LSJ

ゴールデンウィークに合わせて福岡から同級生が帰ってくるというので

中学校の同級生3人で沖磯釣行を計画


0時前に出発し出船の5時に合わせて

海の様子を見ながらがらすさみに向かう

yzh2gj8muef3png6cmm8_920_518-44d0b999.jpg

サクッと1kg

もう帰っても大丈夫。笑


4時ごろ渡船屋に着き出発の準備

5時に出船し3人で広い地磯にあげてもらう

あとで聞くと沖の小さな磯のほうが活性が高かったようだ


とりあえず朝イチは青物狙い

普段ショアジギなんてやらないので

この日のためにソルパラの962LSJを購入

もちろん帰省中の妻には秘密で

リールはさっきまでエギングで使っていた10セルテート2506H

メインラインもそのまま8本編みPE0.8号にブラックストリームの5号

パワー不足以上に資金不足なので仕方がない



まずは目の前の潮目をメタルジグで探る


そして10投ほどで飽きる




磯を歩いて周り

少しのサラシを見つけてヒラスズキを狙ってみる

タックルはそのままソルパラ962LSJにセルテート2506H


TDソルトペンシル

ショアラインシャイナー

普段投げない磯の波のなかでのアクションを楽しむ

しかしサラシもスリットも少ないのですぐに飽きる



なによりもロッドに対してリールが軽すぎるのでキャストやリトリーブがつらい

ブラディア2506も持ってきているし

そのほうが重いからバランスは合うかなとも思ったが

ハイギアを優先してブラディアはエギングロッドにセットすることにした



そして結局エギングに落ち着き

夢の3kgを思い描いてディープにエギを撃ち込む


さすがにすさみの地磯

黒潮が走っていて潮止まりでもエギが右から左にかっ飛んでいく

水深は目の前で10mぐらい

1シャクリする頃には20mぐらい流されていて

普通の3.5号では潮上からラインフリーで落とさないとボトムまでフォールできない

ボトムをとるころには目の前まで流れてきているから相当に難しい

いろいろと工夫していると同行者のロッドが曲がる

ラインを出さずに一気にごり巻きでハマチの50up

ポッパーにヒットしたようだ

自分がネットを出して取り込む

この時青物は二人以上で行かないと厳しいなと感じた


あがったハマチを見せられ

すぐにジギングに変更

釣り人って単純だな


しかし全然あたらない

話に聞いていたほどナブラもおきない

今日は厳しいのかな


だんだんと風もおさまり水面は穏やか

同行者もフローティングベストを枕にして磯で仮眠をとりはじめる




波気がないからペンシルはどうか



直感的に閃くものがあって

唯一持っていたトップウォーター

TDソルトペンシルでドッグウォーク



なんか違うなと思い

ロッドを使って5cmほどダイビングさせながらストップ&ゴー



これやな。このアクションや。



すると目の前10mほどのところで水面から魚が飛び出す



きたっ!!



と思わず叫ぶが

その瞬間ロッドの先が地球を向いている

魚がすごい勢いで真下に突っ込んでいく


すぐにわかった

こいつはヒラマサだ


さっき釣ったキロアップのアオリイカは

ノードラグのごり巻きで仕留めたのに

今度はラインがどんどん出ていく

当たり前だ

10セルテート2506Hのドラグパワーは3kgしかない



しかし幸運なことに

乗っていた磯はごりごりではなく

水中も見た感じ絶壁の丸みを帯びた磯で

注意すればブレイクの心配はないように感じていた


心配なのはルアーが2本太フックのドラドペンシルではなく

3本細フックのソルトペンシルだったことと

メインラインがPE0.8だったことだ


フックを折られたりメインラインを引きちぎられたりすることは避けようと

1.5mとってあったリーダー5号を信じ

勇気を出してドラグをフルロックせず

少し緩めてファイトする決断をした


ヒットしてドラグを緩めるまで3秒ぐらいだったと思う


きたっ!!の叫び声とドラグの音を聞いて

仮眠していた同行者が何事かと起きてきた



きたー!これヒラマサやん!!と叫ぶ


全く同じリアクションだ。笑




魚は右や左に走ったりせず

とにかく下に潜ろうとした



テレビでしか見たことがないシチュエーション

釣りロマンを求めて高橋さんが磯で大物をかけたような


とにかくバットエンドを腹で支えて

ドラグが止まった瞬間に巻いては走らせての繰り返し


数分経ったところで魚が腹を見せて足元をゆらーっと泳ぐ

真っ白な体にハッキリと黄色いライン

メジロかヒラマサは確定だ



水面に浮かせてもまた潜ろうとする


50upのハマチが小さく見えるサイズだ


70cmはある


記念撮影と魚拓の話をする余裕もあった

しかしネットになかなか入ってくれない


魚が浮いてからは磯際のフジツボが危険だ

尻尾からは入るがすぐに飛び出してしまう


仕方なく強引に頭を浮かせて手前を向かせる



頭を振って抵抗する



その瞬間ルアーとの結束部からラインがブレイクした


少し浮かせた分重さが加わったのだろう


TDペンシルを口許にぶら下げたまま足元を泳いでいく



ごめんよ。



ラインを巻き取るとブレイクしたわけではないとわかった

xdb8z3dwxx3s9xndtsy4_920_518-6c94628f.jpg


55lbのスナップが開いていた


スナップか...


ばらした後も手が震えていた

紀ノ川でドラグが止まらないランカーシーバスをばらしたときよりも震えていた


その後は何事もなく

釣果は深夜のアオリイカだけであった


沖磯では結果ボウズだったが夢は見せてもらった



帰りにマックスで

ソルトペンシル

ドラドペンシルヒラマサチューン

ドラドポッパー

溶接リングにスプリットリングを購入した


次に行くのはいつになるかもわからないのに




Android携帯からの投稿

コメントを見る

Daisukeさんのあわせて読みたい関連釣りログ