21LABRAX93MLインプレ

  • ジャンル:釣り具インプレ
一昨年10月に購入して以降、メインのシーバスロッドとして使ってきた21LABRAX。

ぶっちゃけ、『悪くない(てか細かい部分気にしない人には良い)』

とりあえずヨイショするところから列挙していくと、


感度が普通に良い
 とはいえ、モアザンエキスパートほどの感度はない(まあ、値段違うからネ)。
 セブンセンスTR mid-waterほどの感度もない(まあ、値段違以下略)。
 けれども、スピードハウンド93MLLより感度はあった(でもこのロッド古(殴)。付け加えるなら、LATEOの93MLよりも感度はあった。

注)『感度』というのは相対的なものです。このインプレを見て、LABRAX買って「感度ねえじゃん!この筆者嘘つきやがって~!」となっても責任は負いかねます。てかこのロッドで感度が無いっていうならもっと高級なロッド買いなさい。情報(感度)にはお金が必要なのだ。

ガイドがやや大きめ
 ガイドが大きいとリーダーをティップに入れてキャストがやりやすくなる。私の行くエリアは後ろに壁や木など障害物がある場所が多いのでこれはかなりのメリットである。

やや雑なキャストでも問題なし
 
私は基本的にスリークォーターでキャストするのだが、他の同価格帯のロッドだとテイクバックの際にルアーを一瞬「止める」操作をしてからキャストに入らなければならない。しかし、このロッドはその操作をある程度雑にできる。

注)雑って言ってもある程度までしか許容しないから。鵜呑みにしてキャストするとコントロール狂いまっせ。

まあ、AGSそのものについては特に語ることはない。というか、語る必要がない。

さて、悪いところの列挙だ!(むしろこっちをメインに書きたかった)

ガイドリングがダメ

 多くのシーバスマンがメインラインとして使用しているであろうXBRAID UPGRADEシリーズ。コレ、ダイワのCリングと相性が悪い。トルザイトやSiCと比べて明らかにコーティング剥げが早い。おそらく他のコーティングpeも同じだろうと考えられる。(なんなら全部Nリングで良かった…)

スレッドの巻きが甘い
 使い始めてから半年くらいで、ガイドに載ってるエポキシに浮きが見られた。その時は原因は不明だったが、ヤマガブランクスのロッドを使ってから原因が分かった。スレッドの巻きが甘いのだ。ヤマガのロッドはどれもガイドフットががっちり固定されている(ステンレス、チタン関係なく)。比べると一目瞭然で、どのロッドで比べてもダイワの方がぐらつく傾向が見られた(とはいえ、実用上の強度は確保されていると見てよさそうだが)。スレッドの巻きの甘さが原因で出来たエポキシの隙間に水や塩分が侵入しないといいのだが。

微妙にガイドが一直線に付いていない
 これも使い込んでから気が付いたことなのだが、直射日光下で組んでみると、ロッドを合わせた時微妙に左にガイドが向いているのに気が付いた。特にキャストやリトリーブ、ファイトに影響はなかったので、ナイトでは気づかなかった。個人的には希望本体価格で五万弱するロッドにこれはないだろ~と思うのだが。

これ以外にも少々文句はあるのだが、それは完全に好みのエリアの話となるので割愛。

明確な問題箇所がガイド関係なので、チタントルザイトのガイド乗っけて自分でラッピングすれば良くなるような気もするが。

良いとこ、悪いとこを全て鑑みたうえで点数つけるなら、
68/100かな。
全体的には良い。でも細部が気に入らない(私には)。
だから、『悪くない』。

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