バイオマスターC3000Sをハイギア化して是非を検証してみた

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※あくまでも個人的主観に基ずいて述べています※ 
 
 
先日、小野浩志氏のログ 
http://www.fimosw.com/u/xanavi/VnLtduRyZRRkUY?c=9 
 
にて「ハイギア不要」を主張したのですが… 
 
『試さず喰わず嫌い的に否定するのは如何な物か?』 
 
・・・と云う訳で 
コンプレックスのギアを入手して08バイオマスターC3000Sをハイギア化し、昨夜試し撃ちを行ってみました。 
 
結果から云うと 
『僅かなスピードUPと引き替えに、巻き重りから来る使用感の劣化』 
…と云うのが結論で、帰宅後ノーマル状態に戻してしまいました。 
 
※何故こんなに重いのか※ 
 
ピニオンギアhttp://t.pic.to/15kbci 
左コンプレックス5枚歯・右バイオマスター6枚歯 
 
マスターギアhttp://u.pic.to/15k9sz 
左コンプレックス30枚歯・右バイオマスター30枚歯 
 
今回交換したマスターとピニオン。 
その他にウォームシャフトとそのギアも交換していますが、コレはストローク速度の同調のためでギア比には関わっていません。 
 
まず、ギアの効率から言うと…ピニオン軸に対して歯の角度が平行なほど効率は良くなります。 
ただしマスターギア軸と交差する配置のためと、有効当たり面積を確保するため…どうしても角度が必要になります。 
 
この角度がピニオン軸に対して垂直になる程、ハンドルからのパワーは「回転」より「摺り合わせ」に喰われていきます。 
そこで写真を見ていただくと解ると思いますが、バイオマスターよりコンプレックスのピニオンの方が“軸に対して垂直”になっています。 
 
それが5倍速と6倍速のギア比以上に巻き重りを助長しているように感じました。 
 
着水後のスラッグを取るため、「ブンッ」とハンドルを回しても…取りきる前に回転が止まってしまい、追い巻きするといつの間にか巻き過ぎてしまう・・・ 
 
う~ん… 
 
私はリールを組む際に、ギア鳴りが嫌いなので柔らかいシリコングリスをギアに塗るのですが… 
もう一度オイルだけで組んでみたw 

ブンッと回してハンドル7回転∴ローター42回転。 
同じオイルで組んでみたノーマル状態がブンッと回してハンドル9回転∴ローター45回転。 
 
(*´艸`)プッ…これが真実か?

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