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▼ ティップが折れたロッドをソリッドティップ化で蘇らせてみよう!
はい、こんにちはー
今回のお題、皆さん、折ってしまったロッドはどうしてますか?
例えば、ティップを折ってしまった時なら、短くなった分、詰めて使う事もできるけど、バランスが変わってしまう、そうなると出番はだんだんと減り、結局、最後は使わなくなったりする。。。
え?バットからへし折った?!
お強いのねw
さて、そんなアクシデントも修理が出来るならそれに越した事はない。
しかし、カタログ落ちしているモデルの場合はメーカー修理は可能なのだろうか?
いや、いや、さすににこのロッドは無理だろうw

グランビューX 862LFS
発売した当時から今だに現役。
のはずだった。
はずだったとは?
一年ほど前に、ポッキリと逝ってしまった。
かれこれ20年近く使って来たロッドは捨てるに捨てられず、そのまま部屋の片隅で埃を被り続けていたのだ。
どうしたものだろうと、修復について色々調べるとソリッドティップを継ぐ方法を知った。
インターネットで修復作業動画を閲覧しまくっていたら、作業の脳内イメージが固まって来たのでここはひとつ!
まぁ、ダメ元で修理してみっか~
という事で、今回のお題。

ん~、オリジナリティあふれるグリップのたたづまい。。。
ステキ。
コストダウン、部品共用化、そんな言葉はコイツには当てはまらない!
バットの飾り巻きは好みが別れるところだけど、手の込んだ仕事は、今はあまり見受けなくなりましたな~

釣り人にとって、いつ見ても、何度見ても、いゃ~なカンジのショット。。。

ありがちな折れ位置なんだけど、この時はキャストしたら無音でポロリ。
ヤエンの様にティップはスルスル海中へ。。。
さて、修復するにしても、ティップを調達しないと始まらない。

今回、調達したソリッドティップはジャストエース製。
長さ、硬さ、いくつかの種類が用意されているのがうれしい。
どれかが対応してくれるはず。
折れたロッドを店舗に持ち込んで、ティップ側の径や、テーパー具合などを吟味。
良さそうなモデルを絞り込む。
今回は店員さんのアドバイスで、一回り長め、硬めのモデルを購入した。
要は、切れば短くなるし、削れば柔らかくもなる。
たしかに、なるほど!
そう、ティップを継ぐ時に一つ、掟があるそうで。
それは、継いだ箇所には必ずガイドをセットすること。
ガイドフッドが補強の役目を担ってくれる。
ということらしい。
ただし、これが難しい。
元のガイド位置で必ず継げるとは限らない。
ティップ側と、元ロッド側、お互いのテーパー、ブランク径に折り合いがつく箇所を探すことが出来ないと成立しない。
今回は運良く、元ロッド側、折れた箇所の手前のガイド位置で継ぐことができた。

青の三角マークがもともとガイドがあった箇所。
ここを切って、ソリッドティップを継ぐ。
その時、トップガイドの間にガイドを二つ設定する。赤の丸マーク部ね。
オリジナルのガイドセットから一つ増やしたのはソリッドティップはチューブラーのそれと比較してよく曲がるので、ラインの角度を細かく設定する必要がある。

肝心の継ぎ方は、元ロッド側の内径に合わせてティップ側を削って差し込める様に加工する。
要は印籠継ぎをするわけだ。

継ぎの部分は微調整を繰り返し、きつくもなく、ゆるくもない状態にする。
なんとか、うまく行きそうなカンジがしてきたぞ。
継ぎ箇所はエポキシ系接着剤でしっかり固定して二、三日放置。すぐに曲げたいところだけど、ここは我慢!
さて、接着剤が硬化したら、曲げて見よう。

んん!
なかなか、いい感じなんじゃなーい!
バキッと継ぎ目から折れるかと心配したが、大丈夫。
意外にも強度はあるらしい。
さぁ、継ぎ作業の次は、いよいよお待ちかねのガイド取り付け作業。

今回は現状復帰ということで、Yガイドをチョイス。キャスト時のライン抵抗が少なく、かつ堅牢な作りが気に入っているんだけど、既に廃盤なのが残念。
。。
ストックから良さげな番手を仮付けして様子をみることに。

マスキングテープでガイドを仮止めして、何度もロッドを曲げならガイド位置を調整する。
それぞれのガイドを通るライン角度がなるべく均一になる様に、ガイド位置を微調整する。
オリジナルから、ガイドを一つ増やしてみたら丁度良さそうなので、この仕様で仕上げてみることにする。
今回のソリッドティップ化で、先っちょフワフワ、根本はギンギンの竿になりそうだ。
ティップが極端に柔らいアクションになり、食い込み調子に様変わりなのだか、実際は使って見ないとわからない。
完成が楽しみになってきた。
お次は、ガイドをスレッドを用いて固定する作業。
ここは、鬼門だなw
なぜかって?
細か過ぎて見えないのよ、ほんと。。。。

ガイドスレッドはこの二色を購入。
グレーで巻いて、メタリックレッドをアクセント巻きしてみようかと。
見えないとか、ほざいていながらこのごに及んで欲を出すのかか!!

ここは継いだ箇所で、その上に補強としてガイドをセットしている。
右側の光っている方がソリッドティップ側。
参考動画を見よう見まねのスレッド巻き作業で、仕上がりはイマイチだが、、、
まぁ、これで行ってみようw

ティップは径が合うガイドを持ち合わせていなかったので新調した。
ここも同じ様にメタリックレッドのアクセントを。
合計四ヶ所のスレッド巻きだったのだか、細かすぎて見えない。。。
もう、勘だけの作業w
ROUGANにはキツイっす!
さてさて、次は最後の作業、エポキシコート。

ルアーコート用に自作したグルグル台にセットして、作業に取り掛かる。

ぐるぐるぐる〜っとロッドを回しながらエポキシを塗布して行く。
、、、以下省略で、コート完了www

さあ、エポキシコートは無事にできたけど、強度はどうなんだろうか?

やや多目の盛り付けになってしまったようだ。。。。
なにせ、初めてなので程度が分からず。
うむ、ひとまず完成~!

軽く曲げた感じでは問題はなさそうだが、不安は残る。バランスや使用感よりも、とにかく強度が気がかり。。。
こればかりは現場で試すしかないな。
さぁ、待ちに待った実釣だぜ〜
グランビューXよ、カムバッ〜ク!

いきなりマックスウェト近くの20グラムをフルキャストしてみた。
予想通り、ティップは負け気味であるw
次は、ルアーにアクションを付ける場合。
たとえばチョンチョンとトゥイッチしてみると、チューブラーティップの様な反発力はなく、何の抵抗もなくスッとティップが曲がる。
(所謂、食い込みの良さと云われているのはこれのこと)
なので、ベリー部の反発を上手く使って操作する感じ。
例えるなら、カワハギ竿やテンヤ竿のような操作感、これはこれで面白い。
次は底を引きずって、感度を確認してみよう。
案の定、感度は落ちているw
反発力がないティップは、石に引っかかった時も魚が咥えているかの様な食い込む感触。
引っかかる度に、ポヨンポヨンとティップが戻るw
実際に魚を掛けた時はどんな感触なのか楽しみであるが、、、
こればかりはいつになるか分からない。。。
さて、ポヨンポヨンの食い込みアクションで甦ったこのロッド、どこまで使えるか気長に試して行こうと思う。
オリジナルのロッドアクションではなくなったけど、こうして蘇るのはとても嬉しい。さらにすこし性格(アクション)が変わって蘇ったわけで、これはこれでフレッシュな気分で付き合っていけそうだ。
こういう道具との対話は楽しみ、醍醐味であり、釣りはやめられない。
ふぅ、、、
早く魚と対話したいっw
今回のお題、皆さん、折ってしまったロッドはどうしてますか?
例えば、ティップを折ってしまった時なら、短くなった分、詰めて使う事もできるけど、バランスが変わってしまう、そうなると出番はだんだんと減り、結局、最後は使わなくなったりする。。。
え?バットからへし折った?!
お強いのねw
さて、そんなアクシデントも修理が出来るならそれに越した事はない。
しかし、カタログ落ちしているモデルの場合はメーカー修理は可能なのだろうか?
いや、いや、さすににこのロッドは無理だろうw

グランビューX 862LFS
発売した当時から今だに現役。
のはずだった。
はずだったとは?
一年ほど前に、ポッキリと逝ってしまった。
かれこれ20年近く使って来たロッドは捨てるに捨てられず、そのまま部屋の片隅で埃を被り続けていたのだ。
どうしたものだろうと、修復について色々調べるとソリッドティップを継ぐ方法を知った。
インターネットで修復作業動画を閲覧しまくっていたら、作業の脳内イメージが固まって来たのでここはひとつ!
まぁ、ダメ元で修理してみっか~
という事で、今回のお題。

ん~、オリジナリティあふれるグリップのたたづまい。。。
ステキ。
コストダウン、部品共用化、そんな言葉はコイツには当てはまらない!
バットの飾り巻きは好みが別れるところだけど、手の込んだ仕事は、今はあまり見受けなくなりましたな~

釣り人にとって、いつ見ても、何度見ても、いゃ~なカンジのショット。。。

ありがちな折れ位置なんだけど、この時はキャストしたら無音でポロリ。
ヤエンの様にティップはスルスル海中へ。。。
さて、修復するにしても、ティップを調達しないと始まらない。

今回、調達したソリッドティップはジャストエース製。
長さ、硬さ、いくつかの種類が用意されているのがうれしい。
どれかが対応してくれるはず。
折れたロッドを店舗に持ち込んで、ティップ側の径や、テーパー具合などを吟味。
良さそうなモデルを絞り込む。
今回は店員さんのアドバイスで、一回り長め、硬めのモデルを購入した。
要は、切れば短くなるし、削れば柔らかくもなる。
たしかに、なるほど!
そう、ティップを継ぐ時に一つ、掟があるそうで。
それは、継いだ箇所には必ずガイドをセットすること。
ガイドフッドが補強の役目を担ってくれる。
ということらしい。
ただし、これが難しい。
元のガイド位置で必ず継げるとは限らない。
ティップ側と、元ロッド側、お互いのテーパー、ブランク径に折り合いがつく箇所を探すことが出来ないと成立しない。
今回は運良く、元ロッド側、折れた箇所の手前のガイド位置で継ぐことができた。

青の三角マークがもともとガイドがあった箇所。
ここを切って、ソリッドティップを継ぐ。
その時、トップガイドの間にガイドを二つ設定する。赤の丸マーク部ね。
オリジナルのガイドセットから一つ増やしたのはソリッドティップはチューブラーのそれと比較してよく曲がるので、ラインの角度を細かく設定する必要がある。

肝心の継ぎ方は、元ロッド側の内径に合わせてティップ側を削って差し込める様に加工する。
要は印籠継ぎをするわけだ。

継ぎの部分は微調整を繰り返し、きつくもなく、ゆるくもない状態にする。
なんとか、うまく行きそうなカンジがしてきたぞ。
継ぎ箇所はエポキシ系接着剤でしっかり固定して二、三日放置。すぐに曲げたいところだけど、ここは我慢!
さて、接着剤が硬化したら、曲げて見よう。

んん!
なかなか、いい感じなんじゃなーい!
バキッと継ぎ目から折れるかと心配したが、大丈夫。
意外にも強度はあるらしい。
さぁ、継ぎ作業の次は、いよいよお待ちかねのガイド取り付け作業。

今回は現状復帰ということで、Yガイドをチョイス。キャスト時のライン抵抗が少なく、かつ堅牢な作りが気に入っているんだけど、既に廃盤なのが残念。
。。
ストックから良さげな番手を仮付けして様子をみることに。

マスキングテープでガイドを仮止めして、何度もロッドを曲げならガイド位置を調整する。
それぞれのガイドを通るライン角度がなるべく均一になる様に、ガイド位置を微調整する。
オリジナルから、ガイドを一つ増やしてみたら丁度良さそうなので、この仕様で仕上げてみることにする。
今回のソリッドティップ化で、先っちょフワフワ、根本はギンギンの竿になりそうだ。
ティップが極端に柔らいアクションになり、食い込み調子に様変わりなのだか、実際は使って見ないとわからない。
完成が楽しみになってきた。
お次は、ガイドをスレッドを用いて固定する作業。
ここは、鬼門だなw
なぜかって?
細か過ぎて見えないのよ、ほんと。。。。

ガイドスレッドはこの二色を購入。
グレーで巻いて、メタリックレッドをアクセント巻きしてみようかと。
見えないとか、ほざいていながらこのごに及んで欲を出すのかか!!

ここは継いだ箇所で、その上に補強としてガイドをセットしている。
右側の光っている方がソリッドティップ側。
参考動画を見よう見まねのスレッド巻き作業で、仕上がりはイマイチだが、、、
まぁ、これで行ってみようw

ティップは径が合うガイドを持ち合わせていなかったので新調した。
ここも同じ様にメタリックレッドのアクセントを。
合計四ヶ所のスレッド巻きだったのだか、細かすぎて見えない。。。
もう、勘だけの作業w
ROUGANにはキツイっす!
さてさて、次は最後の作業、エポキシコート。

ルアーコート用に自作したグルグル台にセットして、作業に取り掛かる。

ぐるぐるぐる〜っとロッドを回しながらエポキシを塗布して行く。
、、、以下省略で、コート完了www

さあ、エポキシコートは無事にできたけど、強度はどうなんだろうか?

やや多目の盛り付けになってしまったようだ。。。。
なにせ、初めてなので程度が分からず。
うむ、ひとまず完成~!

軽く曲げた感じでは問題はなさそうだが、不安は残る。バランスや使用感よりも、とにかく強度が気がかり。。。
こればかりは現場で試すしかないな。
さぁ、待ちに待った実釣だぜ〜
グランビューXよ、カムバッ〜ク!

いきなりマックスウェト近くの20グラムをフルキャストしてみた。
予想通り、ティップは負け気味であるw
次は、ルアーにアクションを付ける場合。
たとえばチョンチョンとトゥイッチしてみると、チューブラーティップの様な反発力はなく、何の抵抗もなくスッとティップが曲がる。
(所謂、食い込みの良さと云われているのはこれのこと)
なので、ベリー部の反発を上手く使って操作する感じ。
例えるなら、カワハギ竿やテンヤ竿のような操作感、これはこれで面白い。
次は底を引きずって、感度を確認してみよう。
案の定、感度は落ちているw
反発力がないティップは、石に引っかかった時も魚が咥えているかの様な食い込む感触。
引っかかる度に、ポヨンポヨンとティップが戻るw
実際に魚を掛けた時はどんな感触なのか楽しみであるが、、、
こればかりはいつになるか分からない。。。
さて、ポヨンポヨンの食い込みアクションで甦ったこのロッド、どこまで使えるか気長に試して行こうと思う。
オリジナルのロッドアクションではなくなったけど、こうして蘇るのはとても嬉しい。さらにすこし性格(アクション)が変わって蘇ったわけで、これはこれでフレッシュな気分で付き合っていけそうだ。
こういう道具との対話は楽しみ、醍醐味であり、釣りはやめられない。
ふぅ、、、
早く魚と対話したいっw
- 2018年7月28日
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