笑)








ようやく足元に横たわった魚体は

産卵の疲れは微塵も感じさせないランカー

やはり居た！

読み通りに出せた魚はえもいわれぬ嬉しさがある

場所を休める意味で撮影をしたりしていると

懸念していた西の風が吹き始める

取り敢えずシーバスをストリンガーに繋ぎ

二本目を捕りに急ぐ

だがキャストを始める頃には爆風になり始める

先程と同じコースを流しているつもりだが

そこはもう感覚

Fangがグッと流れを掴んだ瞬間

モゾッとバイトがあり重みが乗るのを確認して

アワセを入れるが爆風と風波が邪魔をして

アワセのタイミングがかなり遅れた

これも最初からドラグをけたたましく鳴らし走るが

一瞬でフックオフとなってしまった

そしてそれを見計らったように暴風となり

この日は終了となってしまった

風さえ無ければというところだが

二本目が捕れなかったのは少々悔やまれる

さぁ開幕となるのか？

2012

80 　4
70 　10
60 　6
50 　2
40　 4