いやはやお久し振りです。

どれくらいログ書いてないのか？それすら分からないくらい一月、二月は仕事が激務で、ようやく落ち着いたかと思いきや、三月も仕事は勿論、学校関係の役員会やらなんやらとこれまた激務と来たもんで・・・

とはいえ、暇を見付けて？作って？は30分～2、3時間釣りには出掛けてます。

もっぱらその殆どの時間を釣りというより、テストに費やしていています。

そのルアーというのはSCARECROWの130なんですが、SではなくF！

そうフローティングのF！

既存のラインナップとして、75、100、130とある訳ですがそのすべてがS、シンキングの設定となっています。

流れがそこそこ効くような時にはシンキングでもいいんですが、流れが緩いポイントや、スローに誘いたいような時にはシンキングでは少々レンジやスピードが合わせにくいと感じる事が多かった訳です。

そこでフローティングとなった訳ですが、このジョイントのフローティングってのが非常にバランスが難しい・・・

とにかくウェイトバランスが難しい。

ジョイントの利点というか優位性は何か？と考えた時に、自分が思うのはやはりそのナチュラルなアクション、一般的なルアーが 出すロールやウォブリングといったモノとは一線を画すベイトライクなS字アクションにあるかと。

飛距離を優先させるとアクションが死に、アクションを優先させると飛距離が死に、淡水に特化させると海水が死にetc・・・



そんな中で、フィンを削ったり鉛を切った貼ったをしていると、おっ！！ってアクションが幾つか出てくる訳です。

で、ファーストプロトを元に開発さんに頑張ってバランスを再現してもらったセカンドプロトがこれ。



type-R

type-D

30g

type-RのRはリトリーブのRって事なんですが、早めの流れやリトリーブ主体で食わせたい時に使うコンセプトで、S字のピッチというか振り幅が小さく、早めのアクションでも破綻し難いウェイト設定。

そしてtype-DのDはドリフトのDで、止水に近い状況や、その名の通りドリフトに特化したウェイト設定。

30gは名称は入れてないんですが、ゆったりとしたピッチのS字アクションで、左右に頭を振る際の、次のアクションに移行する時に微妙にヒラをうつ様なウェイト設定。

と、どれもこれも捨てがたく、真価を計るべくこれ等を携えて実釣テストに出掛けて来ました。

この日は流れも緩く、波も無くテストにはうってつけの状況で、スケクロサイズのベイトがワラワラ♪

最初から試したい所ではありますが、とりあえず他のルアーやパターンを試してみる。

先ずはHound 125F Glideで巻きの釣りから始めてみるもののバイト無し。

そして今度は巻きではなく、Hound 125F Glideを一旦潜らせてから、流れに任せドリフトさせる。

するとブレイクを抜ける辺りで、ズズッという感触。

すかさずアワセを入れると、けたたましいドラグ音にヘッドシェイク♪

どうやって捕ろうかな？ブログなんて書こうかな？なんて邪な考えをしてると、次のヘッドシェイクでノーなテンション(・┰・)

いけませんね（爆）

ただ、このやり取りで分かったのは、巻くと口を使わない。

要するに流さないと口を使わないという事！

って事はまさにフローティングのテストにうってつけな状況。

そこで、流れの強さなどを考慮してtype-Dを選択。

先程のブレイク上でターンするように、アップから流していき、ここかな？って位置でラインをピンっと張る。

するとろそろターンしきるかなっ？って位置でズズッ♪



ベリーのフックをしっかり咥えたナイスコンディションのランカー登場♪♪



滑り出しから好調なフローティングモデルではありますが、まだまだ気になる点もチラホラ。

なので発売されるか？どうか？は未定でございます！

m(__)m